ドイツ旅行で絶対行くべき超おすすめ観光地11選

もしあなたがドイツへ旅行するのなら、どの町へ行きたいですか?北の北海から南のアルプスまで広がるドイツ。州は16存在し、地域によって異なる側面があります。そこで今回は、超おすすめとも言えるドイツの魅力的な観光地をご紹介します。

 

ドイツ旅行で絶対行くべき超おすすめ観光地11選

 

1. ミュンヘン

あなたがもしドイツに初めて来るのであれば、ミュンヘンがおすすめです。ミュンヘンはバイエルン王国の古都で、今でも文化の首都と呼ばれています。ミュンヘンでは玉ねぎ型の柱が2本並んだフラウエン教会、市庁舎の仕掛け時計が有名です。

また日本でも有名なビールの祭典、オクトーバーフェスト発祥の地でもあります。オクトーバーフェストの開催日は年によって変わりますが、おおよそ9月下旬から10月の初めまで開かれています。もしオクトーバーフェストに参加したいのであれば、開催日程を必ず確認しましょう。

 

2. フュッセン

ミュンヘンから電車で2時間ほど南に移動した所にある小さな町、それがフュッセンです。町の名前はそれほど有名ではありませんが、ディズニーのシンデレラ城の元となったと言われるかの有名なノイシュバンシュタイン城がここにあります。この城を一目見ようと、この町へ足を運ぶ観光客が後を絶ちません。

フュッセンの駅から城が建つ山の麓までは、定期的にバスが出ています。まずは麓にあるチケットセンターでチケットを購入しましょう。そこからは歩いて山を登るか、バスもしくは馬車に乗り城の近くまで行くことが可能です。

 

3. ベルリン

ドイツの首都ベルリン。人口は340万人ほどで、ドイツ人だけでなく多くの外国人が住んでいる都市です。20世紀初頭には文学・演劇の町として花開き、第二次大戦では最後の地上戦が繰り広げられ、戦後は戦勝国に分割されるという、非常に特別な歴史を持つ町でもあります。

様々な歴史を経験したベルリンには様々な観光スポットがありますが、絶対に足を運んでほしいのが「イーストサイド・ギャラリー」です。ここでは1961年から1989年までの28年間ベルリンを2つに分けていた壁を、あなたの目で見て感じることができます。

 

4. ドレスデン

「エルベのフィレンツェ」とも呼ばれるほど美しい街並みを持つドレスデン。空襲に見舞われた街ですが、現在は美術館アルテマイスターを備えたツヴィンガー宮殿、フラウエン教会などが復元され旧市街に軒を連ねています。

旧市街の中でも必見なのが「歴史的緑の円天井」と「君主の行進」。「歴史的緑の円天井」はドレスデン城にあるザクセンの宝物庫で、象牙や珍しい宝石などの素晴らしい作品が並べられています。

「君主の行進」は、歴代のザクセン王が描かれたタイルを張り合わせた壁です。このタイルはドレスデン近郊マイセンの磁器工房で作られたもので、このマイセン磁器は日本でも大変人気があります。この壁は旧市街の中で唯一空襲の被害に遭わず、昔のままの姿を保っている貴重な芸術品です。そのタイルが生まれたマイセンへは、ドレスデンから電車に乗り30分ほどで行くことも可能です。

 

5. ケルン

ケルンと言えば世界遺産のケルン大聖堂がある街です。ケルン中央駅を出るとすぐ目の前にケルン大聖堂がそびえたち、毎日観光客を驚かせています。ケルンはコロン(香水)の語源になった街で、ナポレオンも妻に贈ったと言われる「4711」という名の香水が売られています。

またフランクフルトからケルンまで電車だとライン川沿いを走るので、両岸に立ち並ぶ古城を眺めながら旅することができます。ケルンは毎年行われるカーニバルが有名で、その時期に行くと政治風刺を表現したパレードや、お菓子のばらまきを体験することができます。

 

6. ローテンブルク

日本人ツーリストから高い人気を得ているのが、このローテンブルクです。ローテンブルクは中世の街並みが残っている小さなこぢんまりとした町です。1年中クリスマスの物を売っているケーテヴォールファートがあり、店内には季節によって違う飾り付けのクリスマスツリーがあります。その向かいにはテディベアの専門店テディランドなど、心をくすぐるような可愛いお店がたくさんあります。雪玉を意味するシュネーバル(Schneeball)という、丸くて少し堅いお菓子が有名です。

 

7. ハイデルベルク

ハイデルベルクと言えば、有名な古城ハイデルベルクのある街です。山の斜面に建つハイデルベルク城は日本人がイメージするドイツに最も近いのではないでしょうか。またドイツで最も古く今でも最優秀と言われる大学、ハイデルベルク大学があります。この大学にはかつて悪さをした学生が入れられたとされる貴重な学生牢も残っていて、非常に興味深い観光地として有名です。

 

8. シュトゥットゥガルト

スイス・フランス国境からほど近いバーデン=ヴュルテンベルク州の州都、シュトゥットゥガルト。ベンツやポルシェといった自動車会社の本社があり、ドイツ産業の中心地といえます。この町にあるポルシェ博物館、ベンツ博物館は見ものです。国境に近いこのあたりではマオルタッシェやシュペッツレといったドイツの美食を楽しめます。

 

9. ニュルンベルク

ニュルンベルクではドイツ最大と言われるクリスマスマーケットが開かれることで有名です。クリスマスマーケット初日には「クリストキント」役の女の子が天使に扮して現れ、マーケットに来た全員で歌を歌うのが習わしとなっています。他にもこの町にはナチ党大会の建物があり、ナチスの時代から戦後までここで何が行われてきたか、それに対し海外ではどのような反応があったか等の貴重な資料が展示されています。またこの場所でニュルンベルク裁判が行われ、国内国外問わず多くの人がここに来ています。

 

10. ギーンゲン

ギーンゲンは非常に小さな町で知っている人は少ないのですが、実はこの町が世界中で人気のテディベア発祥の地です。またドイツで有名なシュタイフというテディベアブランドが生まれた場所でもあります。博物館までの歩道にクマの足跡が描かれているなど、可愛い物が好きな人にはたまらない町です。ギーンゲンにはシュタイフのテディベア博物館があり、多くの日本人観光客が足を運んでいます。日本では青山や神戸にシュタイフの専門店があり、北海道の新千歳空港にはシュタイフのミュージアムがあるほどこのブランドは人気があります。

 

11. デッサウ

モダン芸術が大好きという方で、ドイツ観光上級者におすすめなのがデッサウ。最近ではジブリの映画「風立ちぬ」にも出てきた町です。かつて近代芸術が花咲いたこのデッサウには、バウハウス博物館があります。このバウハウス建築の影響を強く受けたのが日本の公立学校です。町中に実験住宅などの珍しい建築が立ち並び、訪れる人々は強く新鮮な刺激を受けています。20世紀に最先端を行く建築技術として持て囃されたバウハウス建築に触れてみたいという人におすすめの町です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ドイツには異文化の香り漂う美しい街がたくさんあります。あなたの好みや目的に合わせて行き先を選んでみてくださいね。また、たいていのホテルに歯ブラシやスリッパ等のアメニティはないので、変圧器と一緒に準備して行きましょう。またドイツ料理は量が多く脂っこいので、胃薬などを常備しておくと安心で楽しい旅になるはずです。

 

ドイツ旅行で絶対行くべき超おすすめ観光地11選

1. ミュンヘン
2. フュッセン
3. ベルリン
4. ドレスデン
5. ケルン
6. ローテンブルク
7. ハイデルベルク
8. シュトゥットゥガルト
9. ニュルンベルク
10. ギーンゲン
11. デッサウ


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