ロシア語の超危険なスラングと使い方要注意の単語15選!

ロシア語の超危険なスラングと使い方要注意の単語15選!

ケンカっ早さでは世界一を争うと言われてしまうロシア人。そんな彼らの話す言語、ロシア語にも罵声、暴言、汚いスラングがたくさん存在します。今回は使うと確実に相手を怒らせる超危険な単語から、超危険とまではいかなくても使い方に注意したい単語、また日本語と音が似ているけれどロシア語だと全く別の意味になって誤解を与える単語など、様々な観点からロシア語のNGワードをご紹介します。



 

ロシア語の超危険なスラングと使い方要注意の単語15選!

 

1. хуй(フイ)

元は男性器を指す言葉です。「на хуй(ナ フイ)」で英語でいうFuck youと同じ意味になります。その他「Пошёл на хуй!(パショール ナ フイ!)」、「Иди на хуй!(イヂー ナ フイ!)」なども同様の意味ですので使わないようにしましょう。

 

2. блядь(ブリャーチ)

元は売春婦、自堕落な女の意味ですが、「くそ!」「ビッチ!」などと忌々しい感情を表すのに使われる汚い言葉です。

 

3. пизда(ピズダー)

元は女性器を意味する言葉で、こちらも「くそ!」「畜生!」などという意味で使われる下品な言葉です。

 

4. блин(ブリン)

こちらも「くそ!」「畜生!」という意味で使われる言葉ですが、元はロシアの国民食である薄いパンケーキの名称です。上記の言葉に比べるとマイルドで、「しまった!」「やばい!」「ちょっとぉ!」くらいのニュアンスで男女問わず広く使われています。友達同士の会話で「Блин!(ブリン!)」と言うのは問題ありませんし、「Блин, как красиво!(ブリン、カク クラシーヴァ!=わあ、まじでキレイだ!)」などプラスの意味でも使われます。しかし、「Блин, надоело!(ブリン ナダイェロ!=もううんざりだ!)」などキツイ意味になる場合もありますので使い方に注意しましょう。また、もちろんオフィシャルな言葉ではないので目上の人に使うのはNGです。

 

5. чёрт(チョルト)

悪魔の意味です。「Чёрт возьми!(チョルト ヴァジミー!)」で「くそ!」「畜生!」という意味になり、略して「Чёрт!(チョルト!)」だけでも同様の意味として使われます。悪魔は童話にも出てきますので単語自体は使っても問題ありませんが、上記のような言い方は上品とは言えません。

 

6. голубой(ガルボイ)

水色、空色を意味する言葉ですが、ロシア語ではゲイの男性のことをこう呼びます。ロシアでは同性愛者への理解度が低く、差別の対象となっています。ガルボイの男性を見たら暴力を振るっても良いと思っている人も少なくありません。また多くの男性は自分がゲイだと思われるのを恐れて水色の服を着たり、水色の車に乗ったりすることに抵抗があるようです。相手の男性がストレートでもゲイでも、面と向かって「голубой(ガルボイ)」と言うのは同性愛差別主義者を引き寄せかねないのでやめましょう。

 

7. розовая (ロザヴァヤ)

こちらはバラ色、ピンク色の意味で、レズの女性のことをこう呼びます。ピンク色そのものは多くの女性が好きなので男性の水色ほど神経質になる必要はないと思いますが、女性に向かって「розовая (ロザヴァヤ)」とは言わないようにしましょう。

 

8. собака(サバーカ)

犬という意味の単語です。日本語にも「犬畜生」「犬死に」「◯◯の犬」などの言葉がありますが、ロシア語でも犬という言葉は悪い意味で使われる場合が多いです。「собачий холод(サバーチィ ホーラド=犬の寒さ=ひどい寒さ)」、「как собак нерезаных(カク サバーク ニレーザニフ=未屠殺犬のように=掃いて捨てるほど)」など。「собака!(サバーカ!)と叫ぶと「畜生!」という意味、人に向かって言うと「このろくでなし!」という意味になりますので絶対にやめましょう。

 

9. свинья(スビーニヤ)

豚という意味の単語です。豚も何かと悪い意味の言葉に使われがちな動物ですが、ロシア語も例に漏れずです。「Он подложил мне свинью!(オン パドラジール ムニェ スビーニユ=彼は私に豚を当てがった=あいつは私にひどいことをした!)」「свинский(スヴィンスキー=豚のように不潔な)」など。人に向かって「свинья(スヴィーニヤ)!」と言うと「不潔!」「不作法者!」「卑怯者!」など悪口のオンパレードになります。

 

10. осёл(アショール)

こちらも動物シリーズ。ロバの意味です。多くの国でロバは頭の悪い動物の象徴とされており、頭の悪い人のことをロバ呼ばわりする言語も多いですが、ロシア語も同様です。人に向かって言うと「あほ!」という意味になるのでやめましょう。

 

11. сука(スーカ)

「メス犬」という意味で、悪口の中でも歴史の長い、文学作品にもよく出てくる単語です。日常生活でも男女問わず喧嘩中はこの言葉の応酬がよく見られます。男性に向かって言うと「汚らわしい男!」女性に向かって言うと「ビッチ!」というような意味合いになります。相手を怒らせたくなかったら使ってはいけません。

 

12. кака(カーカ)

「大便」の幼児語で、日本語で言うならは「うんこ」というようなニュアンスです。お手洗いの話をする時は使っても問題ありませんが、注意したいのは日本語で喋る場合。時々プーチン大統領のことを「プーチン閣下」と呼ぶことがありますが、これ、ロシア人には「プーチンうんこ」と言われているように聞こえるんだそうです。ロシア人の前は「閣下」は付けないようにしましょう。反プーチン派の人には喜ばれるかもしれませんが…。

 

13. еби(イェビ)

ебать(イェバーチ)という「性交する」という意味を持つ動詞の命令形で、英語のFuck!と同じニュアンスで使われます。アクセントによっては日本語の「海老」がこの言葉に聞こえる場合もあるようなので注意しましょう。

 

14. любовница(リュボーヴニッツァ)

辞書を引くとこの言葉「1.愛人、2.恋人」と書かれているのですが、日常会話で使われるのは専ら愛人、浮気相手、セフレの意味です。相手が男性の場合はлюбовниц(リュボーヴニッツ)になります。割り切った関係なら良いかもしれませんが、そうではない場合は絶対に使ってはいけません。また恋人を呼ぶ時に使う「любимая(リュビーマヤ/相手が女性の場合)」「любимый(リュビーミィ/相手が男性の場合)」と似ているので混同しないように注意!本命相手に言ったら大変なことになります!

 

15. короче(カローチェ)

最後に、危険な言葉ではないけれども人によっては不快に思う場合もある単語をご紹介します。このкороче(カローチェ)は形容詞короткий(カロートキィ/短い)の比較級で、会話の中では1つのフレーズの前に付けると「つまり」「要するに」という意味になります。特に若者同士の会話ではよく使われる言葉で、最近は家族間でも問題なく使われているようですが、あまりに頻発すると日本語の若者言葉「て言うか」と同じような印象を与え、年配の方にはあまり評判が良くないようです。ベテランのロシア語教師の中にはロシア語を学習する外国人に対して「あの言葉は真似しちゃダメ」と教える方も多いので、正しいロシア語を話したい方は控えた方が良いかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
学校で教わらないスラングは外国人が知っていると一目置かれることもあり、友達同士の会話を盛り上げるのに役立つ場合もあるでしょう。しかし、時と場合を考えて、使ってはいけない単語は知っていても使わないようにする必要があります。特にロシア人は怒らせると恐く暴力沙汰にもなりやすいので、余計なトラブルを避けるためにも危険な単語をしっかり把握しておきましょう。

 

ロシア語の超危険なスラングと使い方要注意の単語15選!

1. хуй(フイ)
2. блядь(ブリャーチ)
3. пизда(ピズダー)
4. блин(ブリン)
5. чёрт(チョルト)
6. голубой(ガルボイ)
7. розовая (ロザヴァヤ)
8. собака(サバーカ)
9. свинья(スビーニヤ)
10. осёл(アショール)
11. сука(スーカ)
12. кака(カーカ)
13. еби(イェビ)
14. любовница(リュボーヴニッツァ)
15. короче(カローチェ)

 


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