ドイツの10月、11月、12月おすすめ人気イベント行事特集!

今回は、ドイツの10月、11月、12月のおすすめイベント行事についてご紹介します。オクトーバーフェストなど有名なものから、あまり知られていない馬のイベント、そしてクリスマスマーケットに関しては、中世の雰囲気が残るおすすめの街「レーゲンスブルク」で開催されるクリスマス市について詳しく解説しています。

ドイツの秋冬に行われるイベント行事を知ることができるで、最後まで是非読んでみてください。

 

ドイツの10月、11月、12月おすすめ人気イベント行事特集!

 

1. ドイツと言えばコレ!ミュンヘン「オクトーバーフェスト」


ドイツの大人気イベントと言えば、ミュンヘンで毎年行われる世界最大級のビール祭り「オクトーバーフェスト(Oktoberfest)」です。オクトーバーフェストは、その名の通り「10月祭」の意味。

もともと、1810年バイエルン王子ルードヴィヒ1世と王女テレーゼの結婚のお祝いとして開催されました。当時の開催日が10月17日だったため、「オクトーバーフェスト」と言われるようになりました。 毎年世界中から多くの観光客が訪れ、賑わいを見せています。

巨大なテントの中では、1リットルほどのビールや巨大なブレッツェル、美味しいソーセージなどをいただくことができるほか、音楽隊が奏でる曲やダンスなども行われ「これぞドイツ!」という雰囲気を存分に楽しむことが出来ます。

また、訪れる人たちは民族衣装であるディアンドルやレーダーホーゼを身にまとい、まるでおとぎの国のようです。会場周辺やミュンヘン中央駅、ミュンヘン市内のお店で、ディアンドルやレーダーホーゼと言った民族衣装を買うことができるので、オクトーバーフェストに行く際はぜひ民族衣装を着て行くとより一層楽しめると思います。

何度行ってもオクトーバーフェストは飽きません。ビール好きな方、ドイツ好きな方におすすめのイベントです。2019年の開催は、9月21日~10月6日となっています。

2. テューリンゲン州最古の祭典「たまねぎ祭り」


テューリンゲン州のワイマールで年に一度行われる「たまねぎ祭り(Weimar Zwiebelmarkt)」は、ワイマールで最大の祭典であり、テューリンゲン州最古の祭りでもあります。

1653年、ワイマールの住民や周辺地域の人々が冬の備えとして、玉ねぎや野菜の買い置きを目的とした集まりが始まりとなっています。祭りのモチーフはたまねぎで、2色の玉ねぎや花を編み込んだ玉ねぎの飾り(Zwiebelrispen)がシンボルです。

また、キッシュのようなたまねぎケーキ(Zwiebelkuchen)無料でいただくことができます。2019年は、10月11日〜13日の開催です。

3. 11月6日 馬がメインの祭典「レオンハルト騎馬行列」


レオンハルトは、キリスト教の聖人の名前です。レオンハルトは、農業に関する動物たち、特に馬の守護聖人として有名で、祭りの開催日である11月6日は「レオンハルトの日」と言われています。

この「レオンハルト騎馬行列(Leonhardifahrr もしくは Leonhardiritt)」は、カトリックの強いバイエルン各地で民族衣装をまとった馬と人の一行が、レオンハルト教会へ参拝するというイベントです。馬も人もバイエルン風の民族衣装を身にまとった姿はとても可愛らしく圧巻です。

特に有名なのが、バード・トルツ(Bad Tölz)のもので、これは無形文化遺産に登録されています。 ドイツ人にとって馬は、昔から寄り添って生きてきたので、とても特別な存在です。その馬をメインにしているイベントがあると言うのも、すごくドイツらしいイベントですよね。

4. 冬の名物イベント「クリスマスマーケット」


11月末からドイツ各地では毎年クリスマスマーケットが開催されます。ほとんどのクリスマスマーケットが11月の第4週から始まり、およそ1ヶ月ほど開催されます。大都市などは1ヶ月ほど毎日クリスマスマーケットが開かれていますが、小さな村や町は1日だけや数日間のみの開催です。そのため、行く際は一度ホームページなどで確認すると良いと思います。

特にドイツ三大クリスマスマーケットと言われる、ドレスデン(世界最古)、シュトゥットガルト(世界最大)、ニュルンベルク(世界一有名)はとても有名で、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。

クリスマスマーケットについては、以下について詳しく特集していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。

ドイツのクリスマスマーケットを満喫する7つのコツとは?
ドイツの冬といえばクリスマスマーケットです。ドイツ語でWeihnachtsmarktと呼ばれ、ほぼ全ての都市の広場等で開催されます。今回は、クリスマスマーケットを存分に楽しむ為のコツや注意点についてドイツ在住の筆者が詳しくご紹介します

5. 発祥の地ドレスデンで行われる「シュトレン祭り」

ドイツ三大クリスマスマーケットの1つであるドレスデンでは、クリスマス市の期間中に「シュトレン祭り」があります。

諸説ありますが、ドレスデンはドイツ伝統のクリスマス菓子シュトレン(Stollen)発祥の地と言われています。巨大なシュトレンが、巨大なナイフで切り分けられていく様子はここでしか見られません。2019年は12月8日に開催されます。

6. 日本人がまだあまり知らない街「レーゲンスブルク」のクリスマスマーケット


日本人にまだあまり知られてない街「レーゲンスブルク(Regensburg)」は、バイエルン州南部に位置し、中世を彷彿させる旧市街はとても美しく、ユネスコ世界遺産に登録されています。レーゲンスブルクには、ドイツ最古のアーチ型の石橋や、ドイツ最古のソーセージ屋さん、ドイツ最古と言われる喫茶店など、「ドイツ最古」のものが勢ぞろいしている歴史のある街なんです。

そのレーゲンスブルクでも毎年クリスマスマーケット(Regensburger Christkindlmarkt)が開催されており、2019年は、11月25日〜12月23日までとなっています。レーゲンスブルクのクリスマスマーケットでは、ドイツ最古のソーセージ屋さん(Historische Wurstkuchl Regensburg)も出店しており、ソーセージはもちろん、クリスマスマーケット限定でソーセージ入りのスープも販売しています。ドイツの冬の寒い空の下でいただくスープは絶品ですよ。

レーゲンスブルクは、ローマ人が建てた街とだけあって、ドイツにいながら、どこかローマの雰囲気も味わえるとても趣のある街です。ミュンヘンから電車でおよそ90分なので、ミュンヘンからも日帰りで行くことができるのでおすすめですよ!

 

まとめ

いかがでしたか?
ドイツの秋から冬にかけても、各地で様々な楽しいイベントがあるんですよ。まだあまり知られていないイベントや場所についてもご紹介したので、参加してみるのもいいかもしれません。

ドイツの秋や冬は寒くて観光しづらいと思いがちですが、このシーズンだからこその楽しみもあるので、ぜひ行ってみてくださいね。

 

ドイツの10月、11月、12月おすすめ人気イベント行事特集!

1. ドイツと言えばコレ!ミュンヘン「オクトーバーフェスト」

2. テューリンゲン州最古の祭典「たまねぎ祭り」

3. 11月6日 馬がメインの祭典「レオンハルト騎馬行列」

4. 冬の名物イベント「クリスマスマーケット」

5. 発祥の地ドレスデンで行われる「シュトレン祭り」

6. 日本人がまだあまり知らない街「レーゲンスブルク」のクリスマスマーケット

 


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