ドイツの治安は大丈夫?現地で気を付けるべき7つの事!

ドイツの治安は大丈夫?現地で気を付けるべき7つの事!

(zoetnet)

ドイツの治安を知っておくことは、安全に現地を旅行する上でとても大切です。今回は、ドイツ在住の筆者が日常生活の体験をもとに、近寄らない方が良い危険なスポットや注意すべき身の回りのことなど、ドイツの治安事情についてご紹介します。

 

ドイツの治安は大丈夫?現地で気を付けるべき7つの事!

 

1. 外出先ではスリと置き引きに注意!

日本人の旅行者がドイツで遭遇トラブルの中で最も多いのが、スリと置き引きだと言われています。スリと置き引きを未然に防ぐために、以下の対策をおすすめします。

・外出時はリュックより、ショルダーバッグを斜め前がけで携帯する。リュックの場合は、人混みの中では体の前側にかける。ハンドバッグやただ肩掛けにしただけのバッグは、力まかせに鞄ごと持っていかれるので、あまりおすすめしません。

・電車の中で居眠りしない。日本にいる時の癖で…と、電車の中で目をつむりたくなりそうですが、外出中は特に気を張っていましょう。

・カフェの席取りでは、必ず1人を残して注文に行く。

・スーツケースの荷上げ、荷下ろしを手伝ってもらう際にも要注意。長距離列車で、席上部の荷台に荷物を挙げる手伝いをしてもらえるかと思いきや、荷物をそのまま発車間際に持っていかれたという話を聞いたことがあります。手助けをしてもらうのはありがたいことですが、念には念を。その相手の行動をしっかり見ておいた方が良いです。

 

2. 宿泊先でもスーツケースには鍵をかけよう

外出中ホテルやゲストハウスに荷物を残しておく時、スーツケースには毎回鍵をかけましょう。そして、ゲストハウスの共有部屋など見知らぬ人の出入りが多い場所には、貴重品は残しておかない方が賢明です。ホテルだと油断しがちですが、従業員による盗難もあり得ます。貴重品は金庫に入れるなど、物の管理にはいつも以上に気を使った方が良いです。

 

3. デモなど大勢の人が集まっているところは避けよう

ドイツでは頻繁にデモが行われます。多くは小規模で害のないようなものですが、しばしばかなり過激なデモにも遭遇します。特に、右派・左派系主導のデモがある日は、両者の衝突がないように警察も多く出動し、ものものしい雰囲気につつまれます。車に火が放たれたりという事態にまで発展するので、こうしたデモには無用に近づかないようにしましょう。

 

4. 持ち主不明の鞄や袋を見たら距離を置こう

近年ヨーロッパではテロが多発しています。テロは突発的に発生するので、個人レベルでそれを予防することは容易ではありません。が、万が一、電車や街中で持ち主不明な鞄や袋を見たら、とりあえず、そこから距離を置くようにしましょう。

また、不審な動きをしている人が近くにいないか周囲に目を見張らせるなど、緊張感を持っていることで、最悪の事態を避けることができるかもしれません。

 

5. 夜の繁華街は、行く場所を決めて行こう

せっかくドイツに来たのだから、美味しいドイツビールが飲めるバーに行ったり、若者でにぎわうナイトスポットを見てみたりしたいですよね。主要都市の夜の繁華街は、昼とはまた違う雰囲気で楽しませてくれます。ただ、同時に危険もつきもの。通りにはマリファナの臭いが漂っていたり、風俗関係の呼び込みがあったり、泥酔した人にからまれたり…。店によっては、外国人相手に料金を上げたり、中には右派・左派などの過激な思考を持った人たちがたむろするようなバーに足を踏み入れると、思わぬトラブルに巻き込まれかねません。

一番効率よく、安全にナイトライフを楽しむために、事前にガイドブックやネットで情報収集して決めた場所(お店)に行くことを強くおすすめします!

クラブやライブに行きたい時は、貴重品を携帯できる小さなポシェットや肩掛けのミニバッグを持っていくと良いでしょう。コートや大きい鞄類は大抵フロントで預けます。そこのセキュリティも場所によっては疑わしいので、常に身につけている方が確実です。

 

6. 女性の夜の一人歩きは避けよう

どこの国でも共通しているかもしれませんが、これはやはり注意しておいた方が良いです。現地に住み慣れているならまだしも、夜の街中を女性が一人うろうろするのは危険です。特にアジア人は目立ち、また日本人は声をかえたら誘いやすいイメージがあるらしいので、色んなトラブルに巻き込まれる可能性が高いと言えるでしょう。万が一、夜に一人外出しないといけない時は、次の3点を徹底することが大事です。

・見知らぬ人から話しかけられても無視!
・目的地までとにかく急ぐ
・何かあった時に連絡を取る人を決めておく

 

7. 事前にトラブル時の連絡先を調べておこう

海外旅行前に、現地の日本大使館の連絡先の他、宿泊先やメインの観光地近くの警察の場所をある程度知っておいた方が良いでしょう。それだけでも、何かあった時に少しでも速やかに行動できるはずです。予めGoogle Mapsなどで大体の位置を把握するだけでも良いと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?
ドイツはヨーロッパの中では比較的治安の良い国と言われています。しかし油断は大敵!特に旅行者は、言葉が通じなかったり、土地勘もないので、トラブルに巻き込まれそうになっても、助けを呼ぶこと自体が困難でしょう。大切なのは、予測ができるトラブルについて事前に認識し、しっかり予防対策をしておくことです。

 

ドイツの治安は大丈夫?現地で気を付けるべき7つの事!

1. 外出先ではスリと置き引きに注意!
2. 宿泊先でもスーツケースには鍵をかけよう
3. デモなど大勢の人が集まっているところは避けよう
4. 持ち主不明の鞄や袋を見たら距離を置こう
5. 夜の繁華街は、行く場所を決めて行こう
6. 女性の夜の一人歩きは避けよう
7. 事前にトラブル時の連絡先を調べておこう

 

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