ドイツのコンセント調査!旅行前に知っておきたい6つの事!

ドイツのコンセント調査!旅行前に知っておきたい6つの事!

(Marco Verch)

ドイツへ旅行するとき気になるのが現地のコンセントや電圧事情ですよね。ドイツのコンセントは日本と違うのでしょうか。そして日本の電化製品はそのまま使えるのでしょうか。そこで今回は、ドイツ在住の筆者が、旅行前に必要なアイテムや知っておくべきポイントを自身の経験をふまえ詳しくご紹介します。

 

ドイツのコンセント調査!旅行前に知っておきたい6つの事!

 

1. ズバリ!ドイツのコンセントは日本と違う

世界の主要なコンセントの形状のタイプは大きく分けて4タイプあると言われています。それぞれA、C / SE、O、BF型とタイプ分けされているのですが、日本とアメリカはA型、そしてドイツなどEU規格はC / SE型に分類されます。一般的にドイツではC型とF型が主流で、まれにSE型があります。コンセントプレートが円形に陥没していて、その中に直径4ミリの丸い挿し込み口が左右に1つずつあるのが、これらのコンセントタイプの特徴です。日本の挿し込み口は縦の棒線状なので、見た目からしてだいぶ違いますね。

 

2. ドイツでは変換プラグのC型を持っていれば大丈夫!

先に書いたように、ドイツでは日本とコンセントの形状が違うので、日本の電化製品を使用するにはまず、コンセントの形状変換プラグが必要です。ではC型とSE型とF型の全ての変換プラグを用意する必要があるのか?というと、そうでもありません。SE型やF型のコンセントにはC型プラグを差し込んで使用することができます。ドイツの旅行の際にはC型を持っていればまず安心でしょう。または、次にご紹介する世界各国対応プラグがオススメです。

 

3. ドイツ以外でもC型は使える!心配なら世界各国対応プラグを購入しよう!

C型は、イギリスを除くヨーロッパの大半で使用が可能な便利なプラグ型です。厳密に言えば、ヨーロッパ圏内では、C型の他にもE型、F型、J型、K型など、異なるコンセントの形状があるのですが、C型のプラグがそのまま使用できるようになっています。

とは言え、本当にC型だけで大丈夫か不安という方や、ヨーロッパ以外にも旅行に行く機会が多く、地域ごとに異なる変換プラグを買うのが面倒だという方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、是非、世界各国対応プラグ (ユニバーサルコンセント) をお薦めします。これは、2つのブロックに分かれた本体を組み合わせることで、様々なコンセントの形状の差し込むプラグができる、優れものです。

筆者個人的にはGo!Con (ゴーコン) というマルチプラグが、持ち運びにもかさ張らず長年のお気に入りです。プラグを組み立てながら、合体や変化可能な戦隊もののおもちゃで遊んだ幼少時代の感覚を思い出すかも?

 

4. 変換プラグだけではダメ?変圧器が必要な理由

変換プラグに加えもう1つ重要なアイテムは、変圧器です。日本の電圧は100V (ボルト) なのに対し、ドイツなどヨーロッパでは主に230Vと高い電圧なので、日本から持って来たドライヤーを変換プラグにつないだだけで使用した場合、火を噴いて壊れるなんてことが起こりかねません。携帯やデジカメ、パソコンの充電器は、今やほとんどが240Vまでの電圧に対応していますが、念のため充電器の裏に記載してある対応電圧には目を通しておきましょう。

その他電化製品は、「海外対応製品」として販売されていたら、変圧器は必要ありません。そうでない場合は、説明書や製品本体に記載してある対応電圧をチェックし、必要に応じて変圧器を用意して下さい。

 

5. 事前に用意し忘れたら?ギリギリでも空港で入手できる!

変換プラグ、変圧器は旅の準備リストの重要項目に加えておくことを強くおススメしますが、万が一うっかり準備し忘れても、出発直前まで空港で購入が可能です。それも忘れてしまったら、滞在先のホテルで借りることができるかどうかフロントに聞いてみましょう。

 

6. ドイツ語でフロントに問合せる時の表現

“ Haben Sie einen Steckdosenadapter / Transformator für japanische Geräte? “
(ハーベン ズィ― アイネン シュテックドーゼンアダプター / トランスフォマートァー フュァ ヤパーニシェ ゲレェーテ?)
「日本の電化製品用の変換プラグ / 変圧器はありますか?」

ホテルによってサービス範囲や内容がかなり異なるので、必ず借りられるという確証はありません。旅の途中で携帯もカメラも充電ができなくなったという最悪の事態を避けるためにも、事前に準備をして持って行きましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
旅行中は写真を撮ったり、携帯やパソコンで現地の観光・交通情報を集めたり、電化製品の使用は欠かせません。ドイツ旅行の前には是非、上記ポイントを参考に変換プラグと変圧器を準備し、快適な旅をお楽しみ下さい!

 

ドイツのコンセント調査!旅行前に知っておきたい6つの事!

1. ズバリ!ドイツのコンセントは日本と違う
2. ドイツでは変換プラグのC型を持っていれば大丈夫!
3. ドイツ以外でもC型は使える!心配なら世界各国対応プラグを購入しよう!
4. 変換プラグだけではダメ?変圧器が必要な理由
5. 事前に用意し忘れたら?ギリギリでも空港で入手できる!
6. ドイツ語でフロントに問合せる時の表現

 


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