ミャンマー語で絶対使ってはいけないスラング単語10選!

ミャンマー語で絶対使ってはいけないスラング単語10選!

(Christopher Michel)

ミャンマー人は親切な人が多くあまり怒ったりはしませんが、ミャンマー語のスラングを間違って使うと誤解を招く危険があります。また、プライドを持った人が多いので、収入や信仰している宗教に関して悪く言うのはタブーです。そこで今回は、ミャンマー語で使うべきではない単語やフレーズをご紹介します。

 

ミャンマー語で絶対使ってはいけないスラング単語10選!

 

1. သင်အရူး / ティンアーユー / バカ

日本人でも相手を罵ったりする言葉は嫌われますが、外国でも同じです。ミャンマーは温和な人が多いですが、普段怒る機会が少ないからか、一度怒ると手がつけられないくらい頭に血が上ってしまいます。外国に行くときは言動1つ1つ気を付けたいものですね。

 

2. အရူး / アーユー / アホ

バカと同じようにアホも相手を罵る行為です。たとえ冗談だとしても外国で使えば命を落とすリスクにつながるのです。

 

3. မိုက်မဲတဲ့ / マイメーデ / 愚かな

မိုက် / マイというのは今現在は「かっこいい」という意味にもなっていますが、元々は愚かなという意味です。かっこいいねと言ったつもりでもこちらの意味でとらえる人もいます。覚えておきましょう。「ミャンマー語で「愛してる」の言い方まとめ厳選10フレーズ!」も参考にして下さい。

 

4. သေစမ်း / テーサン / 死ね

こちらもどの国に行っても使ってはいけない言葉ですね。元々仏教の教えで殺生することはタブーとされてきたため、殺人事件など皆無だったミャンマーですが、近代化の影響で事件もよく報道されるようになりました。ミャンマーは親日で日本人が被害に遭うということはあまりありませんが、言葉のトラブルには注意しましょう。

 

5. လိင်ဆက်ဆံ / レインサッサン / 性行為

ミャンマーでは仏教の教えからあまり性に関してもオープンな国ではありません。特に女性は性に関する話題は嫌がる人も多いのです。特に郊外に住む女性は親が決めた人と結婚するのが当たり前で自由な恋愛はご法度という文化も根強く残っています。

 

6. ဗုဒ္ဓဘာသာ / ボウッダバーター / 仏教のこと

ミャンマーでは大半が仏教徒ですがイスラム教、キリスト教を信仰している人もいます。それぞれの宗教はたとえ友人であっても異宗教を理解することは難しいと思っています。ミャンマーではそれぞれ信仰している宗教を尊重する行動が求められます。例えば食べるものに関していえば、イスラム教徒が豚肉を食べないことは有名ですが、仏教徒でも自分で食べないと決めて豚肉や牛肉を食べない人もいます。それらを外国人が強要したりするのはもってのほかです。

また、仏教ではお坊さんは大変尊敬されています。道端でお坊さんが通っただけで拝む人も少なくありません。日本とは宗教観が違うというのをふまえておきましょう。

 

7. စစ်တပ် / スィッタッ / 軍のこと

ミャンマーはここ数年で民主化の波が押し寄せ、外国人資本もどんどん入ってきています。ですが、かつては長く軍事政権が治めていた国です。今現在も軍が政治に大きく関わっていることは事実です。ですから自分の親や親せきが軍関係の人も大勢います。そんな中でミャンマーの軍に関して外国人が意見するのはタブーです。

 

8. နိုင်ငံရေး / ナインガンイエー / 政治のこと

軍事政権から民主化に変わりつつあるミャンマー。民主化の象徴としてアウンサンスーチー率いるNLDという政権が数年前の選挙で勝利してから少しずつ政治も変わってきています。ただ、まだまだ日本のように法が整備されてはいません。それを上から見下すように批判する外国人もいます。

外国人が他国の政治を批判するというのはあまり好ましくありません。ミャンマー人も比較的自由な発言が許されている新聞を真剣に読んで何が正しい道なのか模索しながら進んでいます。軽々しく政治や政党の批判は避けるようにしましょう。

 

9. ဝင်ငွေ / ウィングエ / 収入のこと

ミャンマーは公務員の収入は日本円で2万円から3万円程度です。これだけでも日本に比べると随分格差があることがわかります。ミャンマーでは特に収入に関して外国人が馬鹿にしたりするのはタブーです。経済もこれから発展していく国だということを頭に入れて行動しましょう。

 

10. လူမျိုး / ルーミョー / 民族のこと

ミャンマー人は大半がビルマ族ですが、100以上の少数民族と共存している国です。ミャンマー語以外にも独自の言語や文化、宗教を持っています。その背景は複雑で多種多様な文化を受け入れる必要があります。ミャンマー人はその人がどの民族か顔を見ればだいたい把握できるそうですが、外国人は難しいでしょう。ですから民族を批判したりするのは避けなければなりません。

 

まとめ

いかがでしたか?
外国では日本では考えたことがないようなさまざまな問題に気を遣う必要があるということがわかったかと思います。どんなにミャンマー人と仲良くなったとしても今回挙げた言葉や内容を留意しながら話すことができるといいですね。

最後に、ミャンマー人と会話をスムーズにできるようにするために「ミャンマー観光で必ず使う便利なミャンマー語あいさつ20選!」も参考にしてみて下さいね。

 

ミャンマー語で絶対使ってはいけないスラング単語10選!

1. သင်အရူး / ティンアーユー
バカ

2. အရူး / アーユー
アホ

3. မိုက်မဲတဲ့ / マイメーデ
愚かな

4. သေစမ်း / テーサン
死ね

5. လိင်ဆက်ဆံ / レインサッサン
性行為

6. ဗုဒ္ဓဘာသာ / ボウッダバーター
仏教のこと

7. စစ်တပ် / スィッタッ
軍のこと

8. နိုင်ငံရေး / ナインガンイエー
政治のこと

9. ဝင်ငွေ / ウィングエ
収入のこと

10. လူမျိုး / ルーミョー
民族のこと

 


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