ニューカレドニアの物価調査!旅行前に知るべき7つのポイント

ニューカレドニアの物価調査!旅行前に知るべき7つのポイント

ニューカレドニア旅行を計画中のあなた!あなたは現地の物価についてどのぐらいご存知ですか?人気の水上バンガローでの優雅な宿泊や、透き通るコバルトブルーの海でのシュノーケリング・水上オートバイなど豊富なマリンアクティビティーが魅力のニューカレドニア。そんなニューカレドニアをお得に、楽しく、安心して過ごせるように、ある程度の物価を把握しておくことは重要です。

ニューカレドニアはフランス領ですが、独自の自治権を持っており、ユーロではなく、フレンチパシフィックフランが流通しています。表示は通常「CFP」、又は「XPF」の3文字です。日本国内での両替レートは1CFP=1.3円程度です。

ただし、ニューカレドニアは小さな島国であり、本国フランスや近隣諸国(オセアニア諸国)等からの輸入品への依存が高いため、日本と同じ物でもほとんど場合、日本より高くついてしまいます。そこで今回は、実際にニューカレドニアを旅行した筆者が、ニューカレドニアの物価を徹底解説したいと思います。

 

ニューカレドニアの物価調査!旅行前に知るべき7つのポイント

 

1. ニューカレドニアでの外食は日本の倍程度の値段を想定しよう

海に囲まれたニューカレドニアは魚介類が豊富!海老やマグロは日本に輸出しているほどだそうで、レストランもシーフードは定番です。シーフード以外にも、本国フランスのフレンチや、イタリアン、中華、ハワイアン等が食べられます。さすが美食の国、フランスの領ということもあり、料理のレベルもなかなかのものです。しかし、レストランの価格は日本よりも高めです。例えば、ランチは、一番安いもので1,800CFP(日本円で約2,300円)程度からしかありません。日本のランチでは1,000円あれば良いものが食べられますから、ランチの物価は日本の2~3倍程度は覚悟しておきましょう。

ディナーに関しても、一番安いもので3,500CFP(約4,550円)程度で、より良いものを食べたいのであれば7,000CFP(約9,100円)以上を覚悟する必要があります。ニューカレドニアの滞在が短期ならよいのですが、1週間程度滞在する場合には、外食の費用だけでもかなりの出費になってしまいます。「食事もいいけれど、せっかくニューカレドニアに来たのだから、食費を節約して、その分をニューカレドニアでしか楽しめないマリンスポーツやサービスに充てたい!」という方もいるのではないでしょうか。そんな方には次にご紹介する自炊プランをオススメします。

 

2. 食費節約!現地のスーパーを活用して自炊しよう

ニューカレドニアの離島にはスーパー・商店は無いのですが、本島のヌメアにはスーパーがあります。もし、あなたが滞在するホテルの客室にキッチンがついているのならば食費節約のチャンスです!せっかくのキッチンですので、たまにはスーパーで買い物をして、ホテルで調理をしましょう。筆者が宿泊したヒルトンにはキッチンがついていましたので、他のホテルにもキッチンがついているものと思われます。日本では見慣れない商品が並ぶ現地スーパーを物色するのは、意外と面白いものですよ。ただし、ホテルのキッチンには調味料はついていませんので、現地調達するか、嵩張らなければ日本から持参しても良いでしょう。

スーパーへは後述の路線バスで行くことができます。また、ホテルから歩いていける距離には個人商店があり、品揃えはスーパーほどではありませんが、インスタント食品や缶詰等を買うことができます。なお、商店でも生鮮食品を売っていますが、店によっては品質が劣化している場合があります。購入する際にはお気を付けください。

さて、スーパーで売っているものの値段ですが、やはり全般的に日本よりもお高めですが、レストランで食事をするよりは大分割安です。また、パンに関しては、1斤が100CFP(約130円)からとリーズナブルで美味しく、さすがフランス領ともいえるクオリティです。魚介類・ミネラルウォーター等、ニューカレドニアで採れたものは、輸入品ほど高くはありません。反対にチーズ等の乳製品は、輸入品ですので値段は高めです。

なお、ヌメア市街地には朝市(マルシェ)があり、野菜や果物が豊富にあります。昼前には閉まってしまうため早めに行く必要がありますが、スーパーより鮮度の良いものが比較的安く手に入ります。

筆者が宿泊したホテル(ヒルトン・ヌメア・ラ・プロムナード・レジデンス)にはキッチンがついていました。宿泊するホテルにキッチンがあるか、ホテルのホームページ等でお部屋の設備を確認しておくと良いでしょう。

 

3. 交通費

ヌメア市内は路線バスが走っており、料金は距離に関係なく一律大人210CFP、小人(3~10歳)100CFPです。本数は平日15分~30分、日祝は30分~40分間隔の運行です。タクシーは、流しのものはなく、呼び出し制となり呼び出し料170CFPがメーター表示とは別に請求されます。料金は、ホテルのあるアンスバタからスーパーのある市内中心部まで1,000CFP~1,500CFPが目安です(夜間、休日は割増料金あり)。なお、JTB等のツアー会社経由で申し込んでいる場合には、アンスバタ~市内中心部を結ぶ無料のシャトルバスを利用することができます。本数が限られますが、時間は現地で確認しておくとよいでしょう。

 

4. サービスの料金

ニューカレドニアといえば欠かすことのできないマリンアクティビティー。こちらのお値段は最低でも10,000CFP(約13,000円)程度は見ておく必要があります。消して安くはありませんが、綺麗な青い海は、ニューカレドニア最大の魅力ですので、ある意味「プライスレス」といえるかもしれません。なお、水上オートバイは、日本だとライセンスが必要ですが、ニューカレドニアだと簡単な講習で乗れるというメリットもあります。また、旅先でのお楽しみの一つのマッサージの値段は、種類にもよりますが、おおよそ1時間あたり10,000CFP(約13,000円)程度とみておくとよいでしょう。

 


 

5. お土産

現地ではお菓子をお土産に持ち帰るという習慣がないようなので、工芸品等は良く見かけるのですが、お菓子等を取り扱っているお店は多くありません。取り扱っているのは、日本人向けのお土産ショップくらいです。お土産のお菓子の値段は、23個入りのチョコレートで1,500CFP(約1,950円)位ですので、日本よりも少し高めといった感覚です。

なお、ニューカレドニアの物価は大抵日本よりも高いのですが、筆者が実際にニューカレドニアを旅行してみて、ニューカレドニアの方が安いと思われるものがありました。それはニューカレドニアの特産品のニアウリやタマヌ製品です。日本でもニアウリの石鹸、エッセンシャルオイル、タマヌのオイル等は手に入りますが、産地のニューカレドニアで買った方が安くなることがあるようです。筆者は、100%のタマヌオイル30mlを880CFP(約1,144円)で購入しましたが、日本のネット通販で同様のものが2,000円程度で販売されているようですので、日本よりも少しだけ安く買えます。

 

6. 旅で必要なお金

レストランやスーパー、ショップは大抵クレジットカードが使えますので、現金はあまり必要ではありません。ただし、JCBは使えるところが少ないので、JCBしかお持ちでない方はまとまった金額の現金が必要です。

クレジットカードを使える方は1万CFP、余裕を持ちたい人は2万CFP程度用意しておけば十分だと思います。余った現金は、そのまま日本に持ち帰るか、日本円に換金することになりますが、日本円への換金には手数料が取られますので、なるべく現地で使いきるようにしましょう。筆者は、旅行の最終日にお土産を購入する際に現地通貨を使い切り、残額をクレジットカード払いにすることによって日本から持ち込んだCFPを使い切りました。

なお、ニューカレドニアではクレジットカードの利用時に、手書きでサインをする形式ではなく、暗証番号を打ち込む方式を採用するレストランやショップが多いです。クレジットカードの暗証番号を記憶していないとカードを使えませんので、ご出発前にクレジットカードの暗証番号の再確認をしておきましょう。

 

7. 通貨の準備の仕方

関東では成田空港内のトラベレックスなどの両替ショップでCFPの取り扱いがあります。関西では関西空港内の両替ショップで両替できます。街中の両替ショップでもCFPの両替はできますが、取扱店舗数が少ないようです。そのため、空港で両替するのが一番確実です。また、CFPはニューカレドニアでも両替できます。ヌメアの銀行では日本円の現金でも、円建てにトラベラーズチェックでも受け付けてくれます。手数料は500~2,000CFP前後のようです。ホテルのフロントでも両替が可能ですが、ホテルによっては手数料がかかることもあるようです。なお、ヌメア以外では両替できる所は少ないので、離島へ行かれる方はあらかじめ両替しておくことをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ニューカレドニアの物価は大抵が日本よりもお高く、特に外食代の出費が嵩みがちですが、今回ご紹介したように現地スーパーを活用して自炊することによって食費を節約し、その分をニューカレドニアならではのマリンスポーツやお土産に充てることが可能です。また、ニアウリやタマヌ製品など、日本よりもお安く手に入るものもありますので要チェックです。今回ご紹介した7つのポイントを参考に、お金を上手に使って食事に海に買い物に、思い切りニューカレドニア旅行をエンジョイして素敵な思い出を作ってくださいね。

 

ニューカレドニアの物価調査!旅行前に知るべき7つのポイント

1. ニューカレドニアでの外食は日本の倍程度の値段を想定しよう
2. 食費節約!現地のスーパーを活用して自炊しよう
3. 交通費
4. サービスの料金
5. お土産
6. 旅で必要なお金
7. 通貨の準備の仕方

 

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