デンマークの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

デンマークの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

(PeterAitch)

北欧の小さな国デンマーク。アンデルセンやLEGOの国、そしてインテリアやデザインでも人気を集めており、近年デンマークを訪れる旅行客も増加しています。ただ、旅行中のあなたのお財布を苦しめるのが現地の高い物価事情。デンマークの物価は今どうなっているのでしょうか。そこで今回は、現地在住の筆者がデンマークの物価事情を詳しくご紹介します。

 

デンマークの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. 驚きの高税率!

高い社会保障や手厚い福祉サービスで有名なデンマークですが、その代償とも言うべき消費税率はなんと25%!と、世界でも有数の高税率の国なのです。

また、高税率の国の中には、食品などの生活必需品には低めの税率を設定している国も少なくありませんが、デンマークでは食品にも普通に25%の消費税がかけられています。

 

2. 交通機関の物価は?

コペンハーゲン空港から、コペンハーゲン中央駅まで、タクシーで行った場合、およそ4,500円ほどもかかってしまいます。対して、電車やバス、地下鉄だと、600円ほどで済むので、一般的にはそちらを利用します。しかも、空港から市街地までの距離も近く、時間も電車で15分ほどとアクセスも良好です。

市街地をまわるのにも、日本よりは高めではありますが、利用するなら、タクシーではなく、電車やバス、地下鉄をおすすめします。また、コペンハーゲンはコンパクトな街なので、主要な観光スポットはほぼどこでも徒歩でも十分まわれます。

 

3. デンマークにも安いものはある?!

恐ろしく物価の高いデンマークですが、そんなデンマークにも数こそは少ないものの、日本より安く、お得に買えるものもあるんです。

・ビール
まずは、ビール。カールスバーグやツボルグで知られるビールの生産国デンマークらしく、ビールは比較的安価で150円ほどで買えます。重さはありますが、ラベルもおしゃれなので、お土産に買って帰るのもいいかも。

・オーガニック商品
デンマークではここ数年で、オーガニック商品がかなり浸透してきていて、それに伴って価格もよりリーズナブルに手に入りやすくなってきました。野菜やフルーツなど、ものによっては、オーガニックと非オーガニックのものの価格差がほとんどないものも。

高級スーパーだけでなく、ごく普通のスーパーでも、肉や野菜、フルーツから乳製品、基礎化粧品やシャンプーにいたるまで、ありとあらゆる食品や日用品のオーガニック商品が売られています。

・ワイン
ビールと並んで、比較的安く手に入るのがワインです。デンマークは産地ではないものの、イタリアやフランスといった、ヨーロッパの主要なワインの生産国から近く、輸送費などのコストが日本と比べて、低めに抑えられるからだと考えられます。

ビール大好きなデンマーク人ですが、ビールに負けず劣らずワイン人気も大変高く、普通のスーパーでもたくさんの種類のワインが売られており、日常的にワインを楽しみます。

・チーズ
酪農国でもあるデンマークではチーズもリーズナブルで、種類も多く、はじめてデンマークのスーパーを訪れた人はチーズの売り場面積の大きさにきっと驚くはず。日本の高級スーパーで売っている輸入チーズの数分の一の値段で買えるので、お土産としてもおすすめです。

 

4. 喫煙者は要注意!タバコの値段は日本の約2倍

大体日本の物価の1.5倍から2倍ほどのデンマークですが、タバコも例外ではなく、ひと箱約800円!禁煙の動きも近年活発になっていて、喫煙エリアもますます限定される動きがあったりと、喫煙者にとっては肩身の狭い社会になりつつあるのは日本と同じです。

違うのは、タバコのパッケージ。タバコ会社がよくこのパッケージを採用したなと思うくらいのグロさなのです。(国からグロく?するよう、お達しがあったとか)

真っ黒に染まった肺の写真 や、喫煙が原因と思われる白内障らしき白濁した眼球の写真など、思わず目を背けてしまいたくなるような写真がパッケージに全面的にフィーチャーされています。

おまけに、「喫煙はあなたを殺す」(直訳)といった強烈すぎる禁煙推奨メッセージまで大きく書かれている始末。スーパーのレジに決まって陳列されているので、否が応でも視界に入ってしまうのが困りものです。

 

5. 外食はかなり高め

ほぼ何でも日本と比較すると高めのデンマークですが、特にレストランをはじめとした外食は驚くほど高くつきます。

コンビニでサンドイッチなどの軽食を買っても割高ですし、ファストフード店なども日本と比較すると、高めです。(サンドイッチに飲み物をつけたり、ファストフードでセットを頼めば、普通に1,000円は超えます。)

レストランは特に割高で、日本の約2倍、下手すると3倍近くする場合も珍しくありません。中でも酷い?のが、寿司で、近年コペンハーゲンでは寿司レストランも増えてきて、よく見かけるようになりましたが、その多くが中国人経営で、味のクオリティも日本と比べると雲泥の差、ネタの種類もかなり少なめで、そのくせ価格は日本の数倍…なので、日本に帰るまで我慢することを強くおすすめします!どうせ高い値段なら、日本ではなかなか食べられないデンマーク料理を堪能する方が旅の思い出にもなりおすすめです。

また、宿泊先にキッチンがある場合は、できるだけスーパーで食材を購入して、自炊すると、食費がかなり抑えられます。

 

6. チップは基本的に不要

デンマークでは、基本的にサービス料はもともと値段に含まれている場合がほとんどなので、チップを上乗せして支払う必要はなく、チップをあげる習慣自体、一般的ではありません。筆者がチップが必要な国を訪れた際はチップの計算が煩わしく思えたものですが、デンマークではその必要がなくラクチンです。これだけ物価が高いんだから、更にこれ以上払うなんて御免だ、なんて声も聞こえてきそうですが、、

 

7. お水は有料!

デンマークのレストランでは、お水も有料がほとんどなので、必要な場合は注文する必要があります。また、お水には通常のガスなしと発泡水のガスありとあり、注文の際はどちらを希望するか聞かれるので、Med brus / メ・ブルース(ガスあり)か、 Uden brus / ウドゥン・ブルース(ガスなし)かを伝えましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
デンマークは物価の高い国ですが、日本よりオトクに買えるものもあったり、いくつかの選択肢の中からうまく選べば、滞在費をぐっと抑えることも可能です。今回の記事があなたのデンマーク滞在をより有意義に、そしてオトクなものにするお手伝いができれば、幸いです。

 

デンマークの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

1. 驚きの高税率!
2. 交通機関の物価は?
3. デンマークにも安いものはある?!
4. 喫煙者は要注意!タバコの値段は日本の約2倍
5. 外食はかなり高め
6. チップは基本的に不要
7. お水は有料!

 


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