英語歌詞はこう楽しむ!英語力が格段アップする6つの法則

あなたは洋楽好きですか?「好きだけど、英語歌詞は全然分からない」という人、「英語が全然できないから洋楽は聴かない」という人、「英語の勉強の為に洋楽を聞くようにしている」という人、答えは様々でしょう。現在洋楽はとても身近な物になっており、日々の生活の中でも様々な洋楽を耳にする機会があると思います。実は毎日のように耳にする洋楽は、英語力を格段にアップさせる大きなチャンスなんです。せっかくのチャンスを無駄にしたい為に、今回は「英語歌詞はこう楽しむ!英語力が格段アップする6つの法則」をご紹介します。ぜひあなたの英語力アップにお役立てください。

 

英語歌詞はこう楽しむ!英語力が格段アップする6つの法則

 

1. 歌の雰囲気から好きな曲を選ぶ

洋楽を楽しむ為には、まずは歌の雰囲気を掴むことが一番大切です。楽しいのか、悲しいのか、怒っているのか・・・。これらは歌詞が分からなくても、なんとなくメロディーから理解できるかと思います。まずは歌詞は無視してしまっていいんです。いきなり歌詞から洋楽を楽しもうとすると、ほとんどの人は意味が分からない為に拒否反応を示してしまい、それ以上楽しめずに終わってしまいます。まずはメロディーを楽しんで、好きな曲かどうかを判断してください。そして一番好きな曲を1曲決めてください。洋楽から英語力をアップさせるための最初のステップは、まずは1曲選ぶ事からです。

 

2. 歌詞を聞き流しつつ何度も聴く

好きな曲が1曲決まったら、CDを購入するなりネットで探すなりして、何度も聴ける環境を整えて、ひたすら聴いてみてください。その際に必死に歌詞を聞く必要はなく、なんとなくBGMとして流し続けるだけでいいんです。何度も聞いている内最初は全然聞き取れなかった英語でも、いくつかの単語や文章が聞き取れるようになり、自然と覚えてしまう事に驚くでしょう。例え意味が分からなくても、何度も聞いている内に丸暗記してしまう・・・。これは子供が言語を習得するのと同じ原理で、もちろん大人にもこの習得方法は有効です。印象的なフレーズを自然に口ずさめる程になったら、いよいよ歌詞を見ていきましょう。

 

3. 英語の歌詞を読む

好きな歌の全体の印象が掴め、サビなど印象的なフレーズを自然と口ずさめるようになったら、いよいよ英語の歌詞を読んでみます。まずは自分が口ずさんでいた部分が合っていたかをチェックしてみると楽しいでしょう。そして何て歌っていたのか全く聞き取れなかった部分も、一度歌詞を読む事で次からは自然と聞き取れるようになったりするから不思議です。歌詞をすべて覚える必要はありませんが、歌詞を見る・歌を聴くを繰り返している内に自然とほとんどの歌詞を覚えていけるはずです。

 

4. 歌詞の日本語訳は参考程度にする

歌詞カードには英語の歌詞と一緒に日本語訳が書いてある場合も多いですが、実はこの日本語訳、決して鵜呑みにしないでください。ほぼ直訳になっているとは思いますが、より歌の世界感を表現したり韻を踏む為に意訳になっている事も多々ありますし、訳す人によって多少解釈に差がある場合もあります。英語の歌詞は日本語に訳して意味を楽しむのではなく、英語のまま、雰囲気を楽しむようにするのがオススメです。

 

5. イヤフォンやヘッドフォンを利用して聴き取りテストを

英語の歌詞をより楽しむ方法として、イヤフォンやヘッドフォンを利用するのがオススメです。これらを利用する事により、よりクリアーな音で英語が耳に入ってくる為、英語の歌詞を聞き取りやすくなります。なかなか聞き取れなかった部分がヘッドフォンで聞いたらちゃんと聞き取れた!なんて驚く事間違いなしです。さらに英語力をアップさせたいなら、一度イヤフォンやヘッドフォンを利用して聴き取りテストをしてみる事をオススメします。歌を聴きながら、ひたすら英語の歌詞を書きだしていくのです。もちろん音楽のスピードは速いので、途中で止めたり繰り返し聴いてもOKです。全てが書き出せたら、歌詞カードを見て採点します。こうする事で自分が今まで間違って覚えていた部分、聞き取れてなかった部分が分かるので、さらに英語力・聴き取り力の向上につながります。

 

6. 韻を楽しむ

最後になりましたが、実は英語の歌詞には韻を踏んでいる事が多々あります。逆に全く韻を踏んでいない歌の方が珍しい位です。例えば有名なビートルズの「Yesterday」という歌の歌詞を以下に挙げてみます。

Yesterday,
All my troubles seemed so far away,
Now it looks as though they’re here to stay,
Oh, I believe in yesterday.
Suddenly,
I’m not half the man I used to be,
There’s a shadow hanging over me,
Oh, yesterday came suddenly.
Why she
Had to go I don’t know, she wouldn’t say.
I said,
Something wrong, now I long for yesterday.

「day」「away」「stay」「say」「play」等、多くのフレーズが「-ay」で終わって韻を踏んでいる事がよく分かるでしょう。

また、アナと雪の女王の「Let it go」のサビは

Let it go, let it go
Can’t hold it back any more
Let it go, let it go
Turn away and slam the door

「go」「more」「door」すべて最後が「オー」の音で終わるようになっており、これも韻を踏んでいると言えるでしょう。

このように洋楽では多くの曲が韻を踏んでいるので、これらを探してみるのもまた一つの楽しみになるはずです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
みなさんに合った楽しみ方は見つかりましたでしょうか?せっかく毎日のように耳にする洋楽ですから、ただ漠然と聞き流すだけではもったいないですよね。音楽から言語を習得する事は、まるで子供が新しい言葉を習得していくように自然と身に着ける事が出来ます。ぜひお気に入りの1曲を見つけ、英語力アップに役立ててください。1曲習得するごとに格段に英語力がアップしていく事に気付くはずです。

 

英語歌詞はこう楽しむ!英語力が格段アップする6つの法則

1. 歌の雰囲気から好きな曲を選ぶ
2. 歌詞を聞き流しつつ何度も聴く
3. 英語の歌詞を読む
4. 歌詞の日本語訳は参考程度にする
5. イヤフォンやヘッドフォンを利用して聴き取りテストを
6. 韻を楽しむ


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