現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!

(raasiel)

現地にいるからこそ食べたい料理がありますよね。バングラデシュ人の夫を持つ筆者は、日本でもバングラデシュ料理を作りますが、材料が日本のものなので「味が少し違う」と夫に言われることもあります。そこで今回は、現地にいるからこそあなたに食べてもらいたいおすすめバングラデシュ料理をご紹介します。

 

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!

 

1. biriyani (ビリヤニ) お祝いにはコレ!

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!ビリヤニ

(v i p e z)

結婚式などでよく出てくる料理がこのビリヤニという炊き込みご飯です。バングラデシュではチキンやヤギ肉で作られることが多く、その肉の美味しさもさることながら「ギー」というミルキーで高品質なバターの上澄みのような油の香りと甘さが美味しさの鍵です。スパイスの効き具合も絶妙で、ついお替りしたくなります。

このビリヤニ、街中のレストランでも食べることができます。ただ、店によって味が違うので、ひとりひとりお気に入りのお店は違うとのこと。ぜひ知り合いになったバングラデシュ人におすすめのビリヤニのお店を聞いてから行ってみてくださいね。

 

2. polao (ポラオ) ミルキーで癒される味

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!ポラオ

肉類が入らず、純粋にギーの甘さと香りを楽しむ炊き込みごはんがポラオです。これもお祝いのときに食べられます。カレーや揚げ物と共に食べるのに合い、いつもの白ごはんより特別感が増します。ギー自体がたくさんの牛乳から少ししかとれない貴重品という理由からなのですね。

 

3. mas curry (マス カリー) バングラデシュの味といえば魚カレー

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!魚カレー

大きな川が何本も走るバングラデシュならではのカレーはやはり魚カレーでしょう。ヤギ肉もバングラデシュらしさを感じますが、味が濃厚で確かに美味しいけれどその油っぽさに日本人の胃にはきつい場合もあります。そこでおすすめするのは魚のカレーです。普段でも魚がよく食べられていますので、魚にぴったりの複雑な味付けはさすがというしかありません。

 

4. chingri curry (チングリカレー) 小さめのエビが美味しいエビカレー

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!エビカレー

(Sankarshan Mukhopadhyay)

日本でよく見るブラックタイガーや大正エビよりもずっと小さなエビが使われています。カレーにしたときにダシがよく出るので、小さなエビの方がかえって好まれるのです。ココナツミルクを使うときもあれば、普通のカレー味にするときもあります。どちらもエビのダシがきいています。

 

5. roti・porota (ロティ、ポロタ) バングラデシュの定番パン

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!ロティ

(v i p e z)

日本でカレーのお供のパンといえばナンが有名ですが、バングラデシュでふだん食べられるパンは無発酵の薄いパンであるルティです。そして何度もたたみ、何層も重ね、パイ生地のようにしてから焼くポロタは間にバターやギーを入れるので贅沢な味がします。いずれも全粒粉でできているので、小麦粉そのものの美味しさが生きています。ナンよりもヘルシーです。

 

6. ピアジ 豆の美味しさを感じるおすすめ軽食

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!ピアジ

(raasiel)

一般的に豆はダルと呼ばれていて、実にたくさんの種類があります。中には歯ごたえのある豆もあり、よく噛んで食べないと後でおなかを壊すものもあります。小さいときから固いグアバを噛んで歯を鍛えてきたバングラデシュ人ならではの食文化ですよね。

そんな豆の中でも、やわらかくて食べやすい種類のひとつにレンズ豆があります。そして、そのレンズ豆を使って作った揚げ物がピアジです。つなぎに使われるのは小麦粉ではなく豆の粉です。歯ごたえを残した玉ねぎと豆の香ばしさとほのかに香るスパイスの味。おなかにしっかりたまる軽食としておすすめです。

 

7. samosa・shingara (サモサ、シンガラ) 病みつきになるピリ辛フライ

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!サポサ

(Moheen Reeyad)

肉や野菜のカレーが入った揚げものがサモサ。カレー味のじゃがいもを皮で包んで揚げたものがシンガラです。ピリッと辛い唐辛子などがいいアクセントになり、ひとつふたつと手が伸びる軽食です。

 

8. pudding (プディング) 卵の濃厚さにくらくらしそうなプリン

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!プリン

(v i p e z)

甘み処といったお店で供されるプリンは、大きさもさることながらその味の濃厚さに、プリンって栄養食だったんだなぁと思い直します。卵も牛乳も日本のものよりずっと濃いバングラデシュなので、それらで作られたプリンは違って当たり前です。日本でも厳選した材料で作られた卵で作られたものはおいしいですが、バングラデシュでは普通が濃いめです。同じ理由でカステラも美味しいですよ。

 

9. roshmallai・roshogollah・chomchom (ロシュマライ、ロショゴッラ、チョムチョム) 定番お菓子

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!チョムチョム

(wikipedia)

これらはすべてお菓子(ミスティ)で、その呼び名がなんともかわいいですが、その甘さは攻撃的です。あまりの甘さに治っていたはずの虫歯がうずきだすかと思うほどです。

日本の和菓子の味の決め手は小豆で作る「あん」と言われていますが、バングラデシュのお菓子の主な材料は、濃厚な牛乳からできるカッテージチーズです。それらを団子状に丸め、白いミルキーなシロップにどっぷりと漬けたのがロシュマライです。甘い甘いシロップをたっぷりしみ込ませ、噛むごとにシロップがあふれ出すのがロショゴッラ。その揚げドーナツ版がチョムチョムです。

同じインド系仲間であるインドやスリランカ、パキスタン人はそれぞれ自分の国のカレーを自慢しますが、お菓子に関してはバングラデシュのものが一番と首位を譲ってくれるほど、その美味しさはお墨つきです。

 

10. パエシ 美味しいお米とミルクのコラボ

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!パエシ

米食であるバングラデシュは、デザートにもお米が使われることがあります。パエシは、牛乳にカルダモン、シナモン、クローブなどのスパイスを入れて甘くした牛乳に米を入れてお粥状にして冷やしたデザートです。牛乳に入れるだけで味が再現できるミックススパイスは甘いもの好きな人への手軽なお土産にも最適です。

 

まとめ

いかがでしたか?
一般家庭でも人気のメニューをご紹介してみました。お腹を壊さないように注意しながらどうぞいろいろ試してみてください。

ただ、最後にどうしてもひとつだけご紹介したい、都会に住むバングラデシュ人憧れのお料理があります。それは田舎で食べる野菜料理です。朝採れの新鮮な野菜を使った炒め物やカレーなどが、外の土の台所で薪の強い火で一気に作られるからでしょうか。理由はわからないけどとにかくどこよりも美味しいのです。

ただし、田舎では料理の辛さも容赦ないことが多いです。辛くて涙も鼻水も出る、舌もひりひり痛い、だけど食べたい、という葛藤に苦しみながらつい食べ過ぎてしまうのも、良い思い出の一つになるかもしれません。

 

現地で絶対食べたいおすすめバングラデシュ料理10選!

1. biriyani (ビリヤニ) お祝いにはコレ!
2. polao (ポラオ) ミルキーで癒される味
3. mas curry (マス カリー) バングラデシュの味といえば魚カレー
4. chingri curry (チングリカレー) 小さめのエビが美味しいエビカレー
5. roti・porota (ロティ、ポロタ) バングラデシュの定番パン
6. ピアジ 豆の美味しさを感じるおすすめ軽食
7. samosa・shingara (サモサ、シンガラ) 病みつきになるピリ辛フライ
8. pudding (プディング) 卵の濃厚さにくらくらしそうなプリン
9. roshmallai・roshogollah・chomchom (ロシュマライ、ロショゴッラ、チョムチョム) 定番お菓子
10. パエシ 美味しいお米とミルクのコラボ

 


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