ドイツの人気大学を現地調査!7つのおすすめ役立ち情報!

ドイツの人気大学を現地調査!7つのおすすめ役立ち情報!

(Ingo Meironke)

ドイツ留学したいけど、どんな大学が人気で、どんな学校がおすすめか、知らないことが多いですよね。大学を選ぶ基準や留学の費用、そして入学に必要な条件など調べたいことは沢山あると思います。そこで今回は、ドイツ留学経験のある筆者が、ドイツの大学事情について役に立つ情報をまとめてご紹介します。


 

ドイツの人気大学を現地調査!7つのおすすめ役立ち情報!

 

1. ドイツの大学の入学条件

・最終学歴の成績書
ドイツには、日本と違い、各大学で入試が行われることは稀です。「Abitur(アビトゥーア)」という、高校卒業資格と大学入学資格が統一された資格を取るための試験を受け、その成績をもって好きな大学に願書を出すことができます。そして、各学部で出願者の成績順に入学許可が与えられます。

日本人の場合は、少し複雑な手続きが必要です。希望大学に願書を出す前に、事前にセンター試験の結果の英訳か高校の英文成績書(学士号を持っている場合は、学部時代の英文成績書も)をUni-Assist(ウニ アシスト)という機関に提出し、成績の内容をドイツの評価基準でポイント換算してもらわなければなりません。また、成績書に記載の科目によって、どの学部に出願可能かを審査されます。このウニ・アシストの結果とドイツ語能力試験の証明書類はどの大学でも共通で入学必須条件となっています。年齢や学歴は関係ありません。

修士号の場合は、上記に加え、学士論文の提出や出身大学の教授からの推薦書など、願書に添付する書類が指定されているので、希望大学への問い合わせを忘れずに。

・ドイツ語能力の証明書
入学審査時に必要なドイツ語能力は、大学や学部により異なります。必ず、事前にチェックしましょう。ドイツ語能力の証明には、DSH、TestDaF、ゲーテ試験、Telcといったドイツ語能力試験の成績を提出しなければなりません。ゲーテの語学試験は日本でも受験可能で、C1以上が一般的な入学条件になっているようです。独検は残念ながら使えません。それぞれの語学試験は試験の傾向、料金、実施頻度が違います。

・ビザ
ビザは、入学許可が下りた時点で学生ビザを取得できるので、入学願書提出時点でビザの提出を求められることはありません。代わりに、願書にはドイツで有効な健康保険証の提出が義務付けられています。

 

2. 入学願書を出す時期

国立、州立、公立大学は基本的に、夏と冬の2セメスター制です。夏期は4月~9月、冬期は10月~3月です。一般的に、夏期セメスターから始める場合は、12月~1月中旬、冬期セメスターだと7月~8月中旬が入学願書受付期間です。学士号の場合、特に冬期セメスターからのみ始まることが多いようです。ただ、大学や学部により異なるので、必ず大学のホームページ等で希望学部の情報を入手して下さい。

ドイツの入学願書は、各大学の専用ウェブサイトでオンライン提出→その後、内容を印刷したものにサインをして郵送で送るパターンが多いです。日本人の場合は上述のように、ウニ・アシストの審査機関(4週間~6週間)を考慮し、例えば、冬期セメスターの入学希望であれば、5月には審査申請をしておくのが良いでしょう。

 

3. 大学の授業料は千差万別

ドイツの大学は授業料が安いとよく言われます。国立、州立、公立の大学であれば、安いところが多いのは事実です。例えば、筆者の通う大学では、定期券込みで1セメスター330ユーロ(5万円以下)です。もっと安いところや、授業料がタダなところもあります。ただ、EU圏外の留学生は高い授業料を課せられるところもあるのでご注意を。また、私立の大学や専門大学になると、日本の私立大学並みにかかります。大学により、また学部によっても金額が違うので、大学のホームページで希望の学部の授業料を調べてください。

 

4. 大学選びのポイントはこれ!

たくさんの大学の中から大学を選ぶのはそう簡単ではないですよね。以下に参考になりそうなポイントをまとめてみました。

・大学の認知度ではなく、自分の希望学部に強い大学を選ぶ
日本では、大学自体が1つのブランドのようになっていますが、ドイツでは自分が学びたい専門領域に強い大学をリストアップし、その中から決めるのが普通です。また、学部名は同じでも大学により、カリキュラムの内容、教授陣の専門領域などそれぞれ個性があります。大学のウェブサイト等でこれらの詳細を見た上で、自分の関心に合った進学先を選ぶと良いでしょう。

・場所/環境も大事
せっかく数年過ごすのであれば、周囲の環境も大事ですよね。交通の便、家賃の高さ、街自体の雰囲気、治安の良さなど、勉学に打ち込むのに自分にとって快適な環境があるかどうかがポイントとなります。

・難易度で選ぶのは難しい
ドイツでは入学試験がないので、学部ごとの難易度を大学ごとに比較できません。が、大学のウェブサイトで、過去数年の倍率と入学許可者のアビトゥーアの成績平均点を閲覧することが可能です。ウニ・アシストのポイントと比較して、入学許可の可能性を推測することはできるでしょう。ただし、日本人の場合は、各学部で設けられている外国人枠の中で審査されるので、その公開されているデータだけでは判断できません。

 

5. 現地で人気な大学1:Ludwig-Maximilians-Universität (LMU) München / ミュンヘン大学

ドイツの人気大学を現地調査!7つのおすすめ役立ち情報!ミュンヘン大学

・場所:
Geschwister-Scholl-Platz 1, München…バイエルン州ミュンヘン

・周辺情報:
ミュンヘン旧市街からは少し離れているが、近くにミュンヘン工科大学などの高騰教育機関があり、大学周辺はまさに学生街の雰囲気が漂う。

・学部:
文系・理系どちらも含む全18学部の総合大学

・人気の理由:
国内大学ランキングで第1位。様々な世界主要大学ランキングでほぼ常に50位以内に入るトップ校。生徒数はドイツの中で2位の多さというマンモス大学。観光地としても魅力的なミュンヘンにあるということも人気の理由の1つ。日本人留学生も多い。1472年創立の由緒ある名門校として、質の高い教育機関としての名声を誇っている。34名のノーベル賞受賞者の母校でもある。

・こんな人におすすめ:
観光地としても魅力的なミュンヘンに住みたい人。トップクラスの大学で勉強したい人。歴史のある大学で学びたい人。

・セメスター費用:
(2017/18年度時点)1セメスター128,50ユーロ。

 

6. 現地で人気な大学2:Ruprecht-Karls-Universität Heidelbeg / ハイデルベルグ大学

ドイツの人気大学を現地調査!7つのおすすめ役立ち情報!ハイデルベルグ大学

・場所:
Grabengasse 1 · 69117 Heidelber…バーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルク

・周辺情報:
旧市街郊外に位置する。ハイデルベルグの町自体が観光地として人気があり、ハイデルベルグ大学自体が観光名所となっている。学生酒場ではいつも賑わいを見せている。

・学部:
文系・理系どちらも含む全12学部の総合大学(医学部も含む)。日本学も学べる。

・人気の理由:
1386年創立の伝統ある名門校として数多くの著名人、ドイツで最多のノーベル賞受賞者を輩出してきた。世界主要ランキングでもランクインし、国内ランキングでは、前述のミュンヘン大学と1、2位を争うほどの人気。

・こんな人におすすめ:
古き良き古都の雰囲気を味わえる環境で住んでみたい。トップクラスの大学で勉強したい人。

・セメスター費用:
(2017/18年度時点)EU圏外からの留学生(日本人含む)は、1セメスター1,500ユーロ

 

7. 現地で人気な大学3:Technische Universität München / ミュンヘン工科大学

ドイツの人気大学を現地調査!7つのおすすめ役立ち情報!ミュンヘン工科大学

・場所:
Arcisstr. 21 · 80333 München…バイエルン州ミュンヘン

・周辺情報:
ミュンヘンの市街地からは離れたところにあり、大学周辺は他の高等教育機関や研究センターなどが多い。学生街の雰囲気を楽しめる。ミュンヘン市街地へは電車で25分ほど。

・学部:
理系、MBAも取得可能。特に自然科学、工学、医学、生命科学に強い。

・人気の理由:
ドイツの工科大学のランキングで常に第1位を誇るエリート名門校。理系分野だけでなく、2002年から開設されたMBAコースも、その質の高さから世界中から学生が集まっている。

・こんな人におすすめ:
工科大学のトップ校で勉強したい人。ドイツでトップレベルのMBAを学びたい人。

・セメスター費用:
(2018年以降)1セメスター129,40ユーロ

 

まとめ

いかがでしたか?
ドイツ留学の魅力は、安い授業料で専門性と質の高い高等教育を受けられることだと思います。また、歴史ある大学も多いので、由緒ある建築物をキャンパスで見られたりするのも一興です。一方、学生の1/3がドロップアウトするという厳しい現実があるのも事実。学生にはかなり勉強することを要求されますが、その分、その分野の高い専門性を身に付けることができるでしょう。

 

ドイツの人気大学を現地調査!7つのおすすめ役立ち情報!

1. ドイツの大学の入学条件
2. 入学願書を出す時期
3. 大学の授業料は千差万別
4. 大学選びのポイントはこれ!
5. 現地で人気な大学1:Ludwig-Maximilians-Universität (LMU) München / ミュンヘン大学
6. 現地で人気な大学2:Ruprecht-Karls-Universität Heidelbeg / ハイデルベルグ大学
7. 現地で人気な大学3:Technische Universität München / ミュンヘン工科大学

 


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