ミュンヘンの天気調査!旅行前に知りたい7つの特徴

ミュンヘンの天気調査!旅行前に知りたい7つの特徴

筆者が住んでいるドイツ・バイエルン州最大の都市ミュンヘンは、経済的に安定している上、欧州では比較的に治安もよく、居住地としても観光地としても人気の高い都市です。今回は、そんなミュンヘンの天気の特徴について、7つポイントにまとめて詳しくご紹介します。旅行前にぜひチェックして、あなたの旅の準備に役立てて下さい。



 

ミュンヘンの天気調査!旅行前に知りたい7つの特徴

 

1. 一年を通しての天気の特徴

北緯48度、日本の稚内より北に位置するミュンヘン。「東京よりも夏は涼しく、冬は寒い」というのはご想像の通り。しかし、実は夏に熱中症が出るほど暑い日もあります。また、冬はアルプスに近いことによりオランダや北ドイツより気温が下がる日も。季節別の平均気温は、春:9.6℃ 夏:17.1℃ 秋:10.2℃ 冬:2.3℃ です。天気により体感温度も大きく変わり、一日で夏から冬の気温に変わるなど、特徴の捉えにくいところが特徴…それがミュンヘンです。だからこそ、旅の際は万全の準備が必要です。

 

2. 長い冬の終わりを目いっぱい楽しむ人々で賑わう、春(Frühling)

公園で散歩を楽しむ人々、カフェやレストランではテラス席でお喋りに花を咲かせる人々。長く厳しい冬の終わりを喜ぶ人々で町が賑やかになる春。ドイツ人にとって新鮮な空気と太陽の光は春と夏の特権。多くのドイツ人はこれらを求めて嬉々として外に出かけていきます。とはいっても、一日の温度差が大きいこの季節。朝は冬のように寒く、昼には強い日差しが暑く、夜はまた寒くて眠れない、といった不安定な日々が6月終わりまで続きます。この季節は寒くても暑くても、調節しやすい上着を用意して出かけることをおすすめします。インターネットなどで事前にその日の気温を調べておくのが良いかもしれません。

 

3. 強い日差しもなんのその、観光客で活気づく、夏(Sommer)

観光客が最も多く訪れる夏。観光客だけでなく、ミュンヘン市民もこの季節が大好き。公園や湖に出かけて地面に寝そべり身体をやく。いい感じにやけてきたらビアガーデンに出かけてミュンヒナービアとヴルスト(ソーセージ)を頂く。これが彼らのお気に入りの夏の過ごし方のようです。日中は35℃まで気温が上がる日もあり、朝の涼しい天気を信用して服を選ぶと後悔することもしばしば…。空気が乾燥しているため体感温度では日本より涼しく感じますが、トラムやバスなどの交通機関にはエアコンが付いていないので日差しの強い日はサウナ状態です。日中は日差しの強い日が多いので、サングラスがあると便利です。日本女性のお肌の敵、紫外線対策ですが、日傘を差すドイツ人はまずいません。混雑する観光地で日傘を掲げていると迷惑になる可能性もあるので、日焼け止めなどに止めておくことをおすすめします。夏のミュンヘンは21時頃まで明るく、暖かい時間が長く続きます。薄着の上から着脱しやすい上着を用意すると良いでしょう。8月中旬から徐々に気温が下がっていき、夏の終わりは日本よりだいぶ早く来ます。

 

4. 世界最大規模のビール祭り、最もビールを消費される、秋(Herbst)

ミュンヘンの秋といえばオクトーバーフェスト。9月中旬から10月初めのこのビール祭りには国内外から毎年約600万人の人々が会場を訪れます。世界中で最もビールが消費されるこのお祭りに、ドイツ人たちも少し浮足立ったように向かいます。ビアガーデンではあまり防寒性のなさそうなバイエルンの民族衣装・ディアンドルに身を包んだ女性が、両手いっぱいにビールを抱えてサーブしてくれます。この季節は決して暖かそうにないお祭りの衣装を着ている人が多くみられますが、日本でいえば真冬のような気温になることもしばしば。春と同じく気温差の大きい秋。厚手の上着を持ってビアガーデンに行くのが賢明でしょう。女性用のディアンドル、男性用のレーダーホーゼンも中心街に50~150ユーロ売っているので買ってみるのも楽しいかもしれません。ただこれらを着るならインナーは暖かいものを。

 

5. 雪化粧された街々が美しい、冬(winter)

ドイツの冬は私たち日本人にとって長く、非常に厳しいものです。特にミュンヘンでは南アルプスからの冷たい風を感じることも多くあります。しかし悪いことばかりではありません。雪をまとった石造りの建物は美しく、この時期によく飲まれるスープやホットワインはおすすめです。何よりドイツのクリスマスマーケットは一度行ってみる価値のあるものです。この季節は太陽が厚い雲に覆われて、一日中薄暗いなんてことも珍しくありません。雪も多く降り、日常的に気温がマイナスを下回ります。市街観光やクリスマスマーケットなど外を歩き回る旅なら、しっかり防寒しましょう。保温性の高いインナーを重ねる、靴底の厚い靴を履くなど、完全防備で出かけてやりすぎということはありません。ヨーロッパにホッカイロは売っていません。日本で用意してくることもおすすめです。ただ、レストランや観光案内所などの屋内はセントラルヒーティングシステムにより常に暖かいので、調整できる格好が良いでしょう。

 

6. ベストシーズン

ミュンヘンのベストシーズンは、あなたの旅の目的によって大きく変わります。ビール祭り、クリスマスマーケット、春祭り。季節によってミュンヘンを楽しむ祭りはどれもおすすめです。旅行の前に、歴史的建造物を見たいのか、ドイツの伝統的料理を食べたいのか、美味しく種類豊かなビールを飲みたいのか、あなたの目的が季節選びの基準になります。天候で最も良いのは夏。日差しが強いと言っても日中の体感温度はそこまで高くなく、雨もほとんど降りません。多くの人々が太陽を求めて街全体が活気づき、街を歩いているだけで楽しいでしょう。

 

7. タイミングの悪いシーズン

タイミングの悪いシーズンも、あなたの目的によって変わります。人ごみを避けてゆっくり観光したいなら、観光客が溢れる8月は避けるべきです。有名レストランにも8月とオクトーバーフェスト近辺は観光客が集まるので、美味しいドイツ料理目的であるなら穴場のレストランを見つけるか、繁忙期を避ける必要があります。ヨーロッパでは決して「お客さまは神様」ではないので、混んでいるとメニューすらもらえないこともありますよ。10月下旬から雪が見られる程気温が低くなる冬も、観光には適さないでしょう。特にクリスマス休暇の時期(クリスマスイヴ~お正月)は中心街以外の多くのレストランは休業しているので、クリスマスマーケットで食事したいのであれば、この時期は避けるとべきでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
ドイツは日本より寒い。というだけではないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。一年を通していえることは、とにかく調整しやすい格好を心がけることです。ミュンヘンはドイツ内で最も物価の高い都市のひとつ。現地で調達することを考えると、万全の準備で旅行に挑むことをおすすめします。せっかくのミュンヘン、寒さや暑さに楽しみを半減させてしまうのはもったいないですよね。今回ご紹介したお天気情報があなたの旅に役立てば幸いです。Gute reise!(よい旅を!)

 

ミュンヘンの天気調査!旅行前に知りたい7つの特徴

1. 一年を通しての天気の特徴
2. 長い冬の終わりを目いっぱい楽しむ人々で賑わう、春(Frühling)
3. 強い日差しもなんのその、観光客で活気づく、夏(Sommer)
4. 世界最大規模のビール祭り、最もビールを消費される、秋(Herbst)
5. 雪化粧された街々が美しい、冬(winter)
6. ベストシーズン
7. タイミングの悪いシーズン

 


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