アルゼンチンのタクシー事情やおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

(Barcex)

アルゼンチンは南米のパリとも言われるブエノスアイレスを首都とし、イグアスの滝や南部パタゴニアに広がる氷河の絶景など、知られざる観光スポットが幾つも存在します。そんな広大なアルゼンチンを移動するには一体どんな方法がおすすめなのでしょうか。そこで今回は、バスやタクシーなどアルゼンチンの交通事情やおすすめの移動手段についてご紹介します。

 

アルゼンチンのタクシー事情やおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

 

1. ブエノスアイレス観光でのマストアイテム“SUBE”

(Nicolás Eduardo Feredjian)

“SUBE”スベとは、ブエノスアイレス市内の交通機関を利用する際に使う、チャージ可能なICカード乗車券です。スベは発行に20〜30ペソが必要ですが、バスや電車、または高速道路などでも利用できます。チャージ限度額は200ペソです。バスの乗車時にわざわざ硬貨を取り出す必要もありませんし、地下鉄利用での運賃の割引があるなど、間違いなく便利です。ブエノスアイレスに滞在する予定がある場合には、ぜひ取得する事をおすすめします。

 

2. 地下鉄で移動する場合

(You Need Style)

首都ブエノスアイレス市内の交通手段の一つに、“SUBTE”と呼ばれる地下鉄があります。アルゼンチンの地下鉄は1913年に開通され、東京の地下鉄銀座線建設のモデルにもなっており、日本の古い丸ノ内線車両が走行している区間がある事でも有名です。路線は6路線あり、今後も拡大が予定されています。乗車券は、“SubtePass”スブテパスと呼ばれる紙製の磁気乗車券と、“MONEDERO”モネデーロと呼ばれるチャージ可能なIC乗車券と、前述したスベの合計3種類があります。スブテパスには、1、2、5、10回券があり、1回分が5ペソで路線内のどこまでも行く事ができます。一方、モネデーロは発行に25ペソがかかります。スベを利用した場合、運賃は割引で4.5ペソとなりお得です。

 

3. バスで移動する場合

(Barcex)

ブエノスアイレス市内のもう1つの交通手段として“COLECTIVO”と呼ばれる路線バスがあります。路線は150以上あり、ブエノスアイレス市内を網の目のように広がっています。また、停留所は約200m間隔と沢山あり、中にはポールに番号が張ってあるだけの停留所もあります。運賃には硬貨かSUBEの利用が可能で、乗車距離によって値段は変わりますが、大体1ペソから50ペソまで様々です。バスは合図をしないと止まらないので注意が必要です。コレクティーボは現地の人も分からない程複雑なので、コレクティーボマップがあると便利です。

 

4. 電車で移動する場合

(Nicolás Eduardo Feredjian)

地下鉄、バスの他に“TREN”と呼ばれる電車があります。アルゼンチン国内を走る路線はかつて4万キロにも及びましたが、道路整備やバスの普及などにより多くの路線が廃止され、現在はブエノスアイレス近郊までを走る路線にとどまっています。運賃には現金かSUBEの利用が可能です。

 

5. タクシー情報

(Alessandro Grussu)

ブエノスアイレス市内のタクシーの車体は黄色と黒に統一されています。市内のタクシーは大きく分けて2種類あり、一つはラジオタクシーと呼ばれるタクシー会社に登録されているものと、個人タクシーです。実際に、外国人客に対するメーターの不正や、共謀による金品強盗などが起こっていますので、観光客としてタクシーを利用する際には細心の注意が必要です。

 

6. 長距離バス“OMNIBUS”

(Alexander Czajkowski)

広大なアルゼンチンの大地を移動する時に便利なのは、“OMNIBUS”オムニブスと呼ばれる長距離バスです。もちろん、国外に行く際にも利用出来ます。ブエノスアイレス市内の鉄道レティーロ駅に隣接するバスターミナルからは、イグアスやパタゴニアなどアルゼンチン国内全域に路線があり、ウルグアイやブラジルなどへの国外線もあります。補足として、レティーロ駅周辺にはスラム街があるので、訪れる際には周辺に充分警戒するようにしましょう。

 

7. アルゼンチンの国内線

(Andrew W. Sieber)

バスやその他の交通手段と比較すると値段は格段に上がりますが、時間と体力を消耗しない為には飛行機での移動が不可欠です。首都ブエノスアイレスを中心として、コルドバやサルタ、ウシュアイアなどの主要都市はもちろん、アルゼンチン国内どこへでも行く事ができます。所要時間は場所によって1時間から4時間程度、値段も300から2000ペソが相場です。お金こそかかりますが、移動にかける時間をなるべく減らしたい場合には便利な交通手段でしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
アルゼンチンは国土が日本の約8倍もあるので、一度に沢山の場所を訪れるのは難しいと思います。しかしながら、長距離バスや飛行機など、アルゼンチン国内を移動する方法は沢山あります。せっかく地球の反対側の国アルゼンチンを訪れるのですから、時間とお金と体力の事を考えながら、自分に合った賢い移動手段を選んでくださいね!

 

アルゼンチンのタクシー事情やおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

1. ブエノスアイレス観光でのマストアイテム“SUBE”
2. 地下鉄で移動する場合
3. バスで移動する場合
4. 電車で移動する場合
5. タクシー情報
6. 長距離バス“OMNIBUS”
7. アルゼンチンの国内線

 


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