カナダへワーホリする前に絶対押さえたい7つのポイント

今や若者に大人気のワーキングホリデー。年齢制限はあるものの、その年齢内である日本人成人であれば誰でも得る権利があります。そんなワーホリで、豪州とこぞって人気な国がカナダです。治安の良さと人の優しさ、そしてカナダの雄大な土地や一度みたら人々を魅了する壮大な自然。アメリカにも近い距離であるため、流行的であり多くの日本人観光客や日本人移住者、留学生が後を絶ちません。今回は、カナダのワーホリ経験者の筆者が提案する、旅立ち前に絶対押さえておきたい7つのポイントをこと細かく、後悔がないようにご紹介します。あなたのカナダへのワーホリの第一歩をあと押し!

 

カナダへワーホリする前に絶対押さえたい7つのポイント

 

1. ワーキングホリデービザは夢のビザ?

まずワーキングホリデービザについて少しご紹介します。18歳から30歳までの日本国籍を持つ青年、大人が日本と協定を結んでいる国に行き、異なった文化の中で休暇を楽しみながら一定の滞在資金を補うために仕事に就くことができる特別な制度のことを、ワーキングホリデービザと言います。現在日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は12カ国。カナダはその中でもオーストラリアに並び一、二位を争うワーキングホリデー人気国です。一年でカナダへ行ける人数は6500人と規定が決められており、近年では定員オーバーすることも。申請は年初めの1月から始められます。10月以降は定員オーバーし、キャンセル待ちになることもあるので申請はお早めに!

原則としては年齢制限をクリアし犯罪歴などがなければ、日本国籍を持っている若者、誰にでも与えられるビザです。ワーキングホリデービザは最長一年間滞在でき、学校へは半年通うことができます。学校に半年以上通いたい場合は学生ビザを申請しなければなりません。そして最長一年、ワーキングホリデービザ日にち内であればカナダのどこでも仕事ができ、報酬もきちんともらえます。海外で通常働くことは一生で一度や二度経験できる事ではないので、人生としてかなりいい経験になります。

お金を特に稼ぐ必要のない人は半年学校に通い、残りの半年を旅行三昧に使うなど、自分でプランを自由自在に組み立てられるので夢のようなビザと言えます。申請の手続きは必ずオンライン上で必要な書類をアップロードする必要があります。手続きは英語ですが、そこには日本語訳のサイトがあったりと、自分自身で手続きすることは意外に簡単です。もし不安事があるようであれば、日本には留学をサポートするエージェントが数多く存在します。そこではビザの取得サポートから学校手続き、ホームステイ手続きなど全てのことについてサポートをしてくれます。料金はそこそこ取られますが、初めての留学なので安心は安心です。留学に不安の方は、留学エージェントを利用するのをおすすめします。

 

2. とりあえずカナダへ行くための持ち物!

・パスポート

・お金(カナダ円を現金で少し持って行きましょう。両替はチャイナタウンが手数料無料のところが多くおすすめ)

・航空券

・クレジットカード(カナダは現金よりクレジットカード文化です。日本で作ってから行きましょう)

・衣類(カナダでもあらゆるものは買えますが、ユニクロのヒートテックなどは本当に重宝します)

・辞書

・薬

・ガイドブック

・携帯やノートパソコン

以上、今回は最低限の持ち物をあげました。あげたらきりがありませんが、とりあえずカナダと日本はありがたい事に電源ワットが同じ電圧なので日本の充電器等はそのままカナダで使えます。

ある程度のものはカナダに来てから買う事ができるので大丈夫ですが、カナダにきて一番、筆者が困ったのは洗顔料と薬、そして女子なら生理用品でしょうか。カナダにも洗顔料は売っていますが、あまり一般的ではなく、カナダの人たちは顔を普通のボディソープで洗うのが一般的です。また、洗顔料があったとしても日本の洗顔料と違い泡立たないタイプが多く、日本から持ってきた洗顔料がちょうど無くなり、やむを得なくカナダ製の洗顔料を買って試してみたのですが、顔が荒れて大変になったのを今でも覚えています。

そして薬は日本の常備薬を必ず持っていった方がいいです。カナダと日本の薬は全く違います。そして生理用品はやはり日本製が一番です。気になる方は持参を。

 

3. カナダの気温は北海道くらい

カナダといっても西から東に横断しているカナダなので、どこの都市に行くかによって、冬の過ごし方、寒さはかなり変わります。西の玄関口、バンクーバーは一年を通して温暖な気候が続き、冬も氷点下以下になることはほとんどありません。そして雪もほとんどみることはありません。バンクーバーは留学先でも有名ですね。

そしてそのバンクーバーからちょっと行くとオーロラで有名なイエローナイフがあります。そこはオーロラが見れるくらいですので、かなり寒くなくてはいけません。冬は氷点下20度を下回る事もあります。そしてもう一つカナダで留学先に人気なのはトロント。ここは北海道出身の筆者が思うに、本当に北海道に似た気候です。夏は普通に平均25度以上、30度を超える日もあります。そして冬は雪が降り、氷点下10度近くの毎日。カナダの中でも四季がきちんと見られる都市と言えます。そしてトロントからもっと東に行くとモントリオールやケベックなどがありますが東にいくにつれもっと寒い地域になります。

このようにどの都市に行くかによってカナダの気候は大幅にかわりますが、平均するとカナダは北海道とよく似た気候と言う事ができるでしょう。

 

4. ワーキングホリデーに行くには冬がいい

さてみなさん気になるのは、ワーキングホリデーにいついったらお得で、よりよいワーキンホリデー生活が出来るのかと言う事ですよね?ここではワーキングホリデーは冬に行くのをおすすめします。

まず飛行機の値段が夏と冬では大幅に違います。夏がオンシーズンですので、夏に出発する場合片道で12万程度、それが冬の1月から3月までの間だと、9万程度と10万円を切る形になります。他にもメリットがいっぱいで、英語留学をする学生は短期で来る人たちも多いので彼らは夏に集中します。その結果、夏のカナダはホームステイ先や学校は人であふれかえっているというのが現状です。

いろんな国の人たちと出会い、友達が出来る面では夏に来るのもいいですが、冬はホームステイ先も人数が少ないので良い部屋を優先的に借りることができたり、学校も人数が少ないぶん、より密に指導してくれるといったメリットがあります。冬には人が少ないのもあってか、授業料の割引キャンペーンなどを実施している学校もたくさん出てきます。

 

5. 仕事は意外にすぐ見つかる?

ワーキングホリデーは夢のビザと先ほど説明しました。そうです憧れの地で一年間働けるビザなのです。一生に一度は憧れの海外で働いてみたい!そんな夢を持った人たちがたくさんいると思いますが、いくら学校に通っているとはいえ英語が上手く喋れない、仕事はすぐ見つかるのだろうか?など不安もたくさんあると思います。

ワーホリ経験者から言うと、バンクーバーやトロントにはやはり日本人が多いので日本人経営のレストランやラーメン屋、居酒屋などが多くあり、求人は毎日のようにweb上にアップされます。働いているのはワーホリで来ている学生が多いので、ほとんどの人たちは最長一年という単位で日本に帰ってしまいます。ですので従業員の入れ替わりが早いのがポイントです。そして日本人経営者になると日本語で意思疎通ができるので仕事をしていても安心といのがポイントです。

でもどうしてもせっかくカナダにきたんだから、カナダ人経営のお店で働きたいと!言う人もいるでしょう。カナダは移民が多い国なのでカナダ人経営のお店でもこうゆう留学生はウエルカムです。ただここではきちんとした英語が必須です。何事も挑戦が肝心!トライしてみるのもよい経験です!

 

6. 学校を選ぶときのポイント!

留学先で大人気のカナダには本当に多くのイングリッシュ学校があります。色々ありすぎて選ぶのが困ってしまうくらいです。ここで経験者からみる学校のおすすめポイントをご紹介します。

まず、学校は人数が少ない所を選ぶ事です。人数が多いマンモス校はいろんな国の人が来ていて、友達が多く出来るというメリットがあるかもしれませんが、授業内容にしてはクラスに振り分けられる人数が多くて先生の手が回らず、比較的最初から英語を上手く話すヨーロッパ人や南米人に比べ、おとなしめの日本人は自己主張をしないかぎり後回しにされてしまいます。

少ない学校はその面、先生の手が回りやすく日本人特有の発音などを直で直してくれたり、先生や友達とも密に仲良くなるため英語の発達が早いです。そして有名なマンモス校になると授業料も高くなります。ですので人数が少ないアットホームな学校を選ぶのを筆者はおすすめします。

 

7. ワーキングホリデーで大人気なカナダの第二都市!

筆者自身もワーキングホリデー直前までどっちに行くかで迷ったバンクーバーとトロント。ここでワーキングホリデーで人気のカナダの有名な第二都市を簡単にご紹介します。

・バンクーバー
2014年度世界で一番住みやすい都市第三位に選ばれたバンクーバー。日本からのフライトも約9時間とストレスなく行ける距離で、はじめての留学などにはもってこいです。カナダにいる約30パーセントの日本人がバンクーバーに住んでいると言われており、カナダの中でも日本人同士のコミニティはトロントよりも大きいでしょう。日本食レストランや日本食ストア、日本人経営の美容室などが数多くあり、割とカナダにいても日本のものを買うのに困ることはないです。カナダと言えばとにかく寒いっ!という印象を持ちますが、太平洋側に面しているバンクーバーの冬は暖流の影響でマイナス5度以下になることはあまりありません。雪も少なく、そのぶん雨期が長いですがカナダの中では一番住みやすい気候とされています。それと同時に夏も30度という日もあまりありません。寒いのが嫌いなあなた!カナダで一番暖かいのはバンクーバーです!

・トロント
オンタリオ州に位置し、首都オタワの隣のカナダの一大都市トロント。今や政治や経済の中心であり、世界で住みやすい都市バンクーバーに次ぐ第4位に選ばれています。ミュージカルやコンサート、メジャーリーグのトロントブルージェイズやアイスホッケーのトロントメープルリーフのホームグランドでもあるので、年間を通して大都市ならではのエンターテイメントを見ることができます。そしてニューヨークからも近いので、流行的な都市だと言えるでしょう。気候はバンクーバーに比べると雪も多く1月2月の間は平均マイナス10度前後。そのぶん夏は短い期間ではありますが、30度超えする日も少なくはありません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ワーキングホリデーは本当に人生でいい経験になると思います。誰もがもてるチャンスを逃すのは非常にもったいないことです。それと同時に、どこの国、どこの都市にいくかでもそれがどのようなものになるかが変わってきます。カナダ旅立つまでの少しでも手助けになれば光栄です。Have a nice flight!

 

カナダへワーホリする前に絶対押さえたい7つのポイント

1. ワーキングホリデービザは夢のビザ?
2. とりあえずカナダへ行くための持ち物!
3. カナダの気温は北海道くらい
4. ワーキングホリデーに行くには冬がいいメリット
5. 仕事は意外にすぐ見つかる?
6. 学校を選ぶときのポイント!
7. ワーキングホリデーで大人気なカナダの第二都市!


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