ニカラグアの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

ニカラグアの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

(James Malone)

ニカラグアの通貨の単位は正式にはコルドバCordoba(C$)と言いますが、現地の人たちは今でも昔風にペソと呼んだりしています。カラフルなプラスチック製のお札や、やたら重たい硬貨もあります。そこで今回は、ニカラグアの通貨の歴史や現地で両替する際の注意点など、ニカラグアのお金事情について詳しくご紹介します。

 

ニカラグアの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

 

1. ニカラグアの流通通貨

硬貨と紙幣の2種類があります。硬貨は1,5,10コルドバ硬貨、更に補助通貨がセンターボといい、100センターボ=1コルドバです。5,10,25,50センターボ硬貨がありますが、ほとんど見かけません。コルドバ紙幣は10,20,50,100,200,500があります。

 

2. ニカラグアの歴史を略すと

1502年にコロンブスによって発見されスペインによる植民地支配を受けたニカラグアですが、コロンブス発見以前はアステカ帝国の最南端の交易所として栄えていました。1821年9月15日にスペインの支配から独立、メキシコ帝国を経て中央アメリカ連邦、その後アメリカ人ウイリアム・ウォーカーの支配を受けた後、中米大共和国になったものの、再度アメリカの支配を受けます。サンディーノ戦争を経てソモサ王朝を確立しますが、遂にサンディニスタ革命を起こし、現在に至ります。

 

3. 国名「ニカラグア」と貨幣「コルドバ」の由来

現在のリバス県の地域がコロンブス以前の地図のニカラオスです。ニカラオスはスペイン人入植者と戦った勇敢なインディヘナのニキラノ族の首長の名前で、ニカラグアという国名は「ニカラオの地」という意味です。

一方、ニカラグアの古都グラナダを最初に収めたのがスペイン人「コルドバ」でした。ニカラグアの貨幣の名前は彼の名前にちなんでコルドバと呼ばれる事になりました。二人の敵対する英雄の名前がそれぞれ国名と通貨に使われたエピソードも面白いですね!

 

4. 驚きのプラスチック製お札、紙幣とは呼べない??

ニカラグアのお札は旧札紙幣もまだ出回っていますが、新札は紙製ではなくカラフルなプラスチックでできていて綺麗です。小ぶりで表面に艶がありパリパリしていますが、絵の部分がザラついていたり透明になっていたりと、とても凝っています。紙よりも丈夫でこの工夫は偽造防止になるそうですよ!バスに乗ると車掌が運賃を集めに来ますが、集めた札束を縦折りにして指の間に何気にぎっしりと挟んでいます。面白くて危なっかしくて余計な心配をしました。

 

5. CASH IS KING! 現地での両替方法

いまだにニカラグアでは、何といっても現金が一番早くて確実。首都や小都市に限らず、田舎のお土産屋さんでもUSドルを使うことができ、しかもお釣りはコルドバで返してくれるので何かと便利です。ただしお釣りのコルドバを期待して100USドルで払おうとしても、偽札が出回っているので受け取ってくれませんからご用心。高額札よりも20ドル札をたくさん持っておく方が使い勝手がいいですよ。

空港(日本円もあり!)や大きな都市の両替所や銀行で現地通貨に両替することもできますが、場所により手数料やレートが違うので失敗することも。都市や結構な田舎町でも、ガラス張りの広々とした一人用ATMでVISAやMasterなどの国際ブランドカードやデビットカード、トラベルプリペイドも24時間使うことができます。トラベラーズチェックはとても限られた場所でしか使えないので不便です。

 

6. 被害に遭わないためにもルールを守ろう!

大金を換金すると後をつけられて狙われることもあるので、しっかり注意してください!人前で財布を開けて現金を見せないこと!またレストランやお土産店などでカード類はスキミングされる恐れもありますから、それなりの定評を持つ店やホテル以外では使わない方が賢明でしょう。

現金を狙われるだけならまだしも、ATMに連れて行かれてカードでごっそりキャッシュを引き出させる手口もあるので、カードも不用意に他人に見られてはいけません!ですが、運悪く引っかかってしまった場合は、抵抗して命を落とすよりもお金を取られる方がましと諦めて、絶対に盗賊には抵抗せずにすんなりと財布を渡すこと!

なので対策としては、現金を1つの財布にまとめて入れておくのではなく、財布をいくつか持っておき、相手が納得するくらいの金額の入った財布を出せばいいでしょう。

 

7. 頭に入れておきたい消費税やチップ

消費税は15%、高級ホテルでは2%の税が加算され17%になります。基本的にチップは不要です。一般的にサービス税は料金に含まれているので頭を悩ませることもないのですが、サービスが良くてそれに対して気持ちを表したいなら10%くらいのチップが適当でしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
ところ変われば日本の常識が通じないこともありますね。それでも現地の人々とのふれあいは楽しいものです。ルールさえ守っていれば安全に過ごせますから、思いっきり楽しい思い出を作りましょう。

残ったコルドバは帰りに空港でお土産を買って使い切ってもいいし、旅の思い出にとっておいてもいいですね。大金が残った場合、最後に空港の両替所でコインは無理ですが、お札ならUSドルでも日本円にでも換金できますよ。ENJOY!

 

ニカラグアの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

1. ニカラグアの流通通貨
2. ニカラグアの歴史を略すと
3. 国名「ニカラグア」と貨幣「コルドバ」の由来
4. 驚きのプラスチック製お札、紙幣とは呼べない??
5. CASH IS KING! 現地での両替方法
6. 被害に遭わないためにもルールを守ろう!
7. 頭に入れておきたい消費税やチップ

 


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