フィレンツェの天気調査!旅行前に知りたい6つの特徴

フィレンツェ旅行する前に知っておくと便利なことは天気ですよね。トスカーナの州都フィレンツェはイタリアの中部、内陸の丘稜地帯に位置しています。大陸性気候で日本と比べ湿気が少なく、その分日中の気温差が感じられます。雨が多いシーズンや寒い冬などは稀に交通が不便になることもあり、旅程が崩れることも。そこで今回は、楽しいフィレンツェ旅行にするために各シーズンにおける天気の特徴を6つにまとめて詳しくご紹介します。

 

フィレンツェの天気調査!旅行前に知りたい6つの特徴

 

1. アルノ川も輝きだす春・プリマヴェーラ (Primavera)

春は花々が咲きだし、花の都フィレンツェが輝いて華やかになる季節です。年間を通して世界中の観光客であふれているフィレンツェですが、心地よい天気になる春はさらにツーリストが押し寄せます。4月の下旬からは太陽の陽射しが暑くなり、まだ生まれたての春風が旅行を最適な気候で迎えてくれます。朝晩は冷え込むので軽いジャケットや羽織るものを一点持参していくと役に立ちます。旅行者にとって行動しやすい春ですが、不安定な天気になることもあり夕立や急激に気温が下がったりするときがあります。しかし夕立は30分ほどするとすぐ去ってしまうのでお店やバールなどで休憩を兼ねて太陽が出てくるのを待ちましょう。ちなみにフィレンツェは日本のように多量の雨が一日中降り続けることは稀なので、ちょっとした雨なら人々は傘をささずに平気でぬれながら歩いています。

 

2. ビッグなジェラートがおいしい夏・エスターテ (Estate)

暑い夏がフィレンツェにやってきます。陽射しが日本よりも強いのでサングラスや、帽子、日傘などを持参しましょう。天気は春よりも安定し毎日燦燦と照る太陽の日が続きます。フィレンツェのような主要観光地ではいたるところでバールやレストランなどの水分補給の場が見つけられるので、ペットボトルはあらかじめ用意する必要はないでしょう。フィレンツェは中心地が観光客やショップでごった返ししていますが、街自体はコンパクトに収まっているので体力の消耗も少ないです。観光に疲れたらパラッツォなどの影で休憩しましょう。フィレンツェは丘稜地帯にあり、街の中心を流れるアルノ川により他の都市と比べて湿気がありますが、日本よりは少ないので太陽の陽射しを避けるだけでスーッとリラックスできます。もちろん身体をクールにしたいならジェラートやグラニータは欠かせません。身体にエネルギーの補給もでき、食べ歩きの街散策ができるのも旅行者しかできない醍醐味です。夏の天気は暑いことに加え3月下旬から始まるサマータイムにより日中の日も長く、夜の9時くらいまで明るいので涼しくなった時間帯を夜景などの散歩に有効に使うことができます。

 

3. ポンテ・ヴェッキオでロマンティックな映画シーンを演出する秋・アウトゥンノ (Autunno)

日が徐々に短くなり涼しくなります。10月の下旬からは冬時間が始まり一日の日照時間がさらに短くなります。フィレンツェの天気は10月以降から冬天気への移行として、一日の中でも雨晴れと夕立やあられなどの日もあり、気温も急に下がることがあります。平年では10月までは気持ちの良い天気が続き、春と同じ様に観光しやすいシーズンです。木々も紅葉しロマンチックなフィレンツェの旅行が楽しめるでしょう。万が一の雨のために折り畳み傘を持っていけばポルティコのないフィレンツェの観光に安心です。朝晩は冷え込みが肌にはっきりと感じられるようになるので、日中は25度あってもジャケットや軽めのコートは必須です。さらにスカーフやストールがあると冷風からの防御になり、カンペキなフィレンツェ旅行スタイルに到達できます。

 

4. 花の都も雪化粧する冬・インヴェルノ (Inverno)

寒い冬はフィレンツェにもやってきます。ジェラートを食べたなら唇が麻痺してしまうほど寒くなります。雪も降りフィレンツェの街並みが雪化粧をし一味違った風景に出会うことができます。天気はどんよりとした日が続き、太陽の陽射しが恋しくなる季節です。湿気もあり風も冷たく顔に吹くのでマフラー、帽子(ウールのスキー帽がベター)、ダウンジャケットはマストです。フリースの中地のブーツがあれば足元が温められさらによいでしょう。

 

5. 教えて!フィレンツェに旅行するベストシーズンは?

気温がマイルドで快適な春と秋が一番フィレンツェを訪れるのにベストといえるでしょう。夏の天気は雨も少なく行動しやすいですが、猛暑なので観光スポットの多いフィレンツェを限られた時間内で見学するには過酷なものがあります。冬の天気は零下になることもあり、フィレンツェの訪問が寒かった思い出しか残らなかったではむなしいものがあります。でもこれらのシーズンを断念することはありません。フィレンツェは美術館など屋内の観光スポットが多いので、夏場では避暑地になり、冬場は寒さをしのげることで予定を上手く組めば楽しく過ごせるでしょう。

 

6. シーズン別にコレを持って行くと便利なアイテム

フィレンツェに旅行したいと決めたなら、天気に合わせた便利な持ち物を用意しましょう。春から夏にかけては太陽の陽射しをブロックするために帽子や、日傘、日焼け止めクリームなどは暑い夏のフィレンツェ散策に役に立ちます。石畳の多いフィレンツェの観光にはスニーカーやズボンなどカジュアルな服装でポケットが多いものが便利です。特別なディナーなどエレガントな服装が必要な場合には靴、アクセサリーなど別途にして持参します。雨の多い天気の秋には折り畳み傘やナイロン製のフード付きのジャケットなどが思わぬ雨に遭遇したときに重宝します。靴も水はけの良いものが汚れも簡単に落とせます。

 

まとめ

いかがでしたか?
フィレンツェは日本のように四季がある都市です。パーフェクトな観光にするためには好ましい天気に恵まれることがポイントです。心地よい天気なら行動範囲も広がりますし、地元の人々とのコミュニケーションも自然に生まれ弾みます。フィレンツェを訪れるベストシーズンに関わらず、フィレンツェを訪問したいパッションがあればどんな時期にも楽しく観光ができるでしょう。基本情報としての天気はあなた次第で変えることのできるものかもしれません。

 

フィレンツェの天気調査!旅行前に知りたい6つの特徴

1. アルノ川も輝きだす春・プリマヴェーラ (Primavera)

2. ビッグなジェラートがおいしい夏・エスターテ (Estate)

3. ポンテ・ヴェッキオでロマンティックな映画シーンを演出する秋・アウトゥンノ (Autunno)

4. 花の都も雪化粧する冬・インヴェルノ (Inverno)

5. 教えて!フィレンツェに旅行するベストシーズンは?

6. シーズン別にコレを持って行くと便利なアイテム


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