イタリアで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

イタリアで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

(Adam Smok)

イタリアで英語がどれくらい通じるかは、現地へ行く前に把握しておきたいことの1つですよね。イタリアは日本と同じくらいしか英語が通じないと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。そこで今回は、ボローニャ在住の筆者が、イタリアで英語はどれぐらい通じるかの目安や、現地で役立つ具体的なアドバイスをご紹介します。旅行の参考になるヒントがたくさんありますのでぜひ最後までご覧下さい。

 

イタリアで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. 観光客が多いところでは英語が通じる

観光地のホテルのフロントは大抵英語が通じます。規模の大きいホテルでは常に誰か英語が話せる人がいます。小さいホテルの場合フロントの勤務交代で英語の話せる人がいないときもあります。街中では英語が通じるところは限られるので、できる限りホテルで情報収集してから出かけるといいですよ。

レストランも観光客が多いお店は英語のメニューがあったり、英語で料理の説明をしてくれます。イタリア人ばかりが食べているようなレストランでは英語はまず通じません。こうしたレストランに行くときは事前に食べたいものの名前をイタリア語で調べておくといいですね。

 

2. 案内や標識は基本的にはイタリア語のみ

英語での案内があるのは空港くらいです。電車や地下鉄の英語表記はほとんどありません。Entrata(エントラータ)入口とUscita(ウッシータ)出口は覚えておくと便利な単語です。 街中の表記もほぼイタリア語のみなので、観光のときには自分の行きたいところの名称はイタリア語で覚えておくと標識が見つけやすくなりますよ。 電車(Trenitalia)の自動券売機やキャシンングするための銀行のATMは、最初の画面で英語表記を選べます。

 

3. イタリア語会話の本は単語収容数が多いと便利

念のためイタリア語会話の本を持って行くと役立ちます。特に簡単な辞書が付いていたり、食べ物の名前が一覧になっているものがおすすめです。イタリア語は語源が英語とは違うので、英語から推測するのが難しい単語があるからです。イタリア語のメニューだけのレストランでも、何か一つ食材の名前が分かればどんな料理なのか想像しやすくなりますよね。

 

4. イタリア人の英語の発音は特徴あり

英語を少しだけ話すイタリア人の発音は聞き取りにくい場合があります。日本人がRとLの発音が上手くできないように、イタリア人にも英語らしくできない発音があります。これを押さえておくとイタリア人の英語が聞き取りやすくなります。特に聞き取りずらいのが、イタリア語ではHを発音しないのでHappy(アッピイ)という発音になってしまいます。それから単語の全ての母音を発音したがりるので大げさな感じの英語になります。ちょっと頭に入れておくと推測しやくなりますよ。

 

5. イタリアの映画館は全て吹き替え

ちなみにイタリアの映画館では外国映画はイタリア語に吹き替えられます。ハリウッドスターは皆流暢なイタリア語を話しています。イタリア人に言わせるとイタリアの声優が上手いから吹き替えるそうなのですが、果たして実際はどうなのでしょう?イタリア人はやっぱりイタリア語が大好きなのです。

 

6. イタリア語は日本人には難しくない

もし旅行前に少し時間があったらぜひイタリア語を勉強してみて下さい。実は日本人にとってイタリア語は発音しやすい言葉なので、片言で話しても思ったよりも通じます。文法は日本語と異なるのであまり考えずに、とりあえず旅行に必要なあいさつや単語を覚えてみましょう。あなたが少しでもイタリア語を使おうとすると、相手のイタリア人もとても喜びます。足りないところはイタリア人の得意なジェスチャーで補ってくれるので、上手くコミュニケーションできますよ。

 

7. 覚えておきたいイタリア語

イタリア語を話す必要があるのはレストランなどで食べるときです。そこで覚えておくと便利なイタリア語を少しだけ紹介します。

・Ciao / チャオ / いつでも使えるあいさつ
お店に入るときと出るときに言います。無言は良くないので一言あいさつしましょう。イタリア語の役立つあいさつは「イタリア語の挨拶センスがぐっと上がる!超便利20フレーズ」に解説していますので、旅行前に押さえておきましょう。

・Uno / ウーノ / 数字の1
・Due / ドゥーエ / 数字の2
お店に入るとすぐに人数を聞かれます。

・Acqua naturale / アックア ナトゥラーレ / ガス無しの水
・Acqua gassata / アックア ガッサータ / ガス入りの水
まず飲み物を聞かれます。水は有料なので注文します。ガス無しかガス入りかも伝えます。

・Grazie / グラツィエ / ありがとう
イタリアではサービスを受ける側もお礼を言う習慣があります。目の前に料理が置かれたときなどに言いましょう。なお、ありがとうについては「ありがとうをイタリア語でもっと言おう!超便利20フレーズ」に詳しくまとめていますので、合わせて読んでみてください。

・Dov’è il bagno? / ドヴェ イル バーニョ? / トイレはどこですか?
レストランなどのトイレは場所が分かりにくいです。お店の人に聞くときにこう言います。

・Il conto, per favore / イル コント ペルファボーレ / お会計お願いします
席での会計とレジでの会計があります。周りの人がどこで会計してるか見ておきましょう。よほど高級なお店でなければ、時間が無いときは直接レジに行って大丈夫です。なお、レストランで役立つフレーズは「イタリアでレストランへ行くとき役立つイタリア語10選!」で特集しています。ぜひ一読ください。

 

まとめ

いかがでしたか?
イタリアでは英語が通じるところもありますが、その場所は限られています。英語が通じるレストランだけを探していると選択の幅も狭くなりもったいないです。素敵なもの美味しいもに溢れたイタリアでの滞在を充実させたいのなら、少しのイタリア語のあいさつと単語があなたの旅行をより楽しく思い出深いものにしてくれますよ。

 

イタリアで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

1. 観光客が多いところでは英語が通じる
2. 案内や標識は基本的にはイタリア語のみ
3. イタリア語会話の本は単語収容数が多いと便利
4. イタリア人の英語の発音は特徴あり
5. イタリアの映画館は全て吹き替え
6. イタリア語は日本人には難しくない
7. 覚えておきたいイタリア語

 


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