イタリアの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

イタリアの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

(Mrs. Flinger)

イタリアを旅行する前に現地の物価を知っておくと、予算も立てやすくレストランやタクシーのぼったくり被害も防げますよね。そこで今回は、イタリア在住の筆者が、現地の物価について特に旅行で必要な「食べる」「移動する」「泊まる」を中心にご紹介します。

 

イタリアの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. 手軽で安い外食は少ない

日本で見かけるランチセット1000円のようなメニューはイタリアにはほとんどありません。カジュアルなレストランでしたら、パスタだけ又はメインデッシュだけというオーダーもできますが、それでもテーブルチャージや飲み物代もかかります(合計20ユーロ程度)。

きちんとしたレストランに入ると、たとえお腹があまり空いていなくてもパスタ一皿だけという訳にはいかず、前菜やメインデッシュを注文しますので合計はそれなりの金額になります(合計30ユーロ以上)。 イタリアで小腹が空いたときに食べるのは、切り売りのピザ(1.5~2ユーロ)やパニーニ(3~4ユーロ)と呼ばれるサンドイッチです。

 

2. スーパーの野菜や果物は安い

毎日外食が続くとお腹もお財布も疲れてきますよね。たまにはスーパーで買ってきた物で済ませてみてはいかがですか?日本と比べて野菜や果物の値段はどれも安いです。キッチンの無いホテルに滞在でも、洗うだけで食べれる果物は色々あります。ぶどう、みかん、さくらんぼ、イチゴなどがおすすめです。包丁とまな板さえあれば、生ハムメロンもいいですよ。生ハムもスーパーで安く買えます。

 

3. バールでのエスプレッソはお値打ち

街のいたる所にあるバールのエスプレッソは立ち飲みなら約1ユーロです。どこで飲んでも美味しいイタリアのエスプレッソが、日本の缶コーヒーと同じ値段です。観光中ちょっと疲れたとき、トイレ休憩をかねていかがですか?イタリア人は1日に何度もバールにエスプレッソを飲みに行きます。何杯も飲み過ぎると夜眠れなくなるので気をつけて下さいね。

 

4. タクシーは追加料金に注意

なるべく使いたくタクシーですが、時間と効率を考えて使った方がいい場合もありますよね。都市によって料金体系は違いますが、初乗りの料金は日本とあまり変わりません。ただし夜間料金、休日料金、スーツケース料金などが加算されます。さらにレストランやホテルにタクシーを呼んでもらうと予約料金も加わり、大抵の場合は日本のタクシー代よりも高くなります。

 

5. 長距離電車は早めにオンラインで購入がお得

イタリア主要都市間の移動には電車が便利です。イタリア国鉄のTrenitalia(トレニタリア)も私鉄高速鉄道のItalo(イタロ)も同じ区間の切符でも異なる値段設定があります。安い切符は変更ができないなどの条件があるのですが、当日購入価格の半額以下だったりするので、移動の日程が決まり次第オンラインで購入するのがお得ですよ。事前にオンラインで購入できれば、日本の鉄道代金よりもかなり割安になります。

 

6. バスタブ付きのホテルは高くつく

ホテルの料金は都市にもよりますが、バスタブ付きの部屋にこだわって探すとどうしても高くなります。イタリア人はシャワーだけで済ますので、バスタブ付きの部屋があるのは外国人観光客用の高級ホテルに限られます。シャワーだけの部屋でよければ、選択肢も多くなり日本より宿泊費は安く押さえられます。

 

7. 北部は南部より物価が高い

よく言われるように北イタリアの方が南イタリアよりも物価が高いです。レストランやホテルなどには大きく影響しています。ただし北イタリアでは鉄道やバスだけで大抵移動できますが、南イタリアでは鉄道もバスも本数が減るために効率面からタクシーを使うなどの出費もあり得ます。

 

まとめ

いかがでしたか?
イタリアの物価は日本と比べて高いものと安いものがあります。事前に物価事情を知っておくことで節約できる部分と贅沢する部分を使い分け旅行の計画を立ててみて下さい。上手に節約し自分が使いたいところにお金をかけられると、満足度の高いイタリア旅行になりますよ。では、良いご旅行を!Buon Viaggio(ブオン ビアッジョ)!

 

イタリアの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

1. 手軽で安い外食は少ない
2. スーパーの野菜や果物は安い
3. バールでのエスプレッソはお値打ち
4. タクシーは追加料金に注意
5. 長距離電車は早めにオンラインで購入がお得
6. バスタブ付きのホテルは高くつく
7. 北部は南部より物価が高い

 


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