中国で刺青・タトゥーはどう思われているか調査!

中国で刺青・タトゥーはどう思われているか調査!

(Prince Roy)

「纹身」中国語で刺青・タトゥーの事をこの様に書きます。同じ漢字国ですが、文字が全く違う典型例の単語です。刺青の歴史は古く、紀元前のミイラから刺青が確認されています。タトゥーは現代日本では一部ファッション性の認められる例を除けば、一般的には反社会的な行為と見られていますよね。それでは、中国ではタトゥーはどういう存在なのでしょうか。



 

中国で刺青・タトゥーはどう思われているか調査!

 

1. 歴史的背景

中国では紀元前の時代から五刑と呼ばれる刑罰が存在していました。五刑というのは5つの刑罰の分類の事です。その内容は、刺青、鼻切り、足切り、去勢、死刑の5つです。刺青は犯罪者に対する刑罰の一つとして古くから一般に知られていました。刺青を入れている人間は自ずと犯罪者と認識させる為の罰ですから、刺青は一般人が好んで入れる行為ではありません。この様に、中国における刺青は、犯罪者を想起させる行為として、古くから人々にマイナスのイメージで捉えられて現代に至っています。ですから、多くの日本人が刺青に対して抱く感情ととても似ているという事です。

 

2. どんな人が刺青をしているのか

所謂マイナスイメージのある刺青をどんな人たちが入れているのでしょうか。基本的には多くの一般人は刺青を入れません。入れたいとも思っていない筈です。全く日本人の感覚と同じと思って頂いて宜しいです。では、どんな人たちが刺青を入れているのかと言うと、大きくは三つのパターンに分かれます。

一つは、反社会的勢力に当たる人たちです。中国にも日本と同様に暴力団に当たる人たちの存在があります。これらの人たちの全てではありませんが、これらに属する人たちが刺青を入れているケースが多いと言われています。

二つ目は、反社会的勢力とは言わないまでも、社会に対してアウトロー的に存在している人たちです。暴力団ではないが、まともな生き方をしていない人たちが、やはり刺青を入れているケースが多いと言われています。

最後に、ファッションとして入れている若者達です。若い女性達が、ネイルをするのと同様の感覚で、手や腕などにプチ刺青を入れる事が流行っています。大都市では、街中で簡単にプチ刺青を入れる事ができてしまいます。彼女達には、刑罰として入れられていた刺青と、自分たちが入れている刺青が、同じ行為だと認識をしていません。あくまでもファッションの一環であって、ネイルをするのと感覚的には全く同じなのです。この様に、反社会性のある刺青と、ファッションの一つである刺青という、全く意味合いの違う刺青が共存している状況と言えます。

 

3. 若者と高齢者の刺青感

刺青は基本的には反社会性を想起させる行為なので、中国でも老若男女同様にマイナスイメージを持っています。ですが、現代の若者達にとっては、刺青を明確に二分して捉えています。反社会的勢力の人たちのする社会を威圧させる為の刺青と、ファション目的で入れる刺青は、全く別の行為と割り切っているという事です。あくまでもお化粧や着飾る事と一緒で、ファションを表現する一つの行為と捉えています。

一方で、若者以外の中国の人達の多くは、やはり犯罪を想起させる行為として、本来は慎むべき行為を考えています。このあたりの感覚は、現代日本人の感覚とほぼ同じと思って頂いて良いと思います。

 

4. 就職への影響度

刺青は中国においても反社会的な行為と捉えられていますから、一般的にビジネスマンが刺青を入れている事はありません。当然ながら、就職活動において不利になることは間違いありません。ですが、職場で裸になる訳ではありませんから、身体のどこかに刺青が入っていても、知られなければ入社には問題は無いでしょう。

また、若い女性がファッション感覚で入れたプチ刺青程度であれば、多くの企業では拒絶をしていない様です。但し、営業は接客など、不特定多数の人達に接しながらする職種の場合は、プチ刺青であっても就職できない場合が多い様です。

 

5. 出入り禁止のケース

日本では、人前で裸になる事が多い国民なので、刺青を入れている人が入場制限される事があります。銭湯、温泉、プール、フィットネスクラブなどは、日本では明確に入場禁止となるケースがほとんどです。ところが、中国では日本程に人前で裸になる場所が多く無いので、明確に刺青を入れている人の入場制限をしている施設はありません。これは筆者の感覚ですが、日本よりも身体全身や上半身などに刺青を入れている人の数は少ないものと思われます。

 

6. 日本人女性の失敗例

中国の大都市では、女性対象のファッション性のあるプチ刺青が手軽に安く入れられてしまいます。その為に、日本にいる時には刺青を入れる事など考えない日本人女性が、中国のプチ刺青を軽く受け入れてしまい易くなります。特に駐在員の家族は、長年中国で生活している事から感覚が中国化してしまい、日本なら入れない刺青を入れるケースが見受けられます。ファション性が高いので、女性には人気なのですが、日本に帰国して後悔する事になります。多くの人達から、プチ刺青がシールを貼っている物を思われるのですが、本物だと告げると相手がひいてしまう事がしばしばです。ですから、中国を訪れて手軽さと安さだけで簡単にプチ刺青を入れない様に、熟慮されることをお勧めしておきます。

 

まとめ

いかがでしたか?
日本よりも手軽にプチ刺青を入れることのできる中国ですが、基本的に刺青に対しての一般的な感覚は日本も中国も同じだということがお分かりいただけたと思います。

 

中国で刺青・タトゥーはどう思われているか調査!

1. 歴史的背景
2. どんな人が刺青をしているのか
3. 若者と高齢者の刺青感
4. 就職への影響度
5. 出入り禁止のケース
6. 日本人女性の失敗例

 


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