中国語の発音をぐっとネイティブ化させる6つのコツ

中国語の発音をぐっとネイティブ化させる6つのコツ

中国語を勉強する上で一番の壁は「発音」です。漢字を使うので意味は理解しやすいと言う側面がある一方、発音には「声ん調」があり、高さが変わると意味まで変わってしまったり、日本語にはない喉の奥や舌を使った発音があったりして難しいイメージがあります。そこで今回は、中国語の発音をぐっとネイティブ化させる6つのコツをご紹介します。



 

中国語の発音をぐっとネイティブ化させる6つのコツ

 

1. 四声の上げ下げを意識

中国語でまずクリアしなければならないのは「四声」です。あなたも指や頭を音に合わせて動かしながら一生懸命発音しているのではないでしょうか?日本語にはない特徴ですので、発音と同時に音の高低を意識するなんて、マスターするまで大変ですよね。とにかくまず意識するといいのはまず「音の幅を自分の中で固定させる」ということ。特に、1声は自分の中で一番高いところで、3声は一番低いところで固定させるということです。この高低幅がいつも安定して出せるようになると、2声は「3声のところから一気に1声まで上げる」、4声は逆に一気に下げる、という具合に音に安定感が出てきます。この各声調の高さや出し方は、練習するにつれて体が自然に覚えますので心配する必要はありません。

コツは自分が思うよりももっと高く(あるいは低く)音を設定することです。なぜなら音の上げ下げをする習慣のない日本人は、とかくこの声調の幅が狭くなりがちで、おのずと聞き取りづらい発音になってしまう傾向があるからです。また早く話せるようになると、自然にこの高低差も小さくなります。(スピードを重視するので当然ですね。)ですから最初この高低幅を広く設定しておくと少々高低幅が狭まってもまだ十分音域があるため聞きやすい中国語になるのです。逆に最初でこの幅が狭いと、どんどん幅が狭まって聞き取りづらい中国語になってしまいます。ぜひ思い切って声調の上がり下がりを意識して下さい。

 

2. 母音ははっきりと

「a」「i」「o」「u」などの母音は日本語にもありますので割合簡単なのですが、それでも日本人は口の開きが十分でないため、口ごもって相手にはっきり聞こえません。日本語はそれでも問題ないのですが、中国語では命取りです。とにかく日本語の時より口を大きく開けて、はっきり発音するよう意識してみて下さい。これだけでぐっと違いますよ。

また「e」の音は日本語にない難しい発音で、この音の出し方ですぐ日本人だとわかるくらいの音です。出し方については色々習っていると思いますが、とにかく「喉を意識して」発音してみて下さい。ちょっと下品な例ですが、嘔吐する時には喉からこの音が出ているはずです。「あ」とも「え」ともつかないようなあの音をイメージして下さい。とにかく喉に力を入れ意識して音を出すだけで、ぐっとネイティブの発音に近づけますよ。

 

3. そり舌音は怖くない

中国語学習者にとって次にぶつかる壁は「そり舌音」でしょう。英語でもまき舌がありますが、それよりもっと舌をぐっと高く奥まで巻き上げますので難度が高いです。ここでも日本人はすぐに中途半端になりがちですので、とにかく「舌先を、上あごの硬い所と柔らかい所の境目まで上げる」このポジションを体に覚え込ませてしまいましょう。そしてコツは「発音しようとしない」こと。ちょっと変なアドバイスですが、そり舌音は「声を出す」と言うより「口と舌でカタチを作って、そこを空気が通過することで出る音」と解釈した方がいいと思います。つまり舌をきちんとポジションに当てて口の形をしっかり作り、そこに「息(空気)を送り出す」というイメージで発音すればそんなに怖くありません。

 

4. 単語を意識して発音

しっかり基礎ができたら、次は文章の発音に関してです。会話や文章の読み上げがきれいに聞こえない原因の一つは「文の切れ目」を意識していないからです。これは日本語も同じですね。例えば「我想去洗手间」(トイレに行きたいです)だと「我/想/去/洗手间」もしくは「我想/去/洗手间」もっと慣れてきたら「我想去/洗手间」と切ると意味が伝わりやすいですし、より美しく聞こえます。初心者の時は、すべての単語をつなげて流暢に話すなんてとても無理ですよね。特に思い出しながら話す時など、どこかで必ず間を置かないといけないわけです。ではどこで間を置くのか、そこが文の切れ目なんです。特に単語を意識しておくと、どこで間を置けばよいか判別しやすくなります。問題は休止が入ることではなく、どこで入るかだと言うことを覚えておいてください。そこさえ押さえていれば綺麗な中国語に聞こえます。

 

5. 中国語は音楽

「中国語は音楽」だと言われます。確かに話してみると声調の上がり下がりがあり、停止が入り、速さは変わり、確かに音楽そのものです。慣れてくるととても美しく聞こえてくるから不思議です。ですから歌を歌うつもりで高低を意識し、文の切れ目で停止を入れてリズムをつけるようにすると、また違ってくると思います。

 

6. とにかく思い切りよく

日本と違って中国は家も土地もとにかく広い!こういう所で会話をしてきた中国人は声がとにかく大きいです。声の太さが全然違います。そうでないと相手に伝わらなかったんでしょうね。日本人的には「大きな声を出すのは失礼」という感覚がありますが、まずその気持ちを捨て去りましょう。日本人が「ちょっと大きすぎかな?」というくらいの声で思い切りよく発音して、やっとちょうど良いくらいです。逆に少しくらい発音や声調が間違っていても、思い切り発音すれば伝わりますよ。とにかく「思い切りよく」を意識してみて下さい。

 

まとめ

いかがでしたか?
「中国語の発音をぐっとネイティブ化させる6つのコツ」、中国語には特有の「声調」があって、高さが違うと意味も違ったり、口やあご全体を使う発音がたくさんあったりして難しいイメージがあります。でも難しい文法などはありませんので、基本である発音さえしっかり押さえれば後の上達は早いです。なにしろ漢字ですから、単語の語彙を増やしていくのはそんなに難しくないんです。ですからまずは基本である発音をしっかり固めて下さい。そうしたら、あとは思い切って発音すること。言葉はコミュニケーションのための道具です。一番の目的は「相手に伝わること」ではないでしょうか?ぜひ「中国語」という美しい音楽を奏で、楽しんでください。

 

中国語の発音をぐっとネイティブ化させる6つのコツ

1. 四声の上げ下げを意識
2. 母音ははっきりと
3. そり舌音は怖くない
4. 単語を意識して発音
5. 中国語は音楽
6. とにかく思い切りよく



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