IELTSスピーキングで使える!イギリス英語らしい言い回し15選!

イギリスで英語力を示す唯一の資格として認められているIELTS。日本では馴染みの薄いイギリス英語的な言い回しも試験問題に多く出てきます。IELTSのスピーキングテストは日本人が最も苦手とするカテゴリーとも言われており、スピーキングを克服するには普段から英語、特にイギリス英語を話し慣れている必要があります。

そこで今回は、IELTSのスピーキングにも役立つ、イギリスらしい表現の仕方をご紹介します。

 

IELTSスピーキングで使える!イギリス英語らしい言い回し15選!

 

1. Lovely to meet you. (はじめまして)

イギリス人は「Lovely」という単語をよく使います。これはいわゆる「Nice to meet you」と同じですが、「Nice」の代わりに「Lovely」を使うとイギリス人らしい表現になります。

 

2. I went on a holiday. (休暇にいきました)

イギリスでは休暇のことを「holiday」と言い、「vacation」とは言いません。例えば「良い休暇をお過ごし下さい」というときも「Have a nice holiday!」と言います。

 

3. Thank you very much indeed. (本当にありがとうございます)

このフレーズは、とても感謝をしているという気持ちを伝えたいときにイギリス人が使うフレーズです。またこのフレーズ以外にもイギリス人は「indeed」という単語をよく使い、何かに同意するときにも「そうですね」の意味合いで使います。

 

4. It’s midday. (正午です)

イギリスでは正午のことを「midday」と言います。もちろん「noon」も通じますが、「midday」の方がイギリスらしい表現になります。

 

5. It’s half past eleven. (11時30分です)

イギリスでは、「◯時30分」のことを「half past ◯」と表現します。またこの表現の応用で、例えば11時15分のことは「It’s quarter past eleven」、11時20分のことは「It’s twenty past eleven」と表現します。イギリスでは「◯時30分」までの時間は「past」を使って表現することがよくあります。

 

6. It’s quarter to ten. (9時45分です)

これもとてもイギリスらしい表現です。直訳すると「10時まで15分です」という意味になり、つまり「9時45分」という意味になります。またこれの応用で、9時50分のことを「It’s ten to ten」などと、「◯時30分」以降の時間は「to」を使って表現します。この表現は慣れるまで、少し使いづらいかもしれませんが、ぜひ日頃からこの言い回しに馴れてみましょう。

 

7. I reckon I’ll finish working at 5pm today. (今日は17時に仕事が終わると思います)

「I reckon」は「I think」と「I guess」と同じ意味ですが、イギリス人は「I reckon」とよく使います。とてもイギリス英語らしい表現です。どちらかというと何かの事実の基づき、実現する可能性の高いものごとを表現するときに、よく使われます。

 

8. I was ill.(病気でした)

日本では病気のことは「sick」と習いますが、もちろんイギリスでも「sick」も使われますが、「具合が悪い」、「体調が悪い」、ということを伝えたいときには「ill」を多く使います。

 

9. I have a tummy ache.(腹痛がします)

「tummy」は「お腹」のことで、幼児英語とされていますが、大人もよく使います。「stomachache」というとどちらかというと「胃が痛い」という意味になり、例えば少し食べ過ぎてお腹が痛いときなどは、この「tummy ache」がよく使われます。

 

10. I like autumn. (私は秋が好きです)

イギリス英語で秋は「autumn」と言い、アメリカ英語の「fall」を目にしたり、耳にしたりすることはまずありません。また「紅葉」のことは「autumn colour」や「autumn leaves」などと表現します。

 

11. It’s nippy today. (今日は肌寒いです)

寒さを表す表現は「cold」「freezing」「chilly」など様々ありますが、「nippy」は風が冷たく、肌に刺すような寒さを感じる時に使います。例えば外に出た瞬間に風が身に突き刺さるような寒さを感じたときにこのフレーズを使うことができます。

 

12. It’s muggy today. (今日は蒸し暑いです)

イギリスは雨がよく降りますが、夏でも30度を超える日は滅多にないため、蒸し暑さを感じることはさほどありません。それでも少し蒸し暑さを感じる日もあり、また地下鉄などは冷房設備が整っていないため、夏などは外気温がそれほど高くなくても蒸し暑さを感じることがよくあります。そんなときに使える単語が「muggy」です。「humid」も使われますが、イギリス人は「muggy」という表現をよく使います。

 

13. I had a shower this morning. (今朝シャワーを浴びました)

アメリカ英語ではシャワーを浴びるということを「take a shower」と表現しますが、イギリスでは「have a shower」と言います。また同様に「お風呂に入る」も「take a bath」ではなく、「have a bath」と表現します。

 

14. I came here by tube. (地下鉄でここに来ました)

イギリス英語では、地下鉄のことを「underground」または「tube」と言います。アメリカ英語で地下鉄を意味する「subway」はイギリス英語では地下道のことを指し、意味が異なってきますので、気をつけましょう。

 

15. I’m queuing. (並んでいます)

イギリスで列のことは「queue」と言い、この単語は動詞でもあり、イギリス人は実にいろいろな場所で根気よく並んでいます。

例えば、列に並んでいるときに誰かが横入りしそうなときに、「I’m queuing」などと使うことができ、列に並ぶようにさりげなく促すことができます。また「Are you queuing」などと列に並んでいるのかどうかわからないときは周りにいる人に声をかけることができます。

 

まとめ

いかがでしたか?
IELTSのスピーキングでも使うことのできるイギリス英語らしい表現を紹介しました。IELTSでは、アメリカ英語を使うことで減点されることは、原則ありませんが、それでもイギリス英語をできるだけ使ったほうが、試験官への印象もよくなります。

ぜひ上記の表現を参考に、イギリスらしい英語の言い回しを普段から使ってみてはいかがでしょうか?

 

IELTSスピーキングで使える!イギリス英語らしい言い回し15選!

1. Lovely to meet you. (はじめまして)

2. I went on a holiday. (休暇にいきました)

3. Thank you very much indeed. (本当にありがとうございます)

4. It’s midday. (正午です)

5. It’s half past eleven. (11時30分です)

6. It’s quarter to ten. (9時45分です)

7. I reckon I’ll finish working at 5pm today. (今日は17時に仕事が終わると思います)

8. I was ill.(病気でした)

9. I have a tummy ache.(腹痛がします)

10. I like autumn. (私は秋が好きです)

11. It’s nippy today. (今日は肌寒いです)

12. It’s muggy today. (今日は蒸し暑いです)

13. I had a shower this morning. (今朝シャワーを浴びました)

14. I came here by tube. (地下鉄でここに来ました)

15. I’m queuing. (並んでいます)

 


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