自分に合った英会話勉強法を見つける7つのポイント

自分に合った英会話勉強法を見つける7つのポイント

ちまたにはこんなに英会話学校があふれているのに、自分に合った英会話勉強法がどれか分からない…または英会話学校に何年も通っているのに、全然話せるようにならない、そう悩んでいる人は多いのではないでしょうか?学校で何年も英語を学んで、英語の文法や単語、活用はしっかり頭に入っているのに、いざ会話する時になると言葉がひとつも出てこない…、そんなもどかしい経験があるあなた。その英会話勉強法、実は間違っているかもしれません。そこで今回は、実用性の高い英会話スキルを学びたいあなたに、自分に合った英会話勉強法を見つけるポイントをご紹介します。

 

自分に合った英会話勉強法を見つける7つのポイント

 

■なぜ英会話を学びたいのか?
中学から高校にかけて最低でも6年間みっちり英語を学んでいるはずなのに、日本人は英会話が苦手だとよく言われています。なぜなのでしょうか?例えばあなたが英語を話そうとする時、まず何から始めますか?学校で学んだ例文を思い出し、そのまま順番に並べて言おうとしていませんか?実は学校で教えてくれる教科書的な英語とは、実際にネイティブが使う日常の英会話とは微妙に違う性質のものなのです。英語に限らず、誰かと会話をする上で最も大切なのは正しい発音や活用ではなく、何をどう誰に伝えたいか、です。ここでは生きた英会話を学ぶためのヒントをご紹介しましょう。

1. 具体的な目標を立てる

あなたは英会話を学ぶ時、どういう目標を立てていますか?「外国人と話せるようになりたい」、「道を聞かれたら英語で答えられるようになりたい」、こんな漠然とした理由で学びたいと思っていませんか? 英会話力をスキルアップさせるためには、もっと身近なモチベーションがないとなかなか続きません。海外留学などで2,3ヶ月で英語を話せるようになった、という人はなぜ、そんな短期間で話せるようになったのか考えてみてください。それは、英語を話せないと生活していけないからですよね。これが強いモチベーションになった訳です。

改めて、あなたが英会話を勉強したいのはなぜなのか自分に問い直してみると、そこにヒントが隠れているかもしれませんよ。何も大げさな目標である必要はありません。この映画の英語の台詞を理解できるようになりたい、とか、この洋楽の歌詞を知りたい、この洋書をスラスラ読みたい、などでもよいのです。とにかく、具体的で実現可能な目標を立ててみる、まずそこから始めてみましょう。

 

2. とにかくインプット

さあ目標ができたら、次はとにかく生きた英会話をシャワーのように浴びましょう。英会話学校に行っていてもなかなか会話力が上達しないのは、週に数時間単位のレッスンでは単純にインプットの時間が短すぎるからです。海外生活している人は、24時間英語のシャワーを浴びていると思えばイメージしやすいでしょうか。インプットが増えれば、会話で使える表現がそれだけ増えるのです。これを日本にいながらやるには、洋画のDVDがお薦めです。お薦めの見方は以下の通りです。

1)英語音声を日本語字幕で見る
2)あらすじを覚えたら次に英語字幕で見る
3)2を何回か繰り返し、台詞を聞き取れるようになったら口に出して言う
4)英語字幕を外して、台詞が聞き取れるか確認する

最初は子供向け映画などで練習すると比較的英語も簡単なのでスムーズでしょう。慣れてきたらDVDを変えながら、耳を育てていくイメージでインプットしていきます。いくつか見ていくうち、余裕があればノートなどに書いていくと、日常の英会話の中でよく使われる表現も分かってきますよ。すると、そうしたフレーズの多くが、実はごく簡単な単語だけでできていることにも気付くでしょう。

 

3. 口に出して発音練習

よく使われるフレーズが分かったら、今度はどんどん口に出して発音練習しましょう。何もネイティブ並みに完璧である必要はありません。ネイティブではないのだから文法なんて間違って当たり前です。こうやって口を慣らすことで、いくつかの代表的な表現を暗記してしまえば、それが会話の糸口になります。

 

4. 自己紹介の練習をする

次に英会話に欠かせない要素である、あなたの自己紹介を考えて練習してみましょう。名前、年齢、趣味、経歴など簡潔で構いませんが、相手に伝わりやすい簡単な言葉で、できれば興味を持ってもらえるような内容を選びましょう。それが会話の弾むきっかけになりますよ。

 

5. 笑顔を忘れずに

会話する上で大切なのは、相手に好感を与えることです。話す時はどんなに内心大変な思いをしていても、笑顔を絶やさず、アイコンタクトをとりながら、もし間違っても言葉を止めず、黙り込まないことが非常に重要です。英会話では沈黙=相手と話したくない、という意思表示に取られますので、どんなに詰まっても、”Ah(あー)”でも”Uh(えー)”でもいいので、できるだけ言葉をつなげるようにしましょう。

 

6. どんどん会話で使ってみる

さあここまで来たら、実際に相手に向かって使ってみましょう。英語ネイティブが相手なのが理想ですが、英語がある程度堪能な知人等でもよいし、英会話教室でトライするのもよいでしょう。ポイントは最初は簡単な言葉や表現から使うこと。例えば海外旅行中なら、レストランで注文する時やショッピング中など、ある程度、話す内容が想定できる場面で試すのがオススメですよ。そしてもし失敗した!と思った時はどこがいけなかったのか、どう話せばよかったのか、きちんと後から復習することも大切です。

 

7. 知識より体験

英会話とはとにかく生きた英語を使うシーンです。相手だって英語のネイティブだけではありません。いろんなアクセントや癖、性格がある相手と交わす会話なのだから、最初から通じないのが当たり前です。まだ言葉が話せない赤ちゃんと同じで、どんどんいろんな人と話してあちこち試行錯誤しながら、英会話の経験値をこつこつ積んでいくのです。すると、いつの間にか気付いたら英語が口から勝手に出てくる、という体験がきっとできるようになりますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?
英会話は学校で学ぶ英語とは違う方法で身につけるスキルだということをご紹介してきました。また英語は結論を先に言う言語であるため、予め最終的に伝えたいことをまとめてから話し始める必要があり、真逆の性質を持つ日本語スピーカーにはここが難しく感じるポイントでしょう。ただ、逆にこの思考方法の切り替えを習慣的に練習していけば、英語の上達にもつながりますし、英語力がレベルアップするにつれ、論理的な思考をすばやく脳内で構築するスキルまでも身につくのです。

会話の究極の目的は相手と心を通い合わせることです。海外旅行や海外留学の場面で、多少拙くとも言葉がよく通じる人がいますが、それは「簡単な言葉で、簡潔に、自分の意思をきちんと伝える」という会話のコツを知っているからです。これは英語だけでなく、どの言語の会話にも共通することですよね。それなのに英語の単語や発音の壁をハードルに感じて話さないのでは勿体ない!上にご紹介したちょっとしたポイントを押さえれば、英会話スキルは磨くことができるのです。騙されたと思ってトライしてみてはいかがですか?きっと今まで体験したことのない新しい世界があなたを待っていますよ。

 

自分に合った英会話勉強法を見つける7つのポイント

1. 具体的な目標を立てる
2. とにかくインプット
3. 口に出して発音練習
4. 自己紹介の練習をする
5. 笑顔を忘れずに
6. どんどん会話で使ってみる
7. 知識より体験


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