メルボルンの治安調査!旅行前に注意すべき7つのポイント!

オーストラリア第二の都市メルボルンはヨーロッパの影響を色濃く受けた歴史ある街並みと美食で、最近人気の旅行先です。治安のよいイメージのあるオーストラリアですが、ここメルボルンの実際はどうなのでしょうか。

そこで今回は、メルボルン旅行中に注意すべきこと、そして実際に被害にあったときの振る舞い方について、7つのポイントからご紹介します。

 

メルボルンの治安調査!旅行前に注意すべき7つのポイント!

 

1. 置き引き

メルボルンで最も多い被害は置き引きです。空港、駅、バスターミナル、ホテルロビーなどよくある場所の他、メルボルン市内では図書館、カフェ、レストラン、ナイトクラブで特に多くの置き引きが起きています。場所取り目的で自分の荷物を置かない、自分の荷物を視界の中におく、椅子の背もたれにかけずひざ上に置く、と心がけましょう。その際、バッグの開口部を必ず締めておくこと。また携帯電話や財布などの貴重品をテーブルなど目に付く場所に置くのは絶対にやめましょう。また車上荒らしも増加中のため、駐車する時はGPSや貴重品をダッシュボードまたはトランクか足元の見えない場所に移動し、なるべく人目の多い場所に駐車しましょう。

 

2. すり、引ったくり

観光客の多いフェデレーションスクエア、フリンダーズ・ストリート駅、バークストリートモール、チャイナタウンなど人ごみではすり被害がよく起きています。特に携帯電話の操作に夢中になっているとターゲットにされやすく大変危険です。バッグは車道と反対側の体の前で持ち、開口部は閉めておく、ストラップをかけ手を添える、など防犯対策しましょう。トラムの中でバッグから貴重品をすられる事件も起きているので、乗り物でもバッグは目の届くところに置きましょう。また女性や子供によるすりグループもおり、一旦取られると仲間内で盗品を手渡しして取り戻すのが不可能になるので、複数人のグループに囲まれないよう警戒しましょう。ただ、強引な引ったくりで危険と感じた時は無理にしがみつくとバッグごと引きずられ大怪我する可能性があるので、バッグから手を離しましょう。また「日本人は多額の現金を持っている」という印象が強いので、持ち歩く現金は100ドル程度に抑えましょう。

 

3. 暴行

日本人女性を狙った暴行事件では、メルボルンのトラムやバスの停留所を降りたところをつけられて、襲われるというケースが報告されています。できる限り、夜は明るく人通りの多い道を選び、街灯のない道や公園そばの道での一人歩きは避けましょう。また知り合ったばかりの人を信用しすぎず、安易に危険な場所(相手の家、公園、公衆トイレなど)へついていかないようにしましょう。最近では親切心につけこんで言葉巧みに現金を騙し取る詐欺もあるので、よく知らない人へ現金を渡さないよう注意してください。

 

4. ナイトライフ

アルコール・麻薬絡みの暴力事件が多いキングストリートやクイーンストリートなどのパブやナイトクラブに出かける場合は、深夜までの外出は避け、できるだけ一人で行かない、人通りの少ない薄暗い場所に行かない、知りあったばかりの人から特に飲み物をもらわない、など常に自分の身を守る心がけを持ちましょう。

 

5. テロの脅威

ISIS・アルカイダなど過激派テロ事件の影響で、メルボルンでも2015年から10代の若者を始めとした逮捕者が出ています。2016年12月にはメルボルン繁華街におけるクリスマスデーのテロ計画を立てていたレバノン系、エジプト系の7人が逮捕されました。移民国家のオーストラリアでは、国内の移民の中から生まれるテロリズムへの強い警戒から、テロ警戒レベルを5段階中3番目の「起こりうる」にしています。大勢の人が集まるエリアや標的になりそうな場所の近くで不審な動きを見かけたら、直ちにその場を離れましょう。

 

6. 人種差別

オーストラリアは第二次大戦で日本と敵国だった為に、戦没者関係の日(4/25 アンザック・デー、1/26 オーストラリアン・デー)が来ると日本人への暴言・嫌がらせを受けることがあります。対策として、大使館・領事館のサイトからメールマガジン登録しておきましょう。するとこうしたイベント関係の注意喚起メールが事前に来るので、参考にするとよいでしょう。

 

7. もし被害に遭ったら

もしあなたが犯罪に出遭ってしまったら、まず警察に連絡です。電話の場合は無料でかけられる000、オペレーターが出たらPolice(警察)、Fire(消防)、Ambulance(救急)のどれか質問されるので、Police(警察)と答えましょう。日本語の通訳サービスもあるので英語に不安がある人は頼みましょう。クレジットカードなどの盗難時はカード会社や銀行にすぐ連絡し、パスポートの盗難・紛失の場合は警察に届けてから最寄りの領事館(メルボルン領事館:03 9679 4510)に問い合わせ、再発行手続きしましょう。

また、旅行に出発する前に外務省ホームページなどで情報収集し、必要であれば旅行者保険などに加入しておくと尚よいでしょう。また現地ではホテルやインフォメーションセンターで行先に危険な場所がないかどうか確認すると安心でしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
世界一住みやすい街ともいわれるメルボルンですが、最近はワーキングホリデーの人を狙った仕事斡旋詐欺や仲介料の持ち逃げなど悪質な詐欺事件も増えています。ここにご紹介した通り、日本とは言葉もルールも違う国に来たという自覚を持って、毅然と行動することを心がければ、あなたのメルボルン滞在はきっと楽しいものになるはずですよ。

 

メルボルンの治安調査!旅行前に注意すべき7つのポイント!

1. 置き引き
2. すり、引ったくり
3. 暴行
4. ナイトライフ
5. テロの脅威
6. 人種差別
7. もし被害に遭ったら

 


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