フランス人と国際結婚!現地で楽しく過ごす9つのコツ

フランス人と国際結婚!現地で楽しく過ごす9つのコツ

近年、フランスに限らず様々な国の方を配偶者に選び、国際結婚する人が増えています。昔に比べて今では日本人と外国人のカップルや、夫婦・家族を至る所で見かけ、これからますます日常的な光景になることでしょう。今回は、フランス人と国際結婚した筆者の経験を踏まえ、国際結婚してフランス現地で楽しく過ごすための9つのコツをご紹介します。

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フランス人と国際結婚!現地で楽しく過ごす9つのコツ

 

1. フランスの結婚式は体力抜群で楽しもう!

フランス人との結婚に於いて欠かせないものは、配偶者が日本在住でない限りフランス国でフランス国の法律で婚姻する事になります。例え日本在住であったとしてもフランスへ戻って結婚する人もいます。日本の結婚と異なるのがフランスでは婚姻届け1枚を持って市役所へ行き入籍すると言う事は出来ません。必ず配偶者が住んでいる地域の市町村役場で新郎新婦・双方の証人2名ずつ・市長が揃っていなければなりません。通常はこれに加えて家族や親戚、友人が加わった人前式になります。式で市長に宣誓した後に結婚台帳にサインをして市長と証人のサインが揃い、市長から「家族手帳」と呼ばれるフランスの重要書類を受け取り晴れて夫婦となります。

配偶者が熱心なカトリック信者の場合には人前式後に地元の教会へ行き再度愛を誓いますが、筆者が知る限りでは日本人との結婚で教会式を挙げる人は見た事がありません。フランスの教会では日本と違い誰でも教会で結婚式が出来る訳ではなく、配偶者が洗礼式を受けて聖体拝領という「カトリックになりました」宣言をしなければ不可能です。

また、フランスの結婚式は体力万全でなければ楽しめません。あなたが女性なら朝から真夜中まで1着のウエディングドレスで過ごす事になります。食事もトイレも全てドレス着用のままで一般の道路も普通に闊歩する事になります。日本は貸衣装が主ですがフランスでは貸衣装は存在せず、式の為にドレス屋に足を運んで自分ピッタリのサイズに仕立てて貰います。結婚式の日は2度と着る事のない1度きりのドレスを汚す事など考えずに思いっきり楽しみましょう。

またフランスの結婚式では招待された人間は家族総出で参加して来ます。新生児だろうがとんでもなく高齢であろうが家族・親戚・親しい友人であれば皆が来るので、親族の子供にドレスを踏まれたり飲み物をこぼされたり(わざとじゃないんですよ)犬連れで参加する者も普通に多いのでじゃれつかれたりと何でもありの結婚式ですので、遠慮せずに主役として頑張りましょう。

 

2. 土日は家族や友人と自宅でお食事会を楽しもう!

フランス人は土日祭日の休日には家族や友人と食事をしながら楽しく過ごす事が多いです。日本から来たばかりの頃は家族も親戚も友人も日本人を珍しがって頻繁に呼ばれる事が多くあるでしょう。日本の場合には、どこかの料理屋さんなどで一緒に食べる事も多いですが、フランス人は全て自宅に招き、食事やお酒を御馳走してくれるのが一般的です。アペリティフ(食前酒)から始まりお喋りしながら食事をして、食後にコ−ヒ−を飲んでから皆でDVDを見たりお散歩したり、ゆっくり過ごすのが普通です。休日にはのんびりと食事をしながらお喋りを楽しみましょう。

フランス語会話がそれ程得意でなく他人と長時間過ごすのが苦痛な方もいるかも知れませんが、自宅に呼んで食事をもてなしてくれる行為は、フランス人の場合「義理」では絶対にしませんので相手の方と仲良くなれるチャンスです。下手な会話でも辞書や会話本を片手にコミュニケ−ションを取れば大丈夫です。また、好みのお料理などの場合は作り方を教えてもらえるチャンスですし、素敵なお家の中を拝見するのもおすすめです。

 

3. フランスのイベントを楽しもう!

フランス人はパ−ティ−が大好きで家族や親戚が集まって大騒ぎする事が多くあります。季節のイベントでは住んでいる地域で催されるものも多く日本とは違って大人も楽しめるイベントが色々とあります。宗教上の祭日には教会でミサが行われる事もあり誰でも自由に参加出来る様になっていますので興味があれば行ってみるのも楽しいと思います。日本では見られない様な光景が見られたりして楽しめます。

イースターではエッグハントなどがあり、音楽祭ではあちこちの野外で無料コンサートが開かれたり各市町村でがらくた市など楽しいイベントが色々とあります。また宗教上の理由で祭日になっている日はフランス人は家族で集まってお食事会をする事が多くあります。日本とは比べものにならないぐらい親戚付き合いが頻繁なのがフランスですが、親戚が増えたと思って楽しみましょう。

 

4. 現地のお料理やお菓子作りを楽しもう!

フランスは農業国なので日本よりも安い値段で良い食材が手に入ります。フランス人は肉食人種なので日本食の様な料理はたまには喜びますが、毎日は嫌がられてしまう事が多くあります。特に若い人や男性には肉料理の方が確実に喜ばれます。フランスのお肉はほとんどが塊肉で売られているので丸ごとオーブンやフライパンで焼いたり適当に切って煮込んだりすれば良いだけと調理方法もシンプルで簡単です。

オ−ソドックスなフランスのお料理や各地の郷土料理など色々なお料理がありますので、配偶者のお母様に教わりながら作って覚えるのも楽しいです。筆者も色々と教わってから後に自分の好きな様にアレンジを加えて、自分の家庭の味を作り食卓に並べています。レシピ本などよりも直接教わった方が美味しく作れますしべ−スは配偶者のおふくろの味なので喜ばれる事間違いなしです。簡単なものなどは日本に帰省した時に家族に作ってあげられるので覚えておいて損はありません。

また、フランスの一般家庭では良く手作りのクレープやマドレーヌ、サブレやパウンドケーキなどを作って家族・親戚・友人のお宅を訪問する時にお茶菓子として持参する事が多いので、これらのお菓子は必要最低限、作れるようにしておきましょう。基本的に混ぜるだけで作れますし、フランスの小麦粉やバタ−などは日本と違って美味しいので、焼きさえすれば美味しい物が作れます。フランス人は見た目にはこだわらないので特に飾らずとも焼きっ放しで問題ありません。これらのお菓子は将来的に子供が出来た時にもお誕生日には幼稚園や学校に焼いて持って行く機会が何度となくありますので大活躍してくれます。日常的にお菓子作りをしてフランス人とのお茶会を楽しみましょう。

 

5. 日本料理やお菓子作りでフランス人と楽しもう!

フランスでは自宅にお茶やアペリティフ(食前酒)、食事に招く事も頻繁にあります。いつも招いてくれる方に、たまに日本食で振る舞うと大変喜ばれます。フランスでも手に入る食材や日本から持参した食材、日本の家族や親戚、友人から送ってもらった食材を使って日本食を作りましょう。喜ばれるものとしてはアペリティフのおつまみとして巻き寿司やたこ焼きなどがあります。日本からガス台で作れるたこ焼き器か卓上のたこ焼き器〈変圧器が必要)などを持参してくるのもおすすめです。筆者も帰省した時にたこ焼き器を購入して来ましたが非常に重宝しております。中身は日本のたこ焼きではフランス人はタコを食べる習慣がありませんので具材をツナマヨにアレンジして作っていますが好評です。アジアブームで春巻きや焼きそば、焼飯、酢豚なども人気です。

日本のお菓子は代表的なものとしては抹茶味が喜ばれます。餅菓子や和菓子は食感が苦手なフランス人も多いので様子を見ながら作ると良いでしょう。普通のクッキーに抹茶を混ぜただけのものでも好評です。また何か自分の得意なものがあると役立ちます。フランス人は興味があると作り方やレシピを教えて欲しいと言う人が多いので是非教えてあげてください。「エシャンジュ〈交換〉」と言ってお互いに情報交換しながらお菓子作りやお料理も楽しめます。

 

6. 質素な暮らしを楽しもう!

フランス人は非常に倹約家です。どこかへ外出してもむやみやたらにお金を使う事をしません。日本では常識の自動販売機で飲料を購入する事もしない人が多く外出時にはミネラルウォ−タ−のボトルを持参しています。レストランで食事よりも景色の良い場所や公園などでサンドイッチを食べたり外出先でも飲食物持参でピクニックをするのが一般的です。

日本では休日にドライブに出かけたりしますが、フランス人はドライブしない人がほとんどです。ガソリン代がかかる事と日曜日はほとんどの店が閉まっていますので、気候の良い時期にピクニックへ行く以外は出かけません。その代わりに、家で自分の好きな事をしたり日曜大工をしたり庭仕事をしたりします。実家が近い人は実家へ顔を出したり配偶者の両親や家族が遊びに来たりもします。田舎暮らしの場合は特に娯楽がありませんので、遊ぶと言う事は少ない様に思います。筆者も田舎暮らしですがシーズンによっては庭で野菜を作ったり家の手入れをしたり家の中でのんびりしたりしています。日本で忙しい生活を送っている方には急にのんびりと言っても何をして良いか分からないかも知れませんが、読書や自分で出来る趣味の様なものを持ち合わせておくと良いかも知れません。

またフランス人はあまり物を買いません。必要な物は何かで代用出来ないかを考え、次にどこかから入手出来ないか思案します。例えば新婚生活などで家具が不足している場合には、配偶者の両親や兄弟姉妹・友人の家庭から使える物を調達します。電化製品も新製品を買うのではなく修理して使います。何でも買い揃えると言う事をしないので「ある物で生活する」現状を理解しましょう。日本は何でも簡単に手に入るのでその習慣が付いていると非常に不快に感じる事もありますが、慣れるべく努力をする事をおすすめします。

日本人男性の場合はなるべく日曜大工の腕を磨いておく事をおすすめします。フランスでは家の壁塗りや修理など業者には頼まず自力で直します。家の塀が壊れたとかテラスを作るとか男手が必要な時には常に配偶者家族から手伝いに依頼が来ますので、ペンキ塗りやセメントをこねたり出来る様にしておきましょう。

 

7. 現地の日本人会で情報交換を楽しもう!

フランスでは各地域によって日本人会が存在します。これは現地在住の日本人や親日家のフランス人の情報交換の場として設けられています。パリなどの大都市では人数も多く色々なイベントも催しています。フランス人配偶者との生活などで問題が起きた場合には、長くフランスで生活して居るベテランの日本人に相談すれば解決できることも多々あると思います。フランス語会話に問題のある方や、同じ境遇の友人を探したい方などにはおすすめです。また現地在住の駐在員のご家族なども入会していますので、日本の話でも意気投合出来ると思います。現地在住でも日本人会に所属していない日本人も多くいますので、人づてに紹介して貰うのもおすすめです。日本語が話したくなった時や日本人の友達が欲しくなった場合には入会されると良いかも知れません。

 

8. フランスのバカンスを楽しもう!

フランスの最大の魅力と言えるのが夏のバカンスです。フランスで働く労働者には法律で2〜4週間のバカンスが義務付けられています。この休暇中に長期の旅行に行ったり遠方に住む家族や親戚、友人の家を回ったりもします。旅行と言っても日本の様な弾丸ツア−などではなく、一カ所滞在型の旅行が好まれています。フランス人は普段の仕事の疲れを癒す為にバカンスを取るという考えなので、海や山に行っても毎日ゴロゴロ浜辺で転がっているか山の中でダラダラ過ごす人が多いです。キャンプ用具や炊事用具、布団類も詰め込んで車で大移動します。日本ではなかなか出来ない経験なのでフランスの夏のバカンスを思いっきり楽しみましょう。

バカンスで人気なのはカップルにはリゾート地、子連れファミリーには海や山のキャンプ場施設です。同じキャンプ場施設でも子連れで賑わう地区とお年寄りやカップルだけの静かな地区とがわかれている所もありますのでパンフレットなどでよく確認しましょう。またペット同伴可能な所などもあります。

 

9. フランスでの現地生活を楽しもう!

フランス人と結婚をしてフランスに定住する事になったら、日本では経験できないフランス暮らしを楽しみましょう。フランス人は個人主義の人間が多く、他人に干渉する事がないのが魅力です。日本の様な面倒臭いご近所付き合いも自治会制度もありません。人付き合いで面倒臭さがない分、フランス語会話が出来ないと疎外感を感じる事も少なくありませんが、下手なフランス語でも辞書や会話本を使ってコミュニケーションを図る事が可能です。中には日本語に興味のある人も居ますのでフランス語を教えて貰う代わりに自分が日本語を教えてあげたりする事から始めればフランス生活も楽しくなります。

自分の住んでいる地域に外国人専用のフランス語教室がある場合もありますので、市役所などで情報を仕入れるのもおすすめです。外国人専用なのでフランス人の友達は出来ませんが、共にフランスで生活する外国人と仲良くなって各国の文化や習慣などを教えてもらえる事も多くあります。筆者も渡仏当初はフランス語が全く出来ずに英会話のみでしたが、フランス語教室に通って外国人の友達を作り互いの情報を交換していくつかの語学教室へ通ったり、カルチャーセンターへ通ってフランス人の友人も作れました。語学教室では皆が外国人なので面白い事に間違ったフランス語でも問題なく通じたりします。発音が悪くても皆同じなので楽しく会話が出来ます。

学校に通う事で昼間の時間で暇を持て余す事もなく家でも宿題があったりで、配偶者が仕事へ行っている間に1人で寂しい思いをする事もありませんし、互いの家を行き来して親睦を深める事も容易です。単身でフランスへ来た場合には配偶者以外の関係者がいないので強い味方になってくれます。フランス語会話が上手くなくても話せれば配偶者の家族との関係も良好になりますので、頑張って折角のフランス生活を楽しんで下さい。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はフランス人との国際結婚で現地で楽しく過ごす9つのコツをご紹介しました。住み慣れた日本を離れて不安もあるかと思いますが深く考えずに楽観的に行動する事をおすすめします。自国を離れて海外で生活をすると、今まで見えなかった自国の良い点も悪い点も見えるようになります。日本の良い所とフランスの良い所を集めてフランス生活をより楽しく過ごせることを願っております。

 

フランス人と国際結婚!現地で楽しく過ごす9つのコツ

1. フランスの結婚式は体力抜群で楽しもう!
2. 土日は家族や友人と自宅でお食事会を楽しもう!
3. フランスのイベントを楽しもう!
4. 現地のお料理やお菓子作りを楽しもう!
5. 日本料理やお菓子作りでフランス人と楽しもう!
6. 質素な暮らしを楽しもう!
7. 現地の日本人会で情報交換を楽しもう!
8. フランスのバカンスを楽しもう!
9. フランスでの現地生活を楽しもう!

 

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