インドネシアの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ

インドネシアの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ

バリ島で有名なインドネシアと日本の間には3つの時差があることをご存知でしたか?1万3千以上もの大小の島からなるインドネシアの東西距離は、米国の東西距離とほぼ同じで5,110km。そのため3つの標準時間が存在します。またインドネシアは2億5千万人という世界第4位の人口を保有し、経済発展をしながらも、島それぞれの独自文化を築き上げてきました。今回は、そんなインドネシアに旅行する際の日本との時差やフライト時間、お得な情報を観光とビジネスの両面から詳しくご紹介します。

 

インドネシアの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ

 

1. インドネシアの3つの標準時間

日本とインドネシアの時差は3つあります。時差ゼロの東部、日本より1時間遅いバリ島などがある中部、そして日本より2時間遅いジャカルタなどがある西部です。

■インドネシア各地域標準時間と日本との時差
([カッコ]内は空港がある都市名)

・東部標準時間(時差なし)
パプア州[ジャヤプラ、ビアック]・マルク州[アンボン]

・中部標準時間(-1時間)
バリ島[デンパサール]・スラウェシ島[マナド、マカッサル]・西カリマンタン州[ポンティアナック]・東ヌサ・トゥンガラ州[クパン]

・西部標準時間(-2時間)
ジャワ島[ジャカルタ、バンドン、スラバヤ、ソロ、ジョグジャカルタ]・スマトラ島[バンダアチェ、メダン、パレンバン]・中部カリマンタン州[パランカ]

アジアの島国で、国内に3つも時間軸があるのは珍しいですね。日本からお越しになった際は、時刻を間違わないよう注意してください。なお、赤道直下のためサマータイムはありません。

 

2. フライト時間は約8時間

日本からインドネシアへの直行便があるのは、バリ島のデンパサールとジャワ島のジャカルタです。どちらも日本発のフライト時間は約8時間、帰国便は約7時間です。その他の地域は航空会社によりインドネシア国内または海外都市経由となります。

直行便の航空会社は、ガルーダ・インドネシア航空、ANA、JAL(ジャカルタ発着)が利用でき、出発は成田、羽田、大阪(関西)があります。2015年4月より名古屋⇔ジャカルタ便が就航しますので、名古屋近辺の方にとってはより便利になります。

 

3. 乗継ぎ便は意外と時間がかかる場合も

バリ島旅行の場合、日本からバリ島まで直行便で行く場合と、ジャカルタを経由してバリ島のデンパサールまで向かうというパターンがあります。この乗継ぎ便が思ったより時間がかかる場合があります。ジャカルタからバリ島まで約2時間かかるので、飛行時間だけでも9~10時間かかり、乗継ぎの待ち時間が2~3時間以上かかる場合もあります。

または1回は乗継ぎをするならば、マニラ経由、シンガポール経由、クアラルンプール経由なども選択肢にいれると”お得に”旅行できる場合があります。インドネシア各都市に乗継いでいく場合、ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港には3つターミナルがあり、航空会社によっては他のターミナルまでシャトルバス(約10分程度)で移動する必要もあります。

■スカルノ・ハッタ空港(ジャカルタ)の3つのターミナル
・ターミナル1:
国内線で、主な航空会社はライオンエア、シティーリンク

・ ターミナル2:
国際線で26の航空会社とガルーダ・インドネシア航空の国内線がある。日本からの直行便はこのターミナルを使用します。

・ ターミナル3:
格安航空会社向け。主としてエアアジア、ライオンエア

 

4. 直行便の目的別旅行プラン

直行便を使ったビジネスと観光の両面での目的別旅行プランについてそれぞれ解説します。

■バリ島観光旅行プラン
・身体にやさしいプラン(羽田、成田、関西発着)
できるだけ身体に負担をかけないで旅行をしたい、という方むけです。

日本をお昼頃出発し、夕方6時頃着のフライトは、ちょうどサンセットの時間と重なり、バリ島の海に沈む夕日をみる事ができます。帰りは夜に出発し、機内でゆっくり休み朝9時頃着となるので、午後からは仕事や友人との予定も可能です。

・仕事きっちり派プラン(羽田発着)
仕事帰りの深夜、羽田発でバリ島には日の出を堪能しながら到着。着いた当日からすぐ観光やビーチを満喫できます。帰りは昼12時頃の出発で、お土産を買う時間もたっぷりあります。羽田到着は23時なので自宅でゆっくり休み、次の日にはしっかり仕事を始められます。

■ジャカルタでのお仕事プラン
・安全、安心プラン(羽田、成田、関西)
日本をお昼頃出発し、夕方着。ホテルや周辺のレストランで夕食ができますので治安面からも、身体的にも、おすすめのプランです。帰りも夕食後にフライトで、生活リズムを崩さずに旅行ができます。さらに、日本到着は朝7時頃なので、午後には一度会社に立ち寄ることも可能となります。

・仕事バリバリ派プラン
夜間に移動して1日でも無駄にしたくない、という方に2つのプランがあります。一つ目はJAL便で、成田発は19時、ジャカルタに深夜着。ホテルに直行し、翌日の朝からすぐに仕事に取りかかれます。帰りもジャカルタ21時発で、成田に朝7時には到着します。二つ目はガルーダ・インドネシア航空で、羽田深夜発、ジャカルタには朝7時着です。帰国日の午前中まで仕事をして13時頃搭乗し、日本には23時着になります。いずれも移動日として設定する必要がないので、忙しいビジネスマンにとっては時間を有効に使うことができます。

 

5. 日本からのお得なフライト情報

1回の乗継ぎだけで、バリ島、ジャカルタとも行くことができる航空会社が数多くあります。大韓航空のソウル経由、フィリピン航空のマニラ経由、シンガポール航空のシンガポール経由、マレーシア航空のクアラルンプール経由、キャセイパシフィックの香港経由などがあります。多少時間がかかっても安く行きたい、というのであれば上記の経由もチェックしてみてください。

ジャカルタから他の地域や島に行かれる場合、国内線もかなり充実していますので、国内線の航空会社も確認してみてください。代表的には、ガルーダ・インドネシア航空、ライオンエア、シティリンク、インドネシア・エアアジア、スリウィジャヤ航空などがあります。

 

6. やっぱりバリ島がおすすめ

バリ島はクタやサヌールなどのビーチや、ウブドなどもすばらしい風景とスポーツを楽しめます。そしてスピリチュアルな体験、バリダンスや絵画などの芸術、スパも充実しています。バリ島に行く度にさまざまな発見や驚きがありますし、自分自身を見つめ直す静かな時間を過ごすことができます。

 

まとめ

いかがでしたか?
インドネシアと日本の時差は最大でも2時間と比較的少ないので、それほど時差を感じずに旅行を楽しむことができます。もう少し足を伸ばしてみると、世界遺産のボロブドゥール遺跡、コモドドラゴンが生息しているコモド島、裸族が住むパプア州などの見どころもいっぱい。あなたがインドネシア旅行を予定している場合は、ご紹介したフライト情報などを使い観光や出張などに役立ててみてください。

 

インドネシアの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ

1. インドネシアの3つの標準時間
2. フライト時間は約8時間
3. 乗継ぎ便は意外と時間がかかる場合も
4. 直行便の目的別旅行プラン
5. 日本からのお得なフライト情報
6. やっぱりバリ島がおすすめ


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