フランスで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

フランスで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

フランスは旅行先で人気の国だから英語が通じる!と思うかもしれませんが、実際には主要な観光地以外では英語が全く通じません。筆者が渡仏した2000年頃に比べれば、観光地のレストランなどでは英語の話せる店員が多くなりましたが、それ以外の場所ではまだまだ通じないお店が多いです。

そこで今回は、現地在住の筆者がフランスで英語はどの程度通じるのか?をご紹介します。

 

フランスで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. 観光客向けのサービスであれば英語が通じる

フランス国内の外国人観光客を扱う場所、空港やインフォメーション、ホテル、フランス国内の主要駅の窓口、レンタカー会社、両替所などであれば、普通に英語が通じます。主要観光地の土産物販売店でも、最近では英語が通じるようになっていますので、英語しか話せなくてもツアーなどの団体旅行であれば、不自由することはないでしょう。

パリの主要観光地に近い銀行であれば、英語を話す職員もいます。フランス国内すべてではありませんが、パリの警察官は比較的多くの人が英語で通じます。パリにあるアメリカンホスピタルならば、英語で完全に通じるうえに、若干の日本語も通じます。

 

2. ブランド物を扱うお店でも英語が通じる

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フランスと言えば、ブランド物を買いに来るのがお目当ての人もいれば、折角だからお土産にとブランド物を選ぶ人も多くいますよね。ルイ・ヴィトンやシャネル・エルメスなどの高級ブランド店であれば、英語が通じない店はありません。日本人だけではなく、アジア人が多く出入りする店では、ほとんどのお店が英語で事足りるのが現状です。

英語は通じますが、不愉快な観光客や冷やかしの客にはフランス語で聞こえるように暴言を吐くことも多いので、勝手に商品にベタベタ触ったり、大声でお友達とおしゃべりしながら店内をうろつく行為は避けましょう。

なお、フランス語のスラングは以下にまとめていますので、気になる人は事前に読んでおくことをおすすめします。

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3. パリ市内のレストランで英語が通じるお店の見分け方

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フランス旅行に来た時に、かならず立ち入るのがレストランだと思いますが、英語の通じるレストランは外のメニューに英語表記がされていることが多くあります。もし英語表記がなくても、英語メニューが用意されている場合もあります。

また、日本で言うファミレスのようなレストランであれば、英語は通じるので、フランス語が一切話せなくても大丈夫です。メニューの写真を指差すだけでも注文は可能です。

パリ市内であれば、シャンゼリゼ通りのレストランはどこでも英語が通じます。オペラ座界隈でもほとんどが通じるといっても過言ではありません。が、食後の会計を頼む際には

「L’addition s’il vous plâit. / ラ ディッション スィル ヴゥ プレ / お会計をお願いします」

と言うようにしたほうが、下手に会計を誤魔化されることがありません。レストランで役立つフレーズは以下にまとめてありますので、こちらも合わせて読んでみてください。

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4. タクシーは英語が通じないと思った方が良い

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フランスでは、観光地のタクシーと言えども英語が通じるとは限りません。英語が通じる人もいるけれど、ほとんどがフランス語だと思った方が良いでしょう

タクシーに乗る場合には、目的もなく乗ることはあり得ないので、かならず目的地をフランス語で言うか、目的地を紙に書いて運転手に見せて理解してもらいましょう。発音が悪くて聞き間違えられて、全然違う場所へ連れて行かれたとしても、料金はしっかり請求されてしまうので気を付けてくださいね。

乗降の際には、かならず

Bonjour. / ボンジュール / こんにちは
Merci. Au revoir. / メルシー、オー ルヴォワール / ありがとう、さようなら

は言うようにしてくださいね。

なお、現地の移動手段については以下の記事で詳しくまとめていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

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5. フランス語会話の本を1冊持っていると便利

フランス旅行へ来るならば、フランス語がわからない場合には、フランス語会話の本や欧州で役立つ旅行会話集などの本を持っていると便利です。筆者も、渡仏当時にはこの会話集が色々と役に立ってくれました。

英語とフランス語、イタリア語、ドイツ語の4言語が1冊にまとまった会話本で、発音が悪いと通じないので、この本を見せるだけで即座に理解してもらうことができます。自由行動や1人旅で動く人には、重宝すると思います。

会話本や電子辞書と同様に、フランス旅行の際には筆記用具を持ち歩くと便利です。何かを訊ねて、言葉がわからないときに相手に単語や文章を書いてもらって、自分で辞書で調べて理解することも出来ます。

筆者もかつて、英語が通じなくて困っている時に、自分のメモ帳に文章を書いてくれて、それを駅の窓口に持って行って見せたら無事にトラブルが解決できたということもあり、今でも筆記用具は欠かさずに持ち歩いています。

 

6. フランスでは道行く人に英語で尋ねても無理!

フランスで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

https://www.flickr.com/photos/peternijenhuis/

フランスの観光地では英語が通じるといっても、フランス国内全域で通じるわけではありません。

パリ市内でも同様で観光地を歩いている人に、なにか訪ねても同じ旅行者で英語は通じないことも普通にあります。地元民らしき人に話しかけても、ご年配の方々は特に英語が通じることはないので、注意しましょう。英語が通じない相手に、英語で話しかけると犬を追い払うかのようなしぐさをされることもあります。

どうしても英語で!という場合には、インフォメーションを探すか、大きな土産物屋を探した方が良いでしょう。主要な観光地であれば、英語が母国語の外国人も多いので相手の話す言葉に注意して聞くのもアリですよ。

パリ市内を離れると、地方や田舎では英語が通じることはほとんどありません。もしも、英語の通じる相手を求めるのであれば、中高年やご年配の人ではなく、大学生ぐらいの若者の方が英語の通じる確率が高いです。

 

7. 英語で話しかけてくる人物には要注意!

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空港や街中で頼んでもいないのに、自分から英語で話しかけてくる人には、警戒心を持って気を付けるようにしてください。特にタクシーの場合には、無許可の個人タクシーで法外な値段を吹っかけて来たり、目的地とは異なる場所へ連れて行かれて、金品を根こそぎ奪われるというケースもあります。

英語が通じると思うと、嬉しくなって相手にしてしまう人も多いのが現状で、この手の輩はどんなに取り締まっても雨後の竹の子のごとく出没しています。

 

まとめ

いかがでしたか?
フランスでは英語は通じないイメージの人が多いと思いますが、現在ではパリのレストランでは英語で注文を取りに来ることがほとんどです。お土産物屋でも同様で、英語で金額を言われたりします。

また、フランス人は人種差別をすると言われますが、困った時には親身になって助けてくれる人も大勢いるので、楽しいフランス旅行をお過ごしください。

 

フランスで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント!

1. 観光客向けのサービスであれば英語が通じる

2. ブランド物を扱うお店でも英語が通じる

3. パリ市内のレストランで英語が通じるお店の見分け方

4. タクシーは英語が通じないと思った方が良い

5. フランス語会話の本を1冊持っていると便利

6. フランスでは道行く人に英語で尋ねても無理!

7. 英語で話しかけてくる人物には要注意!

 


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