国内でする英会話でも必ず上達する9つの英語勉強法

国内でする英会話でも必ず上達する9つの英語勉強法

日本を訪れる外国人の姿を、見かけることも多くなった昨今。週末や祝日に外出すると、耳慣れない言葉が聞こえることもよくあります。日本人にとって当たり前の交通機関の乗り方や乗換に困っている外国人に英語で話しかけられ、頭が真っ白になったりなかなか単語がでてこなかったりなんて経験はありませんか。「あー、もっと英会話を勉強していたら。。。」なんて経験をしたこともあるかもしれませんね。「英会話がもっと上手くなりたい!」「どうやって勉強したらいいのか?」「やっぱり留学しないとダメ?」と悩むあなた。海外に行かなくても、英語を勉強できる方法はあるんです。

 

国内でする英会話でも必ず上達する9つの英語勉強法

 

1. リスニングを鍛えましょう

「日本人は英語の読み書きが出来ても会話が苦手」というデータを、以前読んだことがあります。自己主張をすることが得意でない国民性も関係あるのか、なかなかすすんで外国人との英会話に入れないというあなにたは、まずリスニングを鍛えることをお勧めします。言語学的に日本語と英語を比較した場合、日本語の発音は英語の発音に比べると1/10とのこと。F、V、L、R、TH。これだけでも日本語には無い発音ですね。英語勉強法において、英語独特の発音やアクセント、イントネーションに慣れることがとても大切です。

 

2. 動画サイトや洋画DVDをうまく利用してみましょう

ではどんな方法で、リスニングを鍛えるのかという具体例を挙げてみましょう。日常生活でインターネットの動画サイトや、洋画DVDを見る機会も多いというあなた。実は動画サイトや洋画DVDを見ることでも、英語の勉強が出来るのです。動画サイトやDVDは「生きた英語」を学ぶ絶好の機会です。字幕が出ていない動画を見ている時は、「どれくらい聞き取れるか?」と何度も繰り返して見てみましょう。最初から単語の一つ一つを聞き取るのは至難の業なので、「単語2つくらい聞き取ってみよう」と目標を設定して、動画を見てはいかがでしょうか。あなたの興味があるもので、比較的ゆっくりとした口調で話している動画をお勧めします。

また洋画DVDも「生きた英語を学ぶ」良い機会です。ジャンルにもよりますが、「これって、良いフレーズだな」と思える字幕を見つけた時は、少しでも聞き取れるまで何度も巻き戻して再生してみるのもお勧めです。筆者の体験談ですが、私は「プリティウーマン」が大好きで30回以上鑑賞しました(昔なのでVHSのビデオです)。主人公のジュリア・ロバーツの台詞で「これを言えるとちょっと格好かな」と思うものもあったので、そのシーンを何回も巻き戻し台詞の文章を聞き取っていました。

同じシーンを何度も見ていると不思議と耳が慣れてきて、他の台詞も少しずつ聞き取れてきます。そして何度も聞いているうちに、自然と発音を俳優に近づけてみようとします。英語勉強法には欠かせないリスニングとスピーキングが出来て、お勧めです。

 

3. 教育番組の視聴も試してみましょう

案外見落としがちな英語勉強方法なのが、教育番組の英会話講座です。よく調べると、レベル別や用途別(海外旅行や時事英語)で番組が分かれています。また番組構成をしているのも大学の教授が殆どなので、信頼度は抜群です。「こんな時はどう言うの?というフレーズもピンポイントで教えてくれるので、録画して何度も視聴してみるのもお勧めです。

 

4. 間違えることは恥ずかしくない

「英語を話す」=「ネイティブスピーカーと話す」と考えがちですが、英語でコミュニケーションを取る相手は必ずしもネイティブとは限りません。ヨーロッパ、アジア、南米、ロシア方面の人達とも、英語で話すことがあります。彼らの英語は私たちの英語と同じで、母国語の訛りというものが必ずあります。そして彼らに共通しているのは、「間違えることは恥ずかしくない」ということです。

日本人は「間違えたらどうしよう」「通じなかったらどうしよう」と考えがちです。普段母国語である日本語を話していても、言い間違えることはよくありますよね。英語という日本語とは全く違う外国語を話すのなら、間違えるのはむしろ当たり前のことです。むしろ間違いから学ぶことは、沢山あります。間違いを恐れるより、あなたの考えを「英語で伝えよう」という意欲が大事です。

 

5. 英語を勉強する時間を作る

「英語の授業の時に頑張ればいいや」「今度の海外旅行で、どうにか英語が通じればいい」なんて考えてることはありませんか。英語勉強法で大事なこととの一つとして、「英語を勉強する時間を作る」ことです。「英語を勉強する時間」が英会話スクールや学校の英語の授業の時だけでは、英語は上達しません。むしろ授業の時間は、自分で勉強したことが本当に通じるかを試す良い機会なのです。通学や通勤時間に、単語を覚えたり、リスニングの勉強時間に使ってみるなど、地道な積み重ねが英会話上達の一つです。

 

6. 単語やフレーズは、発音して覚える

英会話を上達したい人から「なかなか単語やフレーズが覚えられない」という意見を耳にすることがあります。そういった人に共通することの一つとして、「覚えようとする単語やフレーズを恥ずかしがって小さな声で発音をする」ということです。外国人と会話をする時に小さな声で話をしていれば、いくらきちんとした発音やフレーズで話をしていても’Pardon?’と聞き返され、「あ、自分の英語は通じないんだ」と勘違いをしてしまいます。英単語は必ずアクセントを強くつける箇所があります。フレーズにしてもイントネーションの強弱があるので、ぼそぼそと発音するのではなく、はっきりと発音してみることが大事です。はっきりと発音することで、口の筋肉の動かし方やアクセント、イントネーションといったものがだんだんと身についてきます。

 

7. 趣味を通して英語を勉強してみる

日本語でフリーペーパーがあるように、英語でもフリーペーパーがあるのをご存知でしょうか。東京近郊在住の外国人対象に「Tokyo Metropolis」や「Tokyo Notice Board」といった日本にいる外国人向けのフリーペーパーが発行されていて、案内広告欄があります。シェアハウス情報や「売ります・買います」情報と同じページに、「Interest」という項目で、趣味を通じての仲間募集の広告も出ています。フットサル、タッチラグビー、サイクリング、バンド活動、ヨガ、料理教室と様々なサークル活動の広告が出ています。同じ趣味や興味を持った人達とのコミュニケーションを通して、英語を勉強出来るなんて一石二鳥ですね。

 

8. 交流イベントやラングエージ・エクスチェンジを利用してみましょう

「交流イベント」というと、クリスマスやハロウィンというを想像しがちですが、実はお花見や生け花、茶道といった日本文化を通じた交流イベントもあります。日本文化に興味を持った外国人と、英会話を実践する良い機会です。またあまり聞きなれない言葉ですが、「ラングエージ・エクスチェンジ (Language Exchange 語学交換)」という機会も利用してみるのもお勧めです。「英会話を上達させたいあなた」と「日本語を勉強したいネイティブスピーカー」が、直接会ったりオンラインで話すことで、実践的な会話を身に着けるという方法です。エクスチェンジ(交換)ですから「英語を話したい」というあなたの気持ちだけでなく、相手の「日本語を話したい」という気持ちを考慮して下さい。英語を話すのが30分、日本語を話すのが30分と時間をきちんと分けることが大事です。直接会う場合は、カフェなどにするのをお勧めします。残念ながら、出会い目的でラングエージ・エクスチェンジを悪用する男性もいるので、相手が信用できるかを見極める必要があります。1人だけと決めずに何人かと会ってみたり、オンラインで話してみて「信頼できる相手」を見つけることが大事です。

 

9. ボランティア活動への参加

日本でも定着してきたボランティア活動への参加も、英会話上達のきっかけにもなります。2011年3月に起こった東日本大震災で、今も東北地方を中心にボランティア活動をしているグループの中に、日本在住の外国人が数多く参加しているグループがあります。津波で園庭が壊れてしまった幼稚園や保育園の為に、園庭の工事や遊具の取り付けを行っているボランティア団体もその一つです。また東京や大阪に、飼い主に捨てられた動物の保護活動をしているボランティア団体もあったりと、日本在住の外国人がボランティア活動に関わっています。

「ボランティアなんて、何をしたらわからない」と思いがちですが、参加してみるとボランティア団体のリーダーがきちんと対応してくれます。一緒に作業をすることで自然と英語を話す機会があるので、作業の指示ひとつでも「これは、こう言うんだ」という発見があります。何度か参加するうちに友達が出来れば、あなたのネットワークも広がり、英語を話す機会も増えてくるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
日本にいても、英会話上達の勉強方法は身近なところにあります。普段からリスニングを鍛えるなどして、あなただけの勉強時間を設けて、英語でコミュニケーションを取ることに慣れる基礎を作って下さい。また趣味を通じてや交流イベントという機会をどんどん利用してみましょう。その際には間違いを怖がらないで、会話に参加してみましょう。最初は緊張してもだんだんと打ち解けて、あなたが知っている単語やフレーズが自然と出てくる瞬間があるはずです。

 

国内でする英会話でも必ず上達する9つの英語勉強法

1. リスニングを鍛えましょう
2. 動画サイトや洋画DVDをうまく利用してみましょう
3. 教育番組の視聴も試してみましょう
4. 間違えることは恥ずかしくない
5. 英語を勉強する時間を作る
6. 単語やフレーズは、発音して覚える
7. 趣味を通して英語を勉強してみる
8. 交流イベントやラングエージ・エクスチェンジを利用してみましょう
9. ボランティア活動への参加


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