ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき9つの特徴!

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき9つの特徴!

フィリピンの人気リゾート地であるボラカイには2つの空港があります。国際空港である比較的大きいカリボ空港と、フィリピン国内線のみが利用する小さいカティクラン空港です。アジア一綺麗と言われるホワイトビーチを有するボラカイへは、この2つの空港どちらかを経由しないとたどり着けません。

そこで今回は、筆者が何回も利用しているカティクラン空港にフォーカスを当てたいと思います。到着後の移動方法や、空港内には何があるか、そして利用にあたっての注意事項など、初めてカティクラン空港を利用する人にもわかりやすい内容で詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

 

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき9つの特徴!

 

1. 正式名称は「ゴドフレド・P・ラモス空港」

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき9つの特徴!待機場所1

筆者はカティクラン空港と呼んでいますが、正式名称は「ゴドフレド・P・ラモス空港」と言います。この名前、実は空港があるアクラン州の政治を支えた元州知事の名前で、2002年にそのラモス氏の功績を讃えるため改名されました。ただ、フィリピン人でも正式名称を知らない人も多く、空港内アナウンスでも「カティクラン行きの飛行機は〜」などと案内されるので、この記事では「カティクラン空港」と書くことにしています。ちなみに、もう1つのカリボ空港ですが、正式名称はそのまま「カリボ国際空港」です。

参考までに、各空港の空港コードですが、カティクランは「MPH」、カリボは「KLO」です。空港内で掲示板を見るときに覚えていると自分のフライトを見つけやすいので、この機会に覚えてしまいましょう。

 

2. カティクランもカリボもボラカイ島にあるわけではない

ボラカイ行き方徹底分析!日本からのおすすめ乗継ぎ方法と10個の注意事項!ジェットボート

これはボラカイ島を知らない人がよく誤解していることですが、カティクラン空港もカリボ空港も、正確に言うとボラカイ島にあるわけではありません。ボラカイ島の隣の島、パナイ島にあります。ボラカイ島はとても小さい島で、空港を持つような土地やスペースはありません。なので、隣のパナイ島の空港に降り立ち、そこからボートで渡る必要があるのです。

どうやってボラカイ島へ行くかは「ボラカイへの行き方徹底分析!おすすめ乗継ぎ方法と10個の注意事項!」に詳しく紹介していますので、旅行前に必ず一読してください。

 

3. 到着後すぐにバス移動!手荷物はいったいどこで…

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき9つの特徴!バス移動

カティクラン空港へ到着し飛行機を降りるとすぐバスが待っていて、言われるがままにそのバスへ乗せられます。すると、滑走路の周辺道路を走りすぐ街中へ連れて行かれます。10分くらい街中を走るので一瞬「あれ、預けたスーツケースはどうなるんだろう」と不安になりますが、しばらくするとまた空港内へ入りバスから降ろされます。すると、目の前にプレハブのような小さい建物があり、そこが手荷物受取所(Baggage Claim)です。このなんとも言えない手作り感は、日本の田舎の野菜売り場を連想させます。。

手荷物を受け取り外に出ると、目の前はツアー会社の受付やトライシクル乗り場になっていて、そこからボート乗り場へ移動します。ボラカイ島での詳しい移動方法は「ボラカイのおすすめ移動手段!旅行前に知るべき8つの交通事情!」をご覧ください。

 

4. とにかく小さい出発ゲート入口!

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき9つの特徴!出発ゲート

さて、帰路の時にもいろいろとカティクラン空港はびっくりさせてくれます。まず出発ゲートですが、街中の通り沿いにさりげなくあります。入口もかなり小さく、すぐ長蛇の列になってしまい、旅行者がまるでスーパーの安売りに並んでるかのようです(笑)。入口ですぐパスポート確認があり、その後荷物チェックにすぐ入りますので、ベルトや時計などはなるべく外しておきましょう。

荷物検査が終わると各航空会社のカウンターがありますので、そこでチェックインしてください。その後もう1回、セキュリティチェックが待っていますので、ベルトや時計はそれが終わった後に身につけましょう。

 

5. WiFi環境について

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴!WiFi

WiFi事情についてですが、空港内は無料WiFiはありません。筆者はボラカイに行く時は必ずポケットWiFiをレンタルして持って行きます。ボラカイ島は島全体で無料WiFiスポットがありません。ほとんどのホテルで無料WiFiが提供されていますが、速度は遅いし、停電やらトラブルやらでつながらなくなるし、不便なことが多いです。南国の島で綺麗な写真を取ってSNSへアップしたい人や、動画を撮ってみんなにシェアしたい人は、日本でポケットWiFiをレンタルして持って行くことをおすすめします。

 

6. お土産は事前に買っておこう

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴!お土産屋さん1

セキュリティチェックが終わると、狭い待機エリアで飛行機を待つことになります。冷房がガンガン効いているので羽織るものがあると温度調整が楽になるでしょう。なお、ゲート前の待機エリアには小さなショップが3つほどあります。スナックやパンを売っているコンビニみたいなお店と、スタバ、そしてTシャツやバッグを売っているお土産コーナーです。帰りの空港でお土産を買う作戦は、ここでは残念ながら成功しなそうです。ボラカイならではの商品も無く、値段もどれもやや高め。買うとしても「BEST OF CEBU」と書かれたドライマンゴーやバナナチップくらいしかお土産対象にならないでしょう。ボラカイの街中で購入することをおすすめします。

 

7. コーヒーパンが意外とおいしい!

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴!コーヒーパン

飛行機を待っている間にもし小腹が空いたら、ぜひ売店にあるコーヒーパンを食べてみてください。30ペソ(約80円)くらいのほんのり甘い帽子型のパンです。筆者はいつもこのコーヒーパンとスタバのコーヒーでのんびり飛行機を待っています。フライトの遅延が起きやすいこの小さな空港でイライラしないで待つためには、おいしい食べ物とネットサーフィンがおすすめです。スマホやPCを充電できるテーブルもあるので、電池切れの心配もないでしょう。

 

8. スタバでほっこりしよう!

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴!キャラメルポップコーンフラペチーノ

ここのスタバは通常メニューと限定メニューがあり色々な味が楽しめます。また店員さんもフレンドリーで、こちらが日本人だとわかると日本語で気さくに話しかけてくれます。ボラカイを離れる直前に地元の人たちとのちょっとした交流をするのも、待ち時間を楽しくすごくコツの1つかもしれませんよ。

 

9. 飛行機の滑走路を大型バスで疾走!

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴!滑走路

ようやく飛行機へ搭乗になってからもレアな体験が待っています。ゲートから外に出ると大型バスが待っていて、係員に言われた番号のバスに乗ります。しばらくするとそのバスが走り出し、飛行機の滑走路に向かい出します。そして、さっきまで飛行機が降り立ったり飛び立ったりしていた滑走路を颯爽と走り、お目当の航空便が待つ飛行機待機場所まで連れて行ってくれるのです。

これは小さい空港ならではのスペース事情があり、搭乗ゲートから飛行機の待機場所へ行くには、どうしても滑走路を走らなくてはなりません。ですので、飛行機の離発着の間を見計らって、滑走路を通って移動するのです。広大な滑走路を大型バスが列をなして走る姿はなかなかレアで面白いですよ。

 

まとめ

いかがでしたか?
このようにカティクラン空港はとても小さな空港で、他の空港とはちょっと違う形で利用することになります。バスで飛行機の滑走路を走るなど、なかなか経験できないことですので、そういったレアな体験をぜひ楽しんでください。何度も言いますが、カティクラン空港を利用するということは、飛行機のスケジュールが変わり、長時間待つことになりやすいです。旅程に余裕を持って、かつ大らかな気持ちで、旅の最後をお過ごしください。

 

ボラカイ空港(カティクラン)徹底調査!旅行前に知るべき9つの特徴!

1. 正式名称は「ゴドフレド・P・ラモス空港」
2. カティクランもカリボもボラカイ島にあるわけではない
3. 到着後すぐにバス移動!手荷物はいったいどこで…
4. とにかく小さい出発ゲート入口!
5. WiFi環境について
6. お土産は事前に買っておこう
7. コーヒーパンが意外とおいしい!
8. スタバでほっこりしよう!
9. 飛行機の滑走路を大型バスで疾走!

 


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