インドの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

インドの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

インドの物価と聞くと、日本よりずっと安いイメージがありますよね。インド在住の筆者的には「半分以上は正解です」と言いたいところです。というも、インドでも高いものはびっくりするほど高いんです!インドではどういったものが高いのか、旅行前に把握しておくと、お買い物のとき混乱なく満喫できます。そこで今回は、旅行前に知っておくと役立つインドの物価情報についてご紹介します。

 

インドの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. インドの通貨

インドの通貨を何と言うかご存知ですか?日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、「ルピー」と言います。為替レートは日々変動しますが、1ルピーが1.7〜1.8円の間で変動することが多いので、2円弱だと思っておけば良いでしょう。

 

2. インドの物価

さて、インドで買い物をするとき、私はインドの物価を日本の5分の1として頭の中で計算していました。500mlのミネラルウォーターが20円、地下鉄の初乗りが20円なので、5分の1というのは当たっているかもしれません。

しかし、これはすべてに通じる訳ではありません。インドでは高いものと安いものはあるけど、中間がないのです。それはインドが「貧富の差」の激しい国だからです。インドのマクドナルドの中で1番高い、マハラジャマックのセットは500円します。日本で2500円のランチをいただくと考えると、結構な贅沢ではないでしょうか?日本人の想像以上にインドでマクドナルドは高級な食べ物であり、マクドナルドに手が届かない人がいっぱいいるからです。次の項目で、具体的に高いものと安いものを挙げていきたいと思います。

 

3. 物価が高いもの

「物価が高いもの=贅沢なもの」です。インドで贅沢なものとは、輸入品やお金持ち向けのものです。輸入品は、関税が高いのでとても高価になります。電化製品や日用品、食料品でも、輸入されたものであれば高価です。お金持ち向けのものとは、ホテルでの宿泊やレストランでの食事、タクシーなどの公共交通機関以外の交通費などがあります。先ほど挙げたマクドナルドのセットもこの部類に入ります。

インドでは流しのタクシーというものがなく、タクシー会社でチャーターすることが一般的です。英語の話せるドライバーのタクシーを1日借りると、4000円~7000円は掛かります。インドの物価から考えると高く感じますが、インドでもタクシーを使える人たちにとっては適正な価格だと言えます。

食事に関して言えば、肉や魚は高い食材です。インド人の多くはベジタリアンで、肉や魚を日常的に食べることは贅沢なことです。レストランに行くと、ベジタリアンメニューとノンベジタリアンメニューの価格の差に驚くと思います。

 

4. 物価が安いもの(インドで買ったほうが良いもの)

逆にインドで安く買えるものは、国産のものと庶民的なものです。インド産のもので日本人にも馴染みがあるものは、紅茶、スパイス、インド綿でできた洋服や布製品、アーユルヴェーダの化粧品などが挙げられます。これらは、オーガニックかどうかで値段は変わってきますが、日本で買うよりもかなり安いです。特にスパイスは、1袋50円~100円程度で購入できます。

庶民的なものという意味では、野菜、フルーツ、穀物などの食料品や電車やバスなどの公共交通機関の運賃が安いと言えます。有名なアルフォンソ・マンゴーも日本で食べるより手頃で美味しいです。インドを訪れるのがマンゴーのシーズンなら、一度試してみることをお勧めします。

 

5. 相場の感覚を身につけるために

日本人にとって、インドでの買い物は難易度が高いイメージがあります。それはきっと、インドではものの価格が「言い値」で決まっていて、買い物のたびに値段の交渉が必要だと思っているからでしょう。しかし、実際には「定価」が決まっている商品のほうが多いのです。パックになっているすべての商品に、「MRP Rs. ○○」という形で記載されています。スーパーなどではほとんどの商品にこの表示がついているので、インド滞在の最初にチェックしてみると、値段の相場がわかってくるかもしれません。

 

6. 旅で必要なお金

インドを旅するとき必要なお金の金額は、どういった旅のスタイルなのかで大きく変わってきます。このため、いくら用意しとけば良いと明言することがとても難しいのです。例えば、安宿と呼ばれるエアコンなし温水シャワーなしのドミトリーなどに泊まるのであれば、宿泊費は1泊300円程度に抑えられるでしょう。逆に、3つ星のホテルだと1泊7000円~15000円はしてしまいます。食事に関しても、立ち食いの食堂ではカレーのセットを50円~100円程度で食べられますが、レストランで食べると500円~1500円くらいしますし、サービス税なども加算されてしまいます。どのような旅をしたいかということを明確にして旅の計画をしていくと、あなたの旅に必要な金額が算出できるはずです。

先ほど「物価が高いもの=贅沢なもの」と、言いましたが、旅をするときに必要な贅沢もあると思います。インドでは旅行者を狙った犯罪も多くあるため、安全や安心をお金で買わなければならないこともあるでしょう。また、ベジタリアンメニューも安くて美味しいけれど、たっぷり鶏肉の入った本場のバターチキンカレーは最高ですよ!節約するところと贅沢するところを、メリハリつけてみるときっと楽しい旅になると思います。

 

7. 現地通貨の準備の仕方

ルピーは日本では手に入れることができない通貨です。インドに到着後、空港内で両替をすることになります。しかしながら、最新の状況ではどこの両替所でも現金を入手しづらいようです。2016年11月、それまで使われていた500ルピーと1000ルピーの使用は停止され、新しい500ルピー札と2000ルピー札が発行されました。ところが、新紙幣の発行数が少なく、インド国内では紙幣の供給不足が起きています。混乱はしばらく続く見込みなので、旅行者も影響を受けるでしょう。

もし現金を十分に準備できない場合は、どうしたら良いのでしょうか?インドでは比較的小さな商店でもクレジットカードを使用できます。特にVISAかMASTERはほとんど通用します。財布に1枚入れておくと安心です。

 

まとめ

いかがでしたか?
インドの物価について理解が深まったでしょうか?インドに行ってみると多くのものが安く感じますが、その中でも良いものや質の高いものはそれなりの金額になってしまいます。まずは現地の物価感覚を身につけるために、スーパーなどで定価の表示を探してみてくださいね!

また、インドでは紙幣不足が起きていたり、年々物価が10パーセント近く上昇していたりするので、ガイドブックの情報が実際と違っていることもあります。旅行前には最新の情報をチェックしておくと、気持ちに余裕を持ってインド旅行に出かけられますよ!

 

インドの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

1. インドの通貨
2. インドの物価
3. 物価が高いもの
4. 物価が安いもの(インドで買ったほうが良いもの)
5. 相場の感覚を身につけるために
6. 旅で必要なお金
7. 現地通貨の準備の仕方

 


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