インドのインフルエンザや風邪にまつわる6つの豆知識!

インドのインフルエンザや風邪にまつわる6つの豆知識!

(Bindaas Madhavi)

インドは4〜6月にかけて気温45度以上の酷暑期になり、7〜9月はモンスーン期になるため様々な病気が流行ります。インドでは、日本でも流行するインフルエンザや風邪は猛威を振るうのでしょうか。今回は、インド特有の病気や、風邪・インフルエンザ、病院事情など、旅行前に読んでおくと役立つインドの病気の知識をご紹介します。




 

インドのインフルエンザや風邪にまつわる6つの豆知識!

 

1. インフルエンザが流行るとどうなる?

インドでは、インフルエンザは流行らないと長い間言われてきました。インドでは日本の冬ほど寒い季節がないので、それが定説だったのです。けれども、数年前から外国から持ち込まれたインフルエンザがインドでも流行することがありました。インドではインフルエンザの流行を想定していないので、日本で使うような即効薬をたくさん持っている病院はありません。

それどころか、検査キットもないので、「何らかの感染症です」と、いう診断結果を受けて、ただただ解熱するのを待つだけということも多くあります。このため、日本人の駐在員を多く抱えている企業では、独自に即効薬を備蓄しているところもあるそうです。

 

2. インド人の風邪対策

インドの人は、風邪の予防のためにどんなことをしているでしょうか?多くのインド人は寒いのがとても苦手です。冷えが体に入ってくると風邪をひくと考えていて、寒い日にはなぜか耳にガーゼを詰めている人を多く見かけます。足元は1年中サンダル履きでも、寒い時期には耳にガーゼを詰めて目出し帽を被っている子どもも多いです。

風邪のひき始めには、紅茶にターメリックとハチミツを入れて飲むという人も多くいます。各家庭で配合するものは違っていて、生姜や牛乳を足す家庭もあります。

 

3. インドで流行する恐ろしい病気とは?

日本でも数年前に流行して、社会問題になった「デング熱」という病気を覚えていますか?この病気、実はインドでは毎年流行し、死者が多数出るほどなのです。デング熱に感染した蚊を媒介とした病気で、特にモンスーンの時期には大流行します。

その他にも、蚊を媒介する恐ろしい病気があります。チクングニア熱とマラリヤです。この3つとも現在のところ有効な予防接種はなく、発症すると1週間高熱が出続けるという病気です。インドで1番死者の多いデング熱は、いくつかの型があって、同じ型に複数回かかってしまうと、ショック状態になり死に至ると言われています。そうでなくても、デング熱の発症により血小板が少なくなると、「デング出血熱」という重篤な症状になり、全身に現れた発疹から出血し、最悪の場合死に至ります。

 

4. 蚊は天敵!一番の予防法は?

デング熱の1番の予防法は、蚊に刺されないことです。モンスーン期には街中のいたるところに水溜りができて、ボウフラがわきます。外に出かけるときには、なるべく肌を露出せず虫除け対策を徹底することが大事です。

日本から虫除けスプレーを持ってくる旅行者がいますが、残念ながらインドの蚊には日本製はあまり効かないようです。インドのスーパーや薬局には必ず売っている、「ODOMOS(オドモス)」というメーカーの虫除けクリームがあります。匂いは好き嫌いの分かれるものですが、とにかく効きます。インド滞在の際は早い段階で購入して、適宜塗り直すと良いでしょう。

 

5. かかってしまったらどうする?

もしもデング熱にかかってしまったら、どうしたら良いでしょうか?デング熱は初期症状は一般的な風邪と同様で、体のだるさや発熱から始まります。このため、風邪だと思って常備薬を飲んで様子をみようと思ってしまいがちです。

けれども、デング熱で禁忌なのは、アスピリン系の風邪薬を飲むことです。アスピリンには血流を良くする働きがあり、これがデング出血熱を助長しやすいためです。このため、デング熱流行期は、風邪に近い症状があっても安易に薬を服用せず、病院を受診することをおすすめします。インドでは大きな病院であれば、デング熱の検査キットを置いており、すぐに検査をして適切な処置をしてもらえます。

 

6. 旅行者に多い病気

酷暑期や乾燥する時期など、インド人も体調不良になりやすい時期がいくつかあります。またそれとは別に、旅行者がかかりやすい病気もあります。

「インド旅行ではお腹を壊す」という話を、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?インドを訪れる多くの外国人が、本当によくお腹を壊します。これは、旅疲れと気温差と、やはりインド料理が原因だと考えられます。インド料理はご存知の通りかなり辛いです。香辛料をたくさん使っていますし、レストランで食べる料理はすべて大量の塩と油を使っています。しかも、滞在日数の限られた旅行者だと張り切ってバターチキンカレーなど、お腹に重いものを多く食べてしまいがちです。しかも、辛いものと一緒に冷たい飲み物をがぶ飲みします。すると、当然のようにお腹を下してしまいます。

香辛料に慣れているインド人でも、チキンカレーなどの肉料理は1週間に1度程度しか食べません。肉料理は特に味付けも濃いので、インド人でもお腹が重たくなってしまうそうです。また、インド人はミネラルウォーターを飲むときも、常温を好みます。野菜料理や辛すぎない食べ物を交えつつ、常温のお水と一緒にいただくことで、少しお腹を労わることができます。

 



まとめ

いかがでしたか?
インドで流行する病気について、ご理解いただけましたでしょうか?やはり蚊を媒介とする感染症はとても怖いです。虫除けを徹底して、健康な滞在を心がけてくださいね。

 

インドのインフルエンザや風邪にまつわる6つの豆知識!

1. インフルエンザが流行るとどうなる?
2. インド人の風邪対策
3. インドで流行する恐ろしい病気とは?
4. 蚊は天敵!一番の予防法は?
5. かかってしまったらどうする?
6. 旅行者に多い病気

 



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