インドの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

インドの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

(bob howl)

インドの通貨と聞いてパッと頭に思い浮かぶ人はかなりのインド通だと思います。インドの通貨はルピーといいます。あなたはルピーを見たことがありますか?ルピーは国外持ち出しを禁止している通貨なので、日本で見かけることはほとんどありません。空港の両替所でも、日本の国内でルピーを取り扱っているところはないのです。

今回は、そんなレアな通貨の1つであるインドのルピーについてご紹介します。

 

インドの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

 

1. 通貨の種類

インドの通貨を徹底研究!旅行前に知りたい7つのポイント!ルピー

(clappstar)

インドに行くと、滞在中にたくさんの種類のルピーに出会うことになります。まず硬貨は、1・2・5・10ルピーがあります。それぞれ1種類ずつという訳ではなく、記念硬貨なども流通しているので、さまざまな種類の硬貨があります。紙幣は、5・10・20・50・100・2,000ルピー札があります。以前まで500・1,000ルピー札があったのですが、その2つは廃止されてしまいました。

このため、現在インドでは高額な商品の買い物が面倒になっています。2,000ルピーを出すと、「お釣りがない」と、言われるケースが多いので、インド人も旅行者も、なるべく100ルピーをたくさん持つ傾向にあるようです。

 

2. インド通貨の歴史

インドでルピーが通用するようになったのは、いつからでしょうか?16世紀の初め、5年間だけインドを治めていたスール朝のシェール・シャーが発行した銀貨が、ルピーの発祥といわれています。その後、タージ・マハルで有名なムガール朝でもこのルピーは使用され、ムガール朝と貿易を行っていた東インド会社も、ルピー銀貨と等価の硬貨を発行しました。

インド大反乱(俗に言う、セポイの反乱)の後、1858年に「イギリス領インド帝国」としてイギリスがインドを統治するようになります。第二次世界大戦後までのおよそ80年間、インド帝国の皇帝はイギリスのビクトリア女王でした。このため、その時代の通貨にはビクトリア女王が描かれているものもありました。1947年にインドがイギリスから独立した後、現行のインド・ルピーの制度が出来上がったのです。

 

3. ルピーに描かれている人物

現在発行されている全てのルピー紙幣には、インド独立の父・マハトマ・ガンディーが描かれています。日本では1,000円・2,000円・5,000円・10,000円と、それぞれの紙幣に違う人物が描かれていますね。インドでは、ガンディー以外に紙幣に載せられるような人物がいないのでしょうか?

現在のインドは国内にさまざまな対立を残していて、それが時々顕著になりデモや抗議運動が起きます。その背景には、パキスタンとの分離独立の際に起きた混乱と虐殺の歴史があります。インドの独立や発展に寄与した人物だったとしても、インドの全国民から支持されて、紙幣に顔を飾ることのできる人物はそうそういないのです。

ガンディーでさえ、ヒンドゥー原理主義の過激派から「ムスリムに対して寛容すぎる」という反感を持たれ、1948年に暗殺されています。そういった中でも、ガンディーが国民から人気なのは、彼が清廉潔白であり、インドのために懸命に働いた人物だからなのかもしれません。

 

4. ルピーが語るインドの現状

インドの通貨を徹底研究!旅行前に知りたい7つのポイント!コイン

(DDohler)

ルピーの紙幣の裏面には、15の言語が記載されています。インドで公用語と定められているのは、ヒンディー語です。一定以上の教育を受けている人であれば、ある程度英語も話せます。けれども、紙幣に載っている15の言語も全て、現在もインドで使われている言葉です。実は、インド国内では80以上の言語が存在していると言われています。それだけ多様性の大きい国なのです。

また1ルピーと2ルピーの硬貨の裏面は、親指を立てて1を表現していたり、ピースサインで2を表現していたりと、数字がとてもわかりやすく記載されています。いまだ字の読めない人も多いインドなので、わかりやすい表記になっているのです。

 

5. ルピーを手に入れるには?

先ほども書いたとおり、ルピーはインド国外への持ち出しを禁止されている通貨です。このため、ルピーを手に入れられるのはインド国内だけです。まずは少額を、空港で両替することをおすすめします。

昨年末新紙幣の発行があり、その影響で現在もインドでは紙幣不足という混乱が続いています。両替のときに2,000ルピーばかりを持ってしまうと、タクシーや小さな商店ではお釣りを出してもらえないこともあります。なるべく100ルピーを多く持つように心がけましょう。

また、インドでは小さな店でもカードを使えます。VISAかMASTERならほとんど通用しますので、インドを訪れる際はクレジットカードを持っていくようにしましょう。カードを利用するときは、PINコードの入力を求められるので、あらかじめ暗証番号を確認しておくことがおすすめです。

 

6. 注意すべきこと

インドの紙幣は、私たち日本人の感覚ではびっくりするほど汚いです。それはインド人が紙幣をメモ代わりに使ったり、束ねるときに紙幣に直接ホチキス止めなどを行うからです。落書きがない紙幣を探すほうが難しいので、そういったものでも普通に使うことができると覚えておきましょう。ただし、紙が擦れて文字が読めなくなっていたり破れていたりしたら、その紙幣は受け取らずきれいな紙幣に替えてもらいましょう。

また、お釣りをもらうときなどに、時々ニセ札が混じっていることがあります。ニセ札の特徴は、紙幣の中央にガンディーの顔の透かしがなかったり、紙幣発行の西暦が入っていなかったりと、パッと見ただけではわかりにくいものが多いです。けれども、中には明らかにガンディーの顔がおかしく、子どものお絵かきのようなものもありました。

 

まとめ

いかがでしたか?
インド・ルピーにはインドの歴史や現状など、さまざまな物語が詰まっています。そんなルピーですが、まだまだ混乱期が続いており、インド在住者はもちろんのことインドに訪問する人たちにも困難を強いています。インドを訪れる際には、必ずクレジットカードを持っていくことをおすすめします。

 

インドの通貨や両替事情を徹底調査!旅行前に知りたい7つのポイント!

1. 通貨の種類
2. インド通貨の歴史
3. ルピーに描かれている人物
4. ルピーが語るインドの現状
5. ルピーを手に入れるには?
6. 注意すべきこと

 


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