フィリピンもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

フィリピンもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

(sayo ts)

昨今、日本でハロウィンと言えばコスプレをして東京の街で楽しい夜を過ごす日になっていますが、フィリピンでは日本とはちょっと違ったハロウィン文化があります。本来ハロウィンは秋の収穫を願って、悪を追い出すような行事で「鬼は外!」のようなイメージです。

そこで今回は筆者が過ごしているフィリピンのハロウィン事情をご紹介していきます。

 

フィリピンもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

 

1. フィリピンのハロウィンシーズン

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(Ilocos Norte)

実は8月が終わるとフィリピンの大型ショッピングセンターやカフェでは3か月先のクリスマスの用意が始まってきます。フィリピン人にとってクリスマスは1年で1番大切な日のうちの一つで、一般家庭でも9月に入ると早々にクリスマスの装飾が施されます。

ハロウィン自体の日付は世界と同じく10月31日で、11月1日は日本で言うお盆の季節になります。そのためハロウィンは少し影が薄くなりがちですが、欧米文化のフィリピンでは10月に入ればハロウィン関連のグッズやカボチャの装飾などがちらほら見えてきます。

逆に日本のように、ハロウィンの限定メニュー、例えばカボチャを使ったメニュー等の特別なものはあまりありません。また、ハロウィンイベントが終わればみんな実家に帰るために大渋滞のバスに乗っていくという不思議な光景が見られます。

2. ハロウィンの過ごし方

ハロウィン当日は、ハロウィンの効力はあまりありませんが,お盆の前日となりますので公的機関は休みとなることがあります。

お昼はモールのどこにいっても通常運行で多少の装飾がされている程度で、お祭り好きのフィリピン人なのですが、日本の賑わい具合と比べるとどこか静かすぎる気がします。それよりも実家が遠い会社員は、帰宅ラッシュの渦に巻き込まれてしまうので、多くの企業は別の日に社内ハロウィンパーティー等を行っています。

しかし、社内パーティーの気合の入り方は、さすがお祭り大好きフィリピン人だと感じます。その様子は次のトピックで詳しくお伝えします。子供は「Trick or Treat」と言いながらお菓子をもらいに近所を回ります。これは日本ではあまり見れない光景ですよね。

3. コスプレは怖ければ勝ち!

フィリピンでもハロウィンはコスプレするのでしょうか?はい、もちろんです。しかしマリオやクッパ、今流行りのキャラクターに「変装」ではなく、ホラーメイクをする傾向にあります。それもなるべくリアルにそして怖ければ怖いほど良いとされています。

モールでもコスプレセットや被り物はあまりありません。なぜなら彼らは自分たちでメイクアップをするのです。一度たまたまお邪魔したとある会社の社内ハロウィンコスプレコンテストでは、貞子に扮装した女性がグランプリに輝いてました。

サービス業の会社だったので、それでお客さんに応対するの?というツッコミはありましたが、血のりなどを使ってとてもリアルにしていました。コンテスト中も盛り上がり度合いはそこだけ渋谷でしたね。逆にコスプレをしている人はフィンランド人の男性がピカチュウの格好をした1人だけでした。

4. ハロウィンはお菓子を用意しなければ!

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(Ilocos Norte)

「Trick or Treat」とこの時期良く耳にすると思いますが、フィリピン人のキッズはマントを羽織ったり、キャラクターのコスプレをしたりと簡単に仮装をします。そしてかごを持って近所を回りお菓子をねだります。

また別の会社にお邪魔した時には、各社員の子供を連れて行ける日となっており、お菓子をもらいに独身社員のデスクを回ってました。その方のデスクには飴やチョコ、マシュマロなど色々なお菓子が蓄えられており、事前に大量に買い出しに行ったとのことです。

こちらも、仕事中に子供を連れてきて集中できるのか?というツッコミはありましたが、そこはイベント大好きフィリピン人、皆さんとても楽しそうでした。

5. 様々なイベント

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(Jimmy Hilario)

前述の通り、フィリピンのショッピングモールなどでは特別イベント等が行われることはありません。会社や語学学校などの単体で行われるケースがありますので、それ以外の目的でのフィリピン滞在となるとバーやパブに行くと仮装した人たちと出会えるかもしれません。

また、ホテルによってはイベントを開催しているところがありますので、参加されたい方は事前にチェックしておきましょう。なお一般家庭では装飾や外装は力を入れていませんので、目で見て楽しめる場所というのは限られてくるでしょう。

6. お墓でハロウィンパーティー?

11月1日と11月2日はお盆の時期なので、お墓参りに家族で行きます。

近年、ハロウィンとお盆を一緒にしてお墓でパーティーをする家族が増えてきています。日本人とはちょっと違った感覚なのですが、フィリピンのお墓参りは弁当やフライドチキンなどを持ってきてお墓の前でピクニックをする文化もあります。故人と一緒に皆でご飯を食べる、というところが重要な点だそうです。

そのため、もともとお墓の近くでパーティーをするのに抵抗がなく、「お金もかかるし、一緒にやってしまおう」という家庭が少なくないそうです。大人はあまり仮装することはありませんが、かぼちゃのコスプレをした子供が墓の前でご飯を食べているという衝撃的な光景が見られます。
 

まとめ

フィリピンのハロウィン事情いかがでしたか?
ハロウィンを渋谷のようなイベントを想像するのであれば、フィリピンではちょっと違いますのでお気を付けください。イベントに合わせて個人旅行に行くのであれば、ホテルやバーなどの情報をしっかり調べていかないと、「結局ハロウィンは楽しめなかった」となってしまいます。

逆に語学留学であれば半分以上の学校は何かしらのイベントが行われているので、楽しむことが出来るでしょう。イベントに参加するのであれば怖い恰好を、そして日本にしかないようなグッズがあればあなたは注目の的かもしれません。

 

フィリピンもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

1. フィリピンのハロウィンシーズン

2. ハロウィンの過ごし方

3. コスプレは怖ければ勝ち!

4. ハロウィンはお菓子を用意しなければ!

5. 様々なイベント

6. お墓でハロウィンパーティー?

 


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