フィリピン人と国際結婚するとき必ず苦労する8つの要素

フィリピン人と国際結婚するとき必ず苦労する8つの要素

国際結婚というととても華やかなイメージがありますよね。素敵なパートナーと英語で会話し、世界を駆け巡り、周りから羨望のまなざしを向けられる…。そんな憧れを持っている方も多いと思いますが、同じ日本人同士でもなかなか苦労も多い結婚生活。相手が外国人のパートナーとなれば、言語や習慣などの違いも加わり、やはり苦労は必ず付きまといます。そこで今回は、フィリピン人の主人を持つ筆者が実際に国際結婚をする際に苦労した事を基に、「フィリピン人と国際結婚するとき必ず苦労する8つの要素」をご紹介します。ぜひ国際結婚をする前の心構えとして、そして、パートナーと一緒に苦労を乗り越えていく手助けになれば幸いです。



 

フィリピン人と国際結婚するとき必ず苦労する8つの要素

 

1. 言葉の違い

日本語は基本的に日本でのみ使われている言語なので、国際結婚となると必然的にパートナーの母国語は日本語以外という事になります。なのでやはり、国際結婚で苦労しそうな事と言えば、一番に言語の違いが上がってくるのではないでしょうか。フィリピンの言語は「タガログ語」ですが、基本的にある程度の教育を受けている人ならば英語が喋れます。さらにフィリピン人はその文化的背景からかとても言語の習得が早いので、日本に数年もいれば簡単な日本語は喋れるようになる方がとても多いです。よって簡単な日本語と英語を使用する事でコミュニケーションは可能ですが、やはり伝えたい事が思うように伝わらずにもどかしい思いをしたり、ちょっとしたニュアンスの違いや勘違いなどが原因で苦労する事も多いと思います。

幸い筆者の場合は私自身もパートナーも英語が喋れ、さらにパートナーはすでに日本に5年程滞在していたので日本語もある程度理解出来ていました。なので言葉の違いにはそれ程苦労はしませんでしたが、それでもちょっとした勘違いでケンカをしたり、家族や友達に紹介する際には通訳のような役割をしなくてはならず大変な思いもしてきました。とは言えどの国際結婚カップルも、言語で悩むのは最初だけです。お互いが相手を思いやる気持ちさえあれば、一緒に生活している内にスムーズにコミュニケーションが取れるようになってきますので安心してくださいね。

 

2. 宗教の違い

日本人は無宗教だとよく言われますが、実際には日々の生活や行事等にも宗教的な考え方が根付いていると思います。海や山、川など様々な物に神が宿ると考える「八百万の神」という考え方に対し、フィリピン人の多くは「神様は1人」と考えるカトリック信者です。フィリピン人にとってカトリック教会は絶対的な存在であり、国際結婚するにあたって仏教に改宗する方はとても少ないようです。日本人のパートナーを無理にカトリックに改宗させたという話はあまり聞いた事がありませんが、生まれた子供には幼児洗礼を受けさせたいと考えている方はとても多いようです。宗教の問題はとてもデリケートですが大切な事です。結婚する前にお互いの宗教や子供の幼児洗礼の事もきちんと話し合っておくと安心ですね。

 

3. 休日の過ごし方

上記の宗教の違いでも触れましたが、フィリピン人の多くがカトリック信者です。よって小さい頃から日曜日は家族で教会に出かけるという習慣を持っている方がとても多いです。日本にあるカトリック教会でも英語のミサを行っている教会があり、このような場所にはフィリピン人が多く集います。教会はフィリピン人にとって祈りの場だけでなく、貴重な情報交換の場となっています。日本人からすると、せっかくの休日に教会なんて行かないでゆっくりしたり、楽しく過ごしたいと思ってしまいますよね。ですが、決して教会で過ごす時間を否定しない事がフィリピン人と円満に過ごす秘訣です。

 

4. 家族の絆

フィリピン人はとても家族を大切にします。もちろん日本人だって家族を大切にしている人は多いですが、フィリピン人の家族、特に両親を敬う気持ちは本当に素晴らしいと感じる事が多いです。フィリピンでは日曜日は家族で教会に行き、その後親戚で集まってホームパーティーをして過ごす事が多いようです。また日本では恋人で過ごす事の多いクリスマスも、フィリピン人にとっては家族で教会に行って過ごす大切な日です。

付き合っている頃はあまりに家族を大切にするので自分がないがしろにされている…と感じる事もあるかも知れませんが、結婚すれば自分もその大切な「家族」の一員です。そして自分の両親を大切にする人は、きっと義理の両親も大切にしてくれるでしょう。そう考えると、とても誇らしくなりますよね。

 

5. お金に関する事

フィリピン人は基本的にあまり貯金をしません。お金があれば欲しい物をどんどん買いますし、誰かが困っていれば金銭的に援助する事も多いです。なぜなら「自分に余裕があるなら困っている人をどんどん助けてあげる。その代わり自分が困った時もきっと誰かが助けてくれるだろう。」と信じているからです。よって収入の多くを母国にいる家族に仕送りとして送ってしまう方も多いようなので、結婚する前にお金についてはよく話し合っておいた方が良いでしょう。

 

6. ビザについて

フィリピン人が日本に入国する際にはビザが必要ですが、ビザを取得するのは簡単ではなく、またビザには期限があります。残念ながら一部のフィリピン人はビザの期限を過ぎても日本に滞在している「不法滞在」をしていたり、また日本での永住権を得る為に結婚を迫ってくる方もいます。中にはフィリピンに旦那や子供がいるのを隠して日本で結婚しようとする人もいるようです。このような悪質な人は本当に一部ですが、お付き合いをするからにはきちんと相手の方のビザやパスポートを確認させてもらうと安心です。やましい事が何もなければ、すぐに見せてくれるはずです。

 

7. 結婚に際しての手続き

交際期間を経て、お互いを理解し、いざ結婚に踏み切る!という素晴らしい場面でも、残念ながら国際結婚には苦労が付きものです。日本人同士ならば市役所に婚姻届を提出するだけで済みますが、国際結婚となると手続きもとてもややこしいのです。筆者もフィリピン人パートナーの必要書類を集める為にフィリピン大使館や入国管理局へ出向いたり、さらにはフィリピンにいる親戚に頼んだりもしました。必要書類を全て揃えてから、やっと市役所に婚姻届を提出するのですが、万一書類に不備があった場合はまた一からやり直しです。何度も無駄足を踏まないよう、事前に必要な書類などはよく調べておきましょう。また電話で問い合わせる際には、必ず対応してくれた方の名前を聞いておくようにしましょう。

 

8. フィリピン人に対する偏見

「フィリピン」と聞くと、セブ島をはじめとする青い海やサンゴ礁、そしてマンゴー・バナナ・パイナップル等南国フルーツのイメージが浮かびますが、「フィリピン人」と聞くと、残念ながらフィリピン・パブや貧富の差、母国への仕送りなどとマイナスなイメージが強いのが現状です。フィリピン人と国際結婚をする事で、周りから好奇の目で見られてしまう事もあるでしょう。悔しい思いをする事もあるかと思いますが、フィリピン人の明るさや優しさ、大らかさは本当に素敵です。ぜひ皆にも分かって欲しいですね。

 

まとめ

いかがでしたか?
筆者の体験を基に書いておりますので、実際はカップルの数だけまた違った苦労があるかと思います。ですが、国際結婚だって同じ人間同士の結婚です。お互いを思いやり、お互いの意見を尊重する気持ちさえ忘れなければ、どんな苦労だって乗り越えていけるはずです。そして苦労を乗り越えた分、2人の絆はより深い物になっていく事でしょう。そのような国際結婚カップルがどんどん増えていく事を願っています。

 

フィリピン人と国際結婚するとき必ず苦労する8つの要素

1. 言葉の違い
2. 宗教の違い
3. 休日の過ごし方
4. 家族の絆
5. お金に関する事
6. ビザについて
7. 結婚に際しての手続き
8. フィリピン人に対する偏見

 


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