国際結婚カップルが必ず悩む8つの子育て問題とは?

国際結婚カップルが必ず悩む8つの子育て問題とは?

「国際結婚って大変なんでしょ?」国際結婚している人なら必ず、1度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。特に子育ての悩みは、どうしても日本人同士のカップルのものとは異なってきます。そこで今回は、筆者の実体験を基に「国際結婚して子供が出来た、または産まれたらどうすればいいの?」、そんな質問に役立つ8つのポイントをご紹介します。



 

国際結婚カップルが必ず悩む8つの子育て問題とは?

 

1. 名付け

名前は一生ものだから、国際結婚に関わらず、悩むのは当たり前!しかし、国際結婚カップルが悩むのは漢字や読み方、由来だけではありません。

◆日本の名前にするか、パートナーの国の名前にするか、バイリンガルな名前にするか
◆互いの家族が正しく発音できるか、または呼びやすいか
◆子供の名前のスペル・ローマ字表記について

後に問題となるのが、「スペル」問題。初めての子供の場合はあとから気付く場合が多いです。これはパスポートを作る時やローマ字表記する時に、「L」が「R」で表記されてしまうことです。パスポートの申請の際は非ヘボン式ローマ字表記で申請すると、希望のスペルで記載してもらえます。しかし、その他日本で手続きする場合には「R」で表記されるため、パスポートとの違いを説明していかなければなりません。名前はあなたの子供はもちろん、海外にいるあなたの家族にとっても大切なものです。互いに希望する名前があっても、上記のことを考慮してよく話し合って決めましょう。

 

2. 宗教

◆家族を自分の宗教に入れたい、またはパートナーが入って欲しいと望んでいる

日本ではあまり馴染みのない宗教。世界でなんらかの宗教(無宗教を除くすべての宗教)を持っている割合は人口のおおよそ90%となっています。無宗教の多い日本人との国際結婚では、パートナーが自分の宗教に入ることを強く望まれるケースがあります。そのタイミングは子供が生まれるのと同時により強くなる傾向があります。しかし、無宗教といっても葛藤なしでは宗教に入れませんよね?ましてはすでに宗教をお持ちであれば、なおさらです。この宗教問題も夫婦だけでなく家族全体の問題にもなるので、慎重に考える必要があります。この問題が訪れたときは、とりあえず「知る」ということから始めると、向き合うことができると思います。宗教について知らないことは意外とたくさんあるからです。

 

3. 言語

◆メインの言語は何にするか
◆バイリンガルに育てるためにはどうしたらよいか

メインの言語については、日本に住んでいる場合、日本語は自然に習得できるため、日常生活では第二言語での会話を理想とすることが多いようですが、それにはパートナーの語学力にもよります。では、バイリンガルに育てるには?

・日常生活の中に第二言語を取り入れる
・ルールを決めたら必ず続ける

国際結婚しているからって必ず子供がバイリンガルになるとはかぎりません。やはり、日常生活の中で普通に会話として第二言語を使い続けていくことです。夫婦の会話を聞かせるのではなく、子供に話しかけて、返事や意見も聞いてください。バイリンガルの子供は、同じものに対して複数の言葉を聞くので混乱し、言葉を発するのが遅い傾向があります。個人差はありますが、10歳くらいでほぼ問題なく二ヶ国語を習得できるので、焦ったり、プレッシャーを感じたりせずにやっていきましょう。

 

4. 生活

◆子供をどこで寝かせるか
◆お風呂(シャワー)の時間

日本では、子供を真ん中に挟んで川の字で寝る、という習慣がありますよね。世界では、親子は同じ部屋で、赤ちゃんはベビーベッドで寝る、という国が多いようですが、欧米や欧州では、ベビールームのベビーベッドで一人で寝ることが一般的で、理由は、夫婦の時間を大切にするためや子供の自立心を養うためだそうです。3時間おきの授乳や夜鳴きで忙しいママは大変ですし、心配でたまらないでしょう。湯船につかる習慣がなかったり、お風呂は夜に入ることに関しても、子供が風をひかないかと心配されることがあります。ですが、これらの問題は家の広さや気候の違いもあり、なぜ、そのような習慣になったのかを理解し、今は家族に合った生活を考えると解決できる問題です。

 

5. 食事

◆食事の好みが合わないため子供と親が別メニュー
◆パートナーの国の料理が苦手なため作れず、子供に故郷料理を食べさせてあげられない

国際結婚において、食事の問題は夫婦になって最初に感じる問題ではないでしょうか。恋愛期間中はそんな食文化の違いも新鮮に感じたり、あまり気にならなかったかもしれません。ですが、毎日食卓を一緒にするとなると何かと大変でしょう。まして子供が生まれると健康に気を使わなければなりませんし、互いの文化を伝えていくためには食文化は欠かせません。ではどうすればよいか?もちろん、食べられるようになることが一番かもしれませんが、まずは故郷の食材を使った料理から試してみて下さい。少しでも文化に触れているということの方が大切かもしれません。

 

6. 教育・しつけ

◆親に対しての接し方の違い
◆教育の方向性

もし、あなたの子供が反抗的な態度をとってきたら、あなたはどうしますか?日本人は親をあまり尊敬していない。 そんな言葉を言われたことはありませんか?韓国やフィリピン、アメリカなどでは親に対して敬語または丁寧語で話す文化もみられますが、それがすべてというわけでもなく、日本でも親を尊敬している子供はたくさんいます。しかし、現実にそう思う人は少なくありません。なぜならば、尊敬=敬意を示す態度という根強い考えがあるためです。日本人の親子は少しフレンドリー過ぎる印象があるようです。パートナーの子供の教育には尊敬される親になることが前提にあります。そのためには、子供を一人の人間と尊重したうえで、親としてしっかりとした価値観をもってはっきりと伝えていくということが大切です。教育の方向性では、子供が幼いうちはたくさん自然に触れて感受性を高めのびのびと育てたい、または英才教育を望むパートナーとの方向性の違いがあげられます。どちらかというと、前者は日本人で後者は外国人パートナーに多くみられます。教育に熱心なのは大変良いことですが、そういったケースではかなりストイックな場合が多いです。こういうときは、どちらかに偏りすぎずに子供の様子を見ながら、お互いの役割をきめてバランスをとりましょう。

 

7. 学校

◆学校でいじめられている、またはいじめられないか心配

幼稚園のときは何事もなく順調に過ごしてきたのに、小学校にあがってからいじめ問題に悩む夫婦は多くなります。かといって、今まで全くなかったというわけでもありません。子供が成長していくにつれて、悩みはより深刻になっていくものです。家族だけで解決することは難しく、先生やクラスメイトの理解も必要になってきます。ダブルの子供は見た目や名前などで目立ちやすいため、標的になりやすい傾向があります。いじめ問題の解決方法を簡単に述べることは出来ませんが、いじめや嫌がらせから乗り越えてきた理由として、

・学校以外に世界がある
・学校以外に友達がいる
・兄弟・姉妹など同世代の味方がいる
・親との絶対的な絆がある
・これだけは誰にも負けない!というものがある

などがあげられます。こういった問題に関して、子供は親に言いたがりません。親から向きあい、導いてあげる努力をする必要があります。

 

8. 文化的ファッション

◆ピアスをあけることについて

お義母さんから「ピアスはいつあけるの?」と聞かれたり、ある日突然子供の耳に穴があいていたりと、文化の違いに驚くこともしばしば。互いに賛成している場合は問題ないのですが、そうでない場合は、揉めてしまうことも。そうならないためには、在住する国の生活を考え、メリットとデメリットを十分に理解し、話し合ってみてはいかがでしょうか。

最後に、、、
国際結婚において数々の苦難を乗り越えるために必要なこと、それは、絶対に文化を否定しないこと。理解しがたいこともあるかもしれませんが、とりあえず、「知る」ことです。まずは、知ってみて下さい。文化には必ず理由があります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
国際結婚における問題や解決方法は、パートナーの国によっても違ってくるのですが、親として子を愛するということは、共通しています。あなたとあなたのパートナーが子供のために一緒に解決できるよう、少しでもお役に立つことが出来たら幸いです。

 

国際結婚カップルが必ず悩む8つの子育て問題とは?

1. 名付け
2. 宗教
3. 言語
4. 生活
5. 食事
6. 教育・しつけ
7. 学校
8. 文化的ファッション

 


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