ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!

クリスマスというと、ごちそうやケーキを前にして、恋人や家族と楽しく過ごす人が多いのではないでしょうか。ロシアのクリスマスも楽しいものですが、ロシア独特のことが驚くほどあります。今回は、知っていればロシアのクリスマスをより満喫できる豆知識をご紹介します。



 

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!

 

1. クリスマスの時期

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!もみの木

ロシアのクリスマスは1月7日です。ロシア正教が採用しているユリウス暦に基づいて決められた日付で、国民の祝日です。12月25日は「カトリックのクリスマス」と位置づけられていて、他の国の影響を受けてパーティーなどをする人もいますが、多くの人が特に何もしません。イルミネーションや氷の彫刻などで、年末から1月初旬までが一番、街が華やぎます。ぜひこの時期にロシアを訪れましょう。年を越しても飾られているモミの木を見て、違和感を覚えるのも楽しいものです。

 

2. 現地の人にとってクリスマスとはどんなものか

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!1

1月7日のクリスマス当日は、ロシア正教などへの信仰心が厚い人にとっては、キリストが誕生した重要な日ですが、信仰心がない人達にはただの正月休みの一環のようです。ロシアでは、クリスマスよりも年越しのほうが盛大に祝われます。それは、ロシアの歴史と関係しています。1922年~1991年まで続いたソ連時代、信仰を持つことが禁止されていたので、ロシアでは長い間クリスマスを祝えませんでした。そんな時代の中、クリスマスのアイテムは宗教色が弱められ、新年を迎えるためのものになりました。ロシアでは今、モミの木はクリスマスツリーではなく、「新年のモミの木」と呼ばれ、日本の門松のようなものと考えられています。クリスマスの飾りにはたいてい「С Новым Годом!(ス ノーヴィム ゴーダム)!あけましておめでとう」と書かれています。プレゼントもクリスマス当日ではなく、1月1日に渡し合います。子ども達へのプレゼントは、元日の朝、家のモミの木の下に置かれています。このように、歴史的な理由から、またロシアにはいろいろな宗教をもつ民族がいるため、「年越しは必ず祝うけど、クリスマスには何もしない」と言うロシア人も多いです。

 

3. サンタクロースがいない?

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!ジェット・マロース

ロシアには、西洋のサンタクロースに相当する人物として、「Дед Мороз(ジェット・マロース)厳寒じいさん」がいます。彼は、たいてい青い服を着て、長いひげを生やし、手には杖を持っています。雪中行脚か三馬立てのそりに乗って、子ども達にプレゼントを配りに来ます。ジェット・マロースの道連れは「Снегурочка(スネグーラチカ)雪娘」という彼の孫娘です。ロシアでは、サンタクロースよりもジェット・マロースとスネグーラチカのほうがポピュラーです。サンタクロースとジェット・マロースの見分け方は、顔の表情の違いや、帽子の違いなど、人によって違うので、ロシア人の友達がいたら尋ねてみるといいでしょう。

 

4. クリスマスの食事

1月7日に食べるものは特に決まっていなくて、家庭によって違います。ガチョウとリンゴをオーブンで焼いたものや豚肉を使った料理がよく食べられているようです。ロシア正教では、11月28日からクリスマスの前日まで、「Рождественский пост/クリスマスの斎戒期」に入るため、信者の中には、その期間は肉や乳製品などを食べない人もいます。彼らは、斎戒期の最後の日、つまりクリスマスイヴの夜に、家族でテーブルを囲み、ごちそうを食べます。

 

5. 現地の人の過ごし方

クリスマス当日の過ごし方も人それぞれです。ロシア人の多くは、大晦日まで働いて、1月は元日から10日ぐらいまでお休みです。7日は、年越しから続くパーティーのためちょうど疲れがたまっている頃です。普通の休日と同じように過ごす人が多いですが、中には友達や家族とパーティーをする人もいます。古い慣習に則った「Рождественские гадания / クリスマスの占い」をする人もいます。鏡やろうそくなどを使って、将来の結婚相手や運命などを占うのです。もちろんロシア正教の熱心な信者は、教会へ行き、2、3時間にわたるクリスマスの長い礼拝をします。

 

6. クリスマスに開催されるイベント

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!カリャダバーニエ

ロシアでは12月25日頃、広場や公園でモミの木の建立式が行われます。ステージでダンスが披露されたり、ゲームをしたりします。ジェッドマロースが出現して、お祝いの言葉を述べます。モミの木の近くには、氷のオーナメントや氷の滑り台が作られて、子ども達は大はしゃぎです。また、いくつかの地域では、クリスマスイヴに「Колядование(カリャダバーニエ)」をします。家々を練り歩き、法事料理を配って、そのお返しにお菓子などをもらうのです。この様子は、ゴーゴリの『Ночь перед Рождеством/クリスマス前夜に』という物語に描かれています。アニメや映画にもなっているので、ロシア語を勉強している人はぜひロシア語で見てみてください。

 

7. 日本人がクリスマスに現地へ訪れた時のおすすめの過ごし方や観光地

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!スケート

クリスマスシーズンには、巨大なモミの木がいたるところに飾られ、町はイルミネーションで輝きます。年越しから続くお祭り気分で、歩いている人の表情も楽しげです。クリスマスにロシアへ行ったら、ぜひ町を散歩してください。そして、スーパーか本屋に立ち寄って、ジェッドマロースやモミの木が描かれたカードを買うのもいいでしょう。ロシア独特のキラキラした粉がついたデザインで、見ているだけで楽しいです。モスクワの赤の広場では、毎年立派なクリスマスツリーが飾られ、クリスマスマーケットが開かれます。広場に設営されたスケートリンクで、モミの木を見ながら一滑りすることもできます。言わずと知れた観光地ですが、新年にはまた違った光景が見られます。

 

まとめ

いかがでしたか?
宗教や歴史の影響を受けて、ロシアのクリスマスはとてもユニークです。クリスマスの過ごし方は人それぞれですが、みんなが新年を喜び、町中が幸せな雰囲気に満ちています。散歩中に見ず知らずのロシア人に、「С Рождеством!(ス ラジュジェストヴォム)メリークリスマス!」と声をかけられることもあります。そんなときは、あなたも「С Рождеством!」と返事をしましょう。もし1人で町を散歩するのが不安なら、各旅行会社に「お正月&クリスマスプラン」もあります。年越しからロシアに滞在して、ロシアのクリスマスを思いきり満喫しましょう。

 

ロシアのクリスマスを超満喫できる7つの豆知識!

1. クリスマスの時期
2. 現地の人にとってクリスマスとはどんなものか
3. サンタクロースがいない?
4. クリスマスの食事
5. 現地の人の過ごし方
6. クリスマスに開催されるイベント
7. 日本人がクリスマスに現地へ訪れた時のおすすめの過ごし方や観光地

 


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