ロシア国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

ロシア国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

あなたはロシアの国旗をご存知ですか?テレビで見たことがあって、なんとなく「フランスと似てる国旗」と覚えている方も多いのではないでしょうか。実は恥ずかしながら筆者もその1人でした。普段何気なく目にする国旗ですが、その制定された背景を調べてみるととても面白く、ロシアのことを改めて知るいいきっかけになること間違いなし。

そこで今回は、あまり知られていないロシアの国旗の秘密を6つのポイントにまとめてご紹介します。




 

ロシア国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

 

1. 国旗の制定

現在の国旗は白・青・赤のトリコロールですが、このような国旗になったのは実は1991年にソ連が崩壊してからなんです。1992年にロシア連邦が成立し、その翌年には現在の国旗が制定されました。一見するとロシア国旗の歴史は浅そうに見えますが、実はソ連以前のロシア帝国時代(1721~1917年)からすでにこの三原色が使れていたんです。

しかし、1917年にロシア帝国が倒され、ソビエト連邦社会主義共和国が国家として成立するとこの三原色が廃止され、代わりに「鎌と槌の赤旗」が用いられるようになりました。赤色は「革命」を、そして鎌と槌は「労働者農民の団結」を表しています。また鎌と槌の上には五芒星がありますが、これは「五大陸の労働者の団結と共産党による指導」を表すと言われています。つまり、現在の白・青・赤の三原色国旗はもともとロシア帝国時代から採用されていたんですが、ソ連時代には全く違う国旗が使われていたということになります。

 

2. スラブ三原色である白・青・赤は多くのスラブ系諸国の国旗に採用されている

よくロシアの国旗って「フランス」や「オランダ」の国旗に似ているといわれますが、何か関係があるのでしょうか?筆者も興味があり調べてみましたが、特に深い関係や意味はないようです。 しかし、ロシアの国旗に使われている白・青・赤の三色は汎スラブ色としてたくさんのスラブ系諸国で使用されています。ロシアの国旗と似すぎていると有名なのが、スロバキアやスロベニアの国旗です。両国とも名前が似ていますが、これは「スラブ」という言葉が語源なんです。そう考えるスラブ系民族であるロシア、スロバキア、そしてスロベニアの国旗が似ているのも頷けますね。他にもスラブ系民族の国の国旗をチェックしてみると面白いかもしれません。

 

3. ロシアの国旗の意味は?

ロシアの国旗の意味には諸説あります。ロシア国内では主に以下の3種類の解釈がされています。

1. 白:高貴・誠実さ、青:名誉・純潔性、赤:勇気・寛大さ

2. 白:ベラルーシ、青:ウクライナ、赤:ロシア

3. 白:自由、青:聖母マリア、赤:偉大な国家

2はロシア帝国時代と関係があります。これは当時の皇帝によってつけられた名前の名残で、ベラルーシは「Белая Русь」(ベーラヤ ルーシ / 白いロシア)、ウクライナは「Малая Русь」(マーラヤ ルーシ / 小ロシア)、そしてロシアは「Великая Русь」(ベリーカヤ ルーシ / 偉大なロシア)と呼ばれていました。ロシアはロシア正教と呼ばれる宗教ですが、3番は宗教的な観点からつけられた意味です。

 

4. 実は公式な意味はない?

3で説明したとおり、ロシアの国旗の解釈については諸説あります。しかし、実際は公式的に定められた意味はありません。ちなみに、現在ロシアの学校では1番の意味が教えられているそうです。

 

5. 一時期国旗の色が黒・黄色・白の三原色だった

実はロシア帝国時代には、3種類の国旗が使われていました。当時使われていたのは、白・青・赤の三原色の国旗、白地に青の十字を組み合わせたもの(現在のロシア海軍旗)、そして、黒・黄色・白の三原色の国旗です。なんか、ドイツの国旗のようですね。実はこの時代、ロシア国内でドイツ人が増えたという背景から、その影響力がそのまま国旗の色にまで反映されたと言われています。一時期はこの黒・黄色・白の三色旗が国の公式の国旗として使われていたこともありました。しかし、結局は白・青・赤の三原色の戻ったということです。別の色が国旗に使われていたなんて、ちょっと驚きですね。

 

6. 旧ソ連圏の国々の国旗がロシアと似ている?

もともとロシアはソ連が崩壊するまで、15ヵ国の国が集まってできた国でしたが、現在はその15ヵ国のうち12ヵ国は独立国家共同体(CIS)と呼ばれる国家連合体となっています。このCISの国旗を見ると、ロシアと同じ形の国旗が多いことに気がつきます。これはロシアの国旗をモデルに作られているからなんですね。特にCIS加盟国であるウズベキスタン、タジキスタン、アルメニアの国旗が似ているので、興味がある方は是非チェックしてみてください。

 

まとめ

いかがでしたか?
普段何気なく見ている国旗ですが、背景を考えると実は深い意味が隠れていて面白いですね。ロシアの国旗をより深く理解することで、更にロシアへの興味を持っていただければと思います。

 

ロシア国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

1. 国旗の制定
2. スラブ三原色である白・青・赤は多くのスラブ系諸国の国旗に採用されている
3. ロシアの国旗の意味は?
4. 実は公式な意味はない?
5. 一時期国旗の色が黒・黄色・白の三原色だった
6. 旧ソ連圏の国々の国旗がロシアと似ている?

 



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