モスクワの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

モスクワの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

ロシアの首都モスクワ。クレムリンにトレチャコフ美術館、ボリショイ劇場、文豪トルストイの博物館…と見どころ満載です。成田空港からモスクワへは毎日直行便が出ており、ロシアの中でもアクセスしやすい都市の1つと言えるでしょう。モスクワにはドモジェドヴォ空港・シェレメチェヴォ空港・ヴヌコヴォ空港の3つの異なる国際空港があります。帰国やロシア国内旅行の際には間違えないよう、十分に注意が必要ですね。また、3つの空港は東欧で最大規模を誇る国際空港であり、ヨーロッパ各都市へのトランジットで利用される方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、これらモスクワの3空港について詳しくご紹介していきたいと思います。ちなみに、各サービスのお値段については、1ルーブル=大体3円で計算するといいかもしれません。

 

モスクワの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

 

1. ドモジェドヴォ空港

まずは3つの空港を1つずつ紹介していきますね。1つ目はロシアで1番規模の大きな空港「ドモジェドヴォ空港」です。モスクワの中心から南南東に約40kmのところにあります。週3回、JALの直行便が就航していて、年間に多くの日本人が利用しています。

ホームページ(英語・ロシア語対応)はこちら。
http://www.domodedovo.ru/en/

 

2. シェレメチェヴォ空港

2つ目は「シェレメチェヴォ空港」。ロシアではドモジェドヴォに次いで規模の大きな空港。モスクワの中心から北西約35kmにあります。アエロフロートで行くならこの空港になります。最近リニューアルが進み、近代的な雰囲気の素敵な空港になりました。シェレメチェヴォⅠ空港、シェレメチェヴォⅡ空港があり、Ⅰは国内線、Ⅱは国際線が発着しています。両空港間はバスで10分です。

ホームページ(英語・ロシア語対応)はこちら。
http://www.svo.aero/en/

 

3. ヴヌコヴォ空港

最後は「ヴヌコヴォ空港」。モスクワで一番古い空港で、モスクワの中心から南西約30kmにあります。空港ヨーロッパゆきの国際線と、黒海やカフカス地方行きの国内線が多いです。日本からはイスタンブール経由でこの空港に着きます。

ホームページ(ロシア語対応)はこちら。
http://cargo.vnukovo.ru/

 

4. 空港と市内のアクセスはアエロエクスプレス(特急列車)が大変便利

◆ドモジェドヴォ空港から
市内地下鉄パーヴェルスキー駅まで45分、30分おきに運航。(ドモジェドヴォ空港からは15分おきに無料シャトルバスも出ています。所要時間は25分でドモジェードフスカヤ駅まで連れて行ってくれます。)

◆シェレメチェヴォ空港から
市内地下鉄ベラルースキー駅まで35分、30分おきに運航。

◆ヴヌコヴォ空港から
市内地下鉄キエフスキー駅まで35分、1時間おきに運航(昼間は増便)。料金はすべて片道400ルーブル、自動販売機で購入できます。ネット予約なら340ルーブルとお得。車内は無料wi-fiもつながり、清潔でとっても快適です。チケットはレシートのような紙にバーコードが印刷されており、それをかざして改札を通ります。

お金を節約したいときはバス、荷物が多い場合はタクシーを利用すると良いですが、モスクワの渋滞はかなりひどいということをお忘れなく。

 

5. 気になるシャワー情報

トランジットで利用されることの多いモスクワの空港。長いフライトとフライトの間に、シャワーは是非とも浴びたいところです。そこでモスクワの空港のシャワールーム情報をご紹介します。

◆ドモジェドヴォ空港
国際線到着の左ウィングにあります。午前1時から3時までは清掃中で、それ以外は24時間使用可能です。1時間350ルーブルとのことなので結構なお値段ですね。ドライヤーは別料金の50ルーブルが必要です。

◆シェレメチェヴォ空港
ターミナルDの2階のホールにあり、午前9時から午後9時まで利用可能。職員に頼み、30分200ルーブルを払って使います。この他にもVIPラウンジの中にシャワーがあります。

◆ヴヌコヴォ空港
ターミナルの端の方にシャワーがあり、250ルーブルで利用可能。それぞれの空港とも、タオル、石鹸、シャンプー、スリッパなどは無料で貸し出しています。ロシア人スタッフの中には「シャワー」という英単語が通じないこともあります。そんな時はロシア語の勉強がてら聞いてみましょう。「где душ? グジェー ドゥーシ?(シャワーはどこですか?)」あなたがキョロキョロしていてもロシア人スタッフは、「何かお困りですか?」「お手伝いしましょうか?」と気にかけてくれることはありません。自分から質問しに行きましょう。

 

6. 空港間の移動

電車やタクシーで移動するこができます。モスクワ中心を横切っての移動になるので、混雑状況を考慮して、最大 5 時間をみておくと良いでしょう。空港を出ると、1階ロビーにはタクシーの客引きがたくさんいますが、彼らの中には信用できない運転手もいます。必ず空港の専用窓口で手配してもらいましょう。

 

7. 待ち時間の暇つぶし

これら3空港では、両替、銀行、荷物預かりなどはもちろん、カフェやレストラン、ショップも大変充実しています。買い忘れたお土産はここでそろいますし、旅の最後にロシア料理を手軽に楽しむこともできます。筆者おすすめはソチオリンピックでも脚光を浴びたロシアのスポーツメーカー「BOSCO」のショップです。気になるWi-fi環境も外国人向けに整っており、友人や家族と連絡をとったり、暇をつぶしたりするにはとても快適です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ロシアではどんどん近代化が進み、モスクワの空港は日々美しく、使いやすく進化しています。とはいえ、空港の中でも英語表記がなかったり、英語が通じなかったりするのが現状。もし困ったら、自分からヘルプを求めに行きましょう。それでは快適な空の旅を!

 

モスクワの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

1. ドモジェドヴォ空港
2. シェレメチェヴォ空港
3. ヴヌコヴォ空港
4. 空港と市内のアクセスはアエロエクスプレス(特急列車)が大変便利
5. 気になるシャワー情報
6. 空港間の移動
7. 待ち時間の暇つぶし


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