カナダの東側に位置するケベック州の中でも一番大きい都市であるモントリオール。住民の多くはフランスからの移民でありパリに次ぐ世界で二番目に大きいフランス語圏でもあります。別名“北米のパリ”とも呼ばれており、町並みもどこかヨーロッパに旅行に来たような気分を味わえます。今回は、そんなモントリオールを2泊3日で超効率よく観光する7つのコツをご紹介します。
モントリオールを2泊3日で超効率よく観光する7つのコツ
1. カナダでフランス気分?
冒頭でもお伝えした様に、モントリオールはカナダでもフランス系の移民が多い為、第一言語にフランス語を用いています。その為、街の看板やおみやげ品など様々な場所がフランス語と英語の二ヶ国語表記になっているのです。もちろん、観光地の近くなどに住んでいる人々はみな英語も話す事が出来ますが、少し田舎の方に行くと、フランス語しか話せない住民もいまだに残っています。そしてモントリオールはなんと言っても町並みがまるでヨーロッパに来たかの様な古い建物も沢山あり、また、道も石畳です。食べ物も、フランスの本場の味を楽しめます。ぜひ北米のパリに行ってみましょう。
2. 日本からどうやって行けるの?
日本からモントリオールは残念ながら直行便は出ていません。一番人気の経由地はカナダでも最大の都市であるトロントです。トロントまで羽田、成田発のエアカナダで12時間、そこから更にモントリオールまでは飛行機で1時間程で到着となります。トロントからモントリオールまでは飛行機以外にも少し時間はかかってしまいますが、長距離列車やバスで行く事も可能です。その他にもアメリカ経由やバンクーバー経由などモントリオールまで経由出来る都市はいくつかあるので、自分で到着したい時刻から逆算をして一番都合が良い便を選ぶ事により、到着後、スムーズに観光をする事が出来ると思います。
3. 紅葉ツアーをしよう!
モントリオールから車で一時間ほど行った場所にローレンシャン高原といってカナダでも紅葉が有名なスポットがあります。そこはとても深いメープルの森に、美しい湖が点在するとても自然豊かな場所です。10月頃から11月にかけてが見頃でその美しい光景を見ようと世界中から人が集まってくるほどです。モントリオールのダウンタウンからローレンシャン高原には一日三便の長距離バスも出ています。ぜひ神秘的で美しい紅葉を見てみたい方は秋のモントリオールに出かけましょう。
4. 芸術、文化を楽しもう!
モントリオールの魅力はなんと言ってもオペラやミュージカル、文芸や教会、美術館などが凝縮されている都市です。中でもノートルダム聖堂は行く価値が有りな素晴らしい場所です。あの有名な世界的歌手のセリーヌディオンがその魅力に圧倒されてこのノートルダム聖堂で結婚式を行ったのはとても有名な話です。ノートルダム聖堂は1892年に建設された歴史的な建造物で7000本のパイプをもつ世界最大級のパイプオルガンがあり、年間を通じて定期的にコンサートも開かれているのです。入場料は$5かかりますが、モントリオールに観光で行った際には必ず行きたいスポットの一つです。
5. ジャズを楽しもう!
モントリオール=ジャズとも言われるくらい、住人はジャズを楽しんでいます。毎年夏になると世界最大のモントリオールジャズフェスティバルというのが開催されます。中でも“モダヴィ Modavi”という旧市街地にあるジャズが楽しめるレストランは人気スポットの一つです。レンガの壁が店内のムードを更にあげてくれています。生演奏を楽しむことが出来るのも魅力の一つです。ぜひモントリオールに旅をする際は“ジャズ”を楽しんで下さい。
6. 街の散策する交通手段は?
モントリオールは町の公共交通手段が整っています。“STM(Société de transport de Montréal)”と呼ばれる地下鉄とバスがあり、同じ料金内で乗り換える事が出来ます。つまり、最初の乗車時に一回払ってしまえば、その後は乗り換えをしたとしてももう一度支払う必要はありません。ダウンタウンを中心に広域に路線があるので、ちょっと遠いホテルに宿泊して遅くなってしまっても心配はいらないですね。68駅ある地下鉄は全て入り口が分かりづらいかもしれませんが“METRO”と書いてある場所が改札への入り口です。片道一律で$3です。また、一日、一週間、一ヶ月の乗り放題チケットも販売しているので、毎日利用する場合はそれらを購入する事をお勧めします。
7. ナイトタイムを楽しもう!
モントリオールでは沢山のバーやラウンジ、ナイトクラブを見つける事が出来ます。中でも地元の人で賑わっている場所がカルティエ・ラタンの“サン・ドニ通り“周辺です。ここは新しいスタイルのバーやレストラン、ジャズのお店などが点在しており、夜遅くまで楽しめることができます。またダウンタウンにある”クレセント通り“や”サンロラン通り“は夜遅くまで営業しているお洒落なカフェが点在しています。この様にお昼だけではなく、ナイトタイムもお洒落な時間を過ごす事ができるのもモントリオールの魅力の一つです。
まとめ
いかがでしたか?
モントリオールはカナダの文化の中にヨーロッパの文化が混ざっているとても不思議な都市です。また、近年では英語とフランス語の両方を勉強したい人にも人気のスポットです。ぜひ綺麗な町並みや温かい人々に出会う旅をしてみてはいかがですか?
モントリオールを2泊3日で超効率よく観光する7つのコツ
1. カナダでフランス気分?
2. 日本からどうやって行けるの?
3. 紅葉ツアーをしよう!
4. 芸術、文化を楽しもう!
5. ジャズを楽しもう!
6. 街の散策する交通手段は?
7. ナイトタイムを楽しもう!