インドの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ

インドの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ1

あなたはインドと日本の時差や日本からインドへのフライト時間をご存知ですか?フライトの種類や各都市へのアクセス方法も渡航前にチェックしたいポイントです。急激な経済成長を見せながらも、ヒンズー教、ヨガ、カレー、インド映画など独自の文化で注目され、ますます存在感を増している魅惑のインド。タージ・マハルなど世界遺産も豊富で各都市にそれぞれの魅力があるので、広大なインドのどこに行くべきか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、あなたのインド旅行に役立つ、インドの時差やアクセス方法、人気都市の魅力について6つのコツをご紹介します。

 

インドの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ

 

1. 日本とインドの時差は3.5時間

日本とインドの時差は3時間半で、サマータイムはありません。例えば、日本が15時半の時、インドでは12時ちょうどになります。インドは日本の約87倍の国土面積を持つ大きな国ですが、国内の時差はありません。その代わりに注意したいのは、地域によって日の出・日の入り時間に大きな差があるということです。西インドでは日の出も遅いのですが遅くまで明るい一方、東インドでは日の出・日の入りが早く、その差は季節によっても異なります。朝日に照らされたタージ・マハル、早朝のガンジス川の沐浴風景、日の沈む少し前の夕景などは格別に美しい風景ですが、日の出・日の入り時間を誤ると見られません。また、地域によっては治安上の問題もあるので、移動先が日没後でないかどうかも考慮して移動することをおすすめします。

 

2. フライト時間は約10時間

日本からのフライト時間をご案内します。日本からインドへの直行便は、デリー(インディラ・ガンジー国際空港)とムンバイ(チャットラパティー・シヴァーシー国際空港)の2都市で、日本からのアクセス方法は、①成田→デリー、②成田→ムンバイ、③関空→デリーの3ルート。それぞれのルートの所要時間と利用できる航空会社は以下の通りです。

① 成田→デリー:約10時間 航空会社:エアインディア、全日空、日本航空
② 成田→ムンバイ:約9時間半 航空会社:全日空
③ 関空→デリー:約10時間半 航空会社:エアインディア

なお、インドへの入国にはビザ(査証)が必要ですので、渡航の予定がきまったら早めに準備をしましょう。

 

3. フライト選びはスケジュールに合わせて

日本からインドへのフライトの選び方をもう少し詳しくお伝えします。直行便の成田→デリーで利用できる航空会社は3通りですが、価格を重視するならエアインディアがおすすめ。フライトアテンダントの衣装や機内食のカレーなど、空の上でもインドを感じられます。ただし、他社が毎日運航しているのに対し、エアインディアの場合往路は水土日のみ、復路は火金土のみと発着する曜日が限られているので注意が必要です。また、発着時間も航空会社によってそれぞれ異なるので、スケジュールに合わせて選びたいですね。

 

4. 直行便以外のアクセスもチェック

デリーとムンバイ以外にも、インドにはコルカタ、チェンナイ、バラナシなど各都市に空港があります。これらの都市には日本からの直行便がないため、シンガポール、タイ、香港、バンコクなどを経由して乗り継ぎ、もしくはインド国内での移動となります。乗り継ぎのタイミングによって所要時間は大幅に変わりますが、航空会社によっては割安ですし、時間に余裕があれば経由地点の空港周辺を観光できるというメリットもあります。インドは広いので、もし、お目当ての都市がデリー、ムンバイから遠いのであれば、飛行機を乗り継いでもその都市にアクセスするのがベターです。そのほか、インド国内の移動には、国内線や鉄道、バスを利用することができます。ただし、日本と比べて定時に運行する確率が低いのでご注意を。

 

5. 一度は訪れたい北インドの主要都市

◆インドの首都、デリー
インドの玄関口、デリー。北側のオールドデリー、南側のニューデリー、ニューデリーよりさらに南のサウスデリーの3つのエリアからなる、インドの中核都市です。デリーは都心でありながら、歴史的建造物や世界遺産も豊富で、インド最大のモスク、ジャマーマスジットや、インド独特のムガール建築が見事な赤い砦(ラールキラー)も見ることができます。

◆タージ・マハルを有するアグラ
アグラには、ムガール帝国時代の建造物で、美しい白亜のタージ・マハルやアグラ城塞があり、いずれも世界遺産に登録されていて、内部を見学することができます。デリーから新幹線(シャダブティ・エクスプレス)で3時間、バスで5時間と日帰りで行けないこともない距離なので、インドを訪れた際には是非訪れたいスポットです。

◆ガンジス川といえばバラナシ
インドの代名詞的存在、ガンジス川沿いの都市の中でも、最大の聖地がここ、バラナシです。バラナシにはガンジス川に浸かるための階段(ガート)が60~70もあり、多くの人が集います。沐浴する人や祈る人、水遊びする子どもや洗濯する人…。様々な人が混在し、火葬も行われているバラナシのガンジス川。生と死が交錯する様は、訪れると人生観が変わるとも言われています。

 

6. 西、東、南インドもお見逃しなく

◆西海岸の中核都市 ムンバイ
日本から直行便も出ているもう一つの街、ムンバイ。高層ビルが立ち並ぶ、インドの経済と文化の中心地です。また、ムンバイでつくられるインド映画は、ムンバイの英語名称がボンベイであることから、「ボリウッド」として世界中に知られています。インド屈指の高級ホテル、タージ・マハル・ホテル、今もインドで一番利用者の多い駅でありながら世界遺産に認定されているチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅など、先進都市の顔とインドならではの建築の両方が見られるのもムンバイの面白さです。

◆東インドの活気あふれる街 コルカタ
インドの東方に位置し、古くから栄えていた都市です。ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサの活動の拠点で、今なおシスターや各国から集まったボランティアがマザーの遺志を継いで複数の施設で活動しています。現地のマザーテレサの家で登録してボランティアに参加することもできます。

◆ベンガル湾に面する南インドの玄関口 チェンナイ
南インドの玄関口であり、かつて東インド会社の貿易拠点だった海沿いの街チェンナイ。ご存知マドラスチェックはチェンナイの古い呼び方マドラスから来ています。チェンナイでは、北インドとは異なるドラヴィダ文化の伝統の踊りや建築が見られますが、夏は高温で降雨量も多いので訪問するなら過ごしやすい冬季がおすすめです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
インドと日本の時差はわずか3時間半で直行便も出ているので、インドは日本から訪れやすい国だと言えます。ガンジス川やヒンズー教の歴史的建造物など各都市それぞれに魅力があるので、この記事を参考に気になるスポットを効率よく巡って、最高の旅にしてくださいね。

 

インドの時差を分析し最高の旅行にする6つのコツ

1. 日本とインドの時差は3.5時間
2. フライト時間は約10時間
3. フライト選びはスケジュールに合わせて
4. 直行便以外のアクセスもチェック
5. 一度は訪れたい北インドの主要都市
6. 西、東、南インドもお見逃しなく


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