台湾おすすめ大学調査!費用など留学前に知るべき事!

台湾では一般企業に勤めたい場合、中国語・英語・日本語すべて話せる人材が良いとされています。そのため台湾の大学生は母国語である中国語の他に英語・日本語が話せる人がとても多く、TOEICやN1(日本語能力試験)に合格しなければ卒業できないという条件も当たり前のようにあります。

そんな台湾の大学に留学し卒業したら、日本で就職先を探す時にあなたの語学力を存分にアピールすることができますよね!そこで今回は、台湾在住の筆者が台湾の大学留学にかかる費用や受験条件を紹介していきます。それではご覧ください。

 

台湾おすすめ大学調査!費用など留学前に知るべき事!

 

1. 大学入学の試験はいつ?受験構成は?

台湾の受験シーズンは2~5月で、ほとんどの大学・学部が3~4月に試験を行います。志願書は1・2月に提出して試験を受けることが出来る大学もありますが、一部の大学や学部では前年の12月を出願期限としているところもありますので、あなたが行きたい大学や学部の出願期限がいつなのかをしっかり確認して計画的に準備しましょう。

また、台湾の大学では外国人枠という留学生を受け入れる枠があり台湾人よりも簡単に人気の大学に入学できる可能性があります!選考基準は主に書類選考と面接のみがほとんどです。面接も電話面接に対応してくれる大学が多いので受験のために台湾に行く必要はありません。面接は中国語または英語で行われますので、しっかり受け答えができるように準備しておきましょう。

2. 受験の条件はどのようなものがあるの?

大学に正規で留学する場合、台湾人と一緒に授業を受けることになるためある程度の中国語力が必要です。主にTOELF3級以上や4級以上を入試条件としている大学が多いです。もちろん授業も中国語か英語で行われますので、中国語ができない状態で入学すると授業の内容が全く理解できないということにもなりかねないですよね。台湾の大学に入学したいと思ったらまず中国語の勉強をしましょう。

学歴は高校卒業見込みまたは卒業した場合に受験することが出来ます。日本の4年大学を卒業した場合は台湾の大学院に通うことも可能ですが、日本の短大や専門学校を卒業していても台湾での学歴にはなりませんので3年次編入などはできません。

入国するためのビザは大学の合格通知が来た後「居留ビザ」を申請して、入国後15日以内に「居留証」への切り替えが必要です。くれぐれもノービザで不法滞在にならないように注意してくださいね。

3. 卒業までにかかる費用の目安

台湾の大学の費用は1年間でおよそ30~40万円と言われていますので、卒業までにかかる費用は40万円×4年で約160万円ですね。日本の大学に進学する場合1年間にかかる学費は平均100万円ですので、日本と比べるととても安く大学に通うことが出来るのがわかります。

台湾(台北)での生活費は1か月約6~8万円ですので1年間だと72~96万円、4年間だと高く見積もっても400万円ですね。台湾での学費と生活費を合わせて卒業までにかかる費用はおよそ500万~600万円ですね。

また多くの大学には通常の賃貸よりも安く住むことが出来る学生寮がありますので、生活費を押さえながらルームメイトと中国語で話して語学力を高めることもできますよ。

4. 留学先の選び方のポイント

留学先の選び方は人それぞれですが、一番大事なのはあなたの学びたい専門分野の学部や日系の学部があるかどうかです。学びたい分野だと学習のモチベーションも保ちやすいですが、適当に選んだ学部で授業内容もあまり理解できないとやる気も起きず単位を落としてしまう原因になりますよね。

また、台湾の生活に慣れるまでは何をどうしたらいいのかわかりませんよね。そんな時に大学で留学生サポート体制があると、全てを一人で悩む必要もなく安心です。入学することも大事ですが、それよりも卒業できるかのほうが重要ですので、外国語で授業を受けても大丈夫と思える分野を選びましょう。

5. おすすめ大学1:国立台湾大学/グオリータイワンダーシュエ

・場所:
MRT公館駅から徒歩約10分 台湾大学がある公館地区には公館夜市もあり毎日学生でにぎわっています。大学が近いこともあり価格設定も安めの物が多いので嬉しいですね。

・何系(理系/文系)の大学か:
文学部をはじめとした文系・理学部をはじめとした理系どちらの学部もあります。全部で12学部ありコースや研究科が細かく分かれていますので、目的に会った学部を選択することが可能です。

・こんな人におすすめ:
台湾大学は日本で言う東大のような大学なので「台湾大学に通っている」というと台湾人からとても羨ましがられます!ですが名門校だけあって学業にもしっかり取り組まなければいけないので、入学後もしっかり勉強したい!という人におすすめします。台湾でも学歴はかなり重要なポイントなので台湾で就職したいと思ったときにもきっと有利になりますよ。

6. おすすめ大学2:国立台湾師範大学/グオリータイワンシーファンダーシュエ

・場所:
MRT台電大楼駅から徒歩約10分 師範大学付近にも師大夜市という有名な夜市があります。他にも大学の近くには多くの飲食店が並んでいますので、食事場所に困ることもなさそうですね。

・何系(理系/文系)の大学か:
文系・理系ともに学部がありますが、設立当初「教員育成」に力を入れていたため理系よりも文系に強い大学です。1994年までは大学を卒業後は教員としての任務義務があったため文系の学部への入学に必要な最低得点は台湾大学よりも上回っていました。

・こんな人におすすめ:
師範大学は語学留学の入学先としてもとても人気で日本人留学生も比較的多いので、日本人の友達が何人かいたほうが絶対いい!と思う人におすすめです。入学したばかりのころは友達ができるかも心配だし同じ日本人の友達ができると安心ですよね。

また、教育や歴史学につよい大学ですので、台湾の歴史を現地で深く学びたい人にもおすすめです。

7. おすすめ大学3:国立政治大学/グオリージェンジーダーシュエ

・場所:
MRT動物園駅または木柵駅からバスで約5分 最寄り駅が動物園駅と台北最大の動物園が近くにあります。動物園は入園料が一回60元(約240円)ととても安いので勉強に疲れた時は気軽に動物たちや自然に癒されることが出来ますよ。

・何系(理系/文系)の大学か:
理学部もあるが主に文系の学部が多い大学です。外国語学部や国際事務学部もあり、将来国際的に活躍できる人材を育てており現地でもとても人気の大学です。

・こんな人におすすめ:
将来は国際的に活躍できる職業に就きたい人や外国語の教員になりたい人におすすめの大学です。また、台湾大学や師範大学と比べて台北の中心部から少し離れた場所にある大学ですので、のびのびとした環境で学びたい人におすすめです。

 

まとめ

台湾の大学は独自に留学生を対象にした返済不要の奨学金制度を設けているところも多いので、あまり親に迷惑をかけたくない場合や少しでも負担を減らしたい場合はぜひ申請してみてくださいね。生活資金に余裕があるとアルバイトなどに追われずしっかり学業に取り組むことが出来るので一石二鳥ですよ。

また、あなたがまだ一度も台湾に行ったことがなくて台湾での生活が心配だという場合は一度短期の旅行でもいいので台湾の雰囲気を体感することをお勧めします。あなたの大学生活が充実したものになりますように!

 

台湾おすすめ大学調査!費用など留学前に知るべき事!

1. 大学入学の試験はいつ?受験構成は?

2. 受験の条件はどのようなものがあるの?

3. 卒業までにかかる費用の目安

4. 留学先の選び方のポイント

5. おすすめ大学1:国立台湾大学/グオリータイワンダーシュエ

6. おすすめ大学2:国立台湾師範大学/グオリータイワンシーファンダーシュエ

7. おすすめ大学3:国立政治大学/グオリージェンジーダーシュエ

 


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