韓国ソウルの天気調査!旅行前に知っておくべき7つの特徴!

韓国ソウルの天気調査!旅行前に知っておくべき7つの特徴!

韓国のソウルへ旅行するときに気になるのが現地のお天気です。「どんな服装をすればいいのかな?」「雨は降りやすいのかな?」など、あらかじめ知っておくことで持ち物の準備はスムーズにすすめられますし、旅行はさらに快適になるでしょう。そこで今回は、韓国ソウルの天気について詳しくご紹介します。

 

韓国ソウルの天気調査!旅行前に知っておくべき7つの特徴!

 

1. 韓国の天気ってどんな感じ?

韓国は日本と同じ温帯に属する気候で、四季があります。また梅雨もあります。しかし、日本列島と比べるとやや北にあることから、東京や大阪といった日本の太平洋側の主要都市と比べて夏はやや気温が低く、秋の訪れも早くなっています。ただし大邱(テグ)や光州(クァンジュ)といった南部の盆地はその地形の関係から、35度まで気温が上昇することもあります。逆に冬の寒さは厳しくなっています。とくに北に行けばいくほど、あるいは東部の江原道(カンウォンド)の山間部などはマイナス20度を下回ることも珍しくありません。また、温帯のなかでは高温多湿な日本と比べると、湿度は少し低いです。このため、夏は日本の太平洋側と比べると比較的しのぎやすくなっています。

 

2. ソウルの天気は?

朝鮮半島の中央に位置するソウルは、韓国の中でも北にあるため、プサンなどと比べると、夏は涼しく、冬は寒いエリアとなります。ソウルの緯度は日本の仙台に近いので、東京や大阪よりもやや寒冷になります。とりわけ、冬の寒さには注意が必要です。ただし日本の仙台などよりは積雪はあまりありません。

 

3. 春(3月下旬から5月)

ソウルの3月はまだ冬の名残りがあり、コートは必須です。4月になるとしだいにあたたかくなり、中旬ごろになると桜を楽しむことができます。ただし、4月の朝夕は昼間との温度差がありますので、一枚多く羽織るものを準備したほうがいいいでしょう。5月には晴れた日には半袖でも十分なほど暖かくなります。半袖のうえにすこし羽織るのがいいかと思います。いろいろな花が咲きみだれ、ソウル中心部にある南山の新緑もきれいですので、旅行するなら5月ごろがもっともいいと思います。

 

4. 夏(6月から9月初旬)

6月終わりから7月後半は梅雨の時期となり、とくに梅雨の末期には日本よりもゲリラ豪雨のような大雨も多くなります。したがって傘などの雨具の準備は忘れずに。また日本の道路よりも水たまりができやすいので、履物にも注意してください。ソウル市内のお店ではかわいいデザインの長靴が売られていますので、女性の方であればこれを購入するものいいでしょう。梅雨明けは7月末前後ですが、その後は暑い夏がやってきます。近年、西日本ではピーク時に38℃前後の日が続くことが多くなりましたが、ソウルはピーク時で35℃くらい、8月はじめで一日の最高気温32℃くらいが一般的です。とはいえ猛暑には違いないので、熱中症には注意し、水分補給はしっかりしてください。8月の後半には夕暮れ以降、秋の気配が徐々に感じられるようになります。

 

5. 秋(9月中旬~11月)

9月の韓国旅行で注意しなければならないのが台風や秋雨です。韓国に上陸する台風の情報は日本の気象庁のホームページでもみることができるので、この時期に訪韓する方は必ずチェックしておきましょう。10月はもっとも秋らしい時期で、秋晴れの日が多く5月とならんで旅行には最適です。ソウル市内の王宮では紅葉がはじまります。昼間の気候は日本の秋とほぼ同じですが、朝夕は日本以上に冷え込むこともあるので、カーディガンなどかんたんに羽織ることのできるものを準備しておくといいでしょう。11月になると落ち葉も散ってゆき、少しずつ冬の気配がただよってきます。セーターなど初冬の服を持参するとよいでしょう。

 

6. 冬(12月~3月前半)

ソウルの冬は日本とくらべると厳しいです。空気も非常に乾燥します。氷点下になるのは当たり前で、年末から2月前半にかけてはとくに厳しく、一日中氷点下の日や氷点下10℃を下回ることもめずらしくありません。とにかく着込んで寒さ対策をしていってください。極寒期の夜の外出には耳の防寒も忘れずに。耳がちぎれるほど痛い寒さです。また、積雪は少ないですが、昼間でも低温のため路面が凍結しているのは日常茶飯事です。以前、日本の保険会社の現地スタッフの方から、凍結した路上での転倒で骨折し、ソウルで緊急手術になった日本の方がおられたという話を聞きました。あなたもそんなことにならないように、足元には十分注意してください。年末年始の夜はイベントも多く、街のイルミネーションがきれいですが、寒さ対策は必須です。

また1月下旬から2月は寒さが厳しく旧正月の連休にかかると商店が休業になるので、この時期の旅行はおススメできません。さらに、乾燥した冷気のため、観光で市内をウロウロしていると風邪を引きやすくなります。ソウル市内には多くの薬局がありますが、日本語が通じないことも多いです。また、当然ながら日本の市販薬はなく、現地の市販薬には少し強い成分が含まれている場合があります。万が一にそなえて旅行の際には常備薬として風邪薬を日本から持参されることをおススメします。

 

まとめ

いかがでしたか?
韓国には日本と同じように春夏秋冬の四季があり、それぞれの季節に特徴ある風景を楽しむことができます。一般的に5月と10月はベストシーズンとされていますので(もちろん、季節はずれの台風など予想外の異常気象もありますが)、スケジュールが許せばこの時期に旅行を計画されるのかいいのではないかと思います。

しかし、日本とは異なる特徴もあるので油断は禁物です。とくに季節の変わり目は一日のうちで日本以上の温度差がありますので注意が必要です。昼間に薄着で出かけて夜になって大変な思いをした!などということがないようにカバンに一枚忍ばせておきましょう。また、韓国政府の省エネ方針により場所によっては冷暖房のパワーが抑えられている場合もあるので、そのことも考慮しておいてください。それぞれの時期のソウルの気候を把握して、準備万端でソウル旅行をお楽しみください。

 

韓国ソウルの天気調査!旅行前に知っておくべき7つの特徴!

1. 韓国の天気ってどんな感じ?
2. ソウルの天気は?
3. 春(3月下旬から5月)
4. 夏(6月から9月初旬)
5. 秋(9月中旬~11月)
6. 冬(12月~3月前半)

 


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