モスクワとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

モスクワとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

モスクワはロシアの首都であり、政治・文化・経済の中心地です。そんなモスクワと日本の時差、あなたはご存知ですか?モスクワは人口は1000万人以上で、ヨーロッパでも最大規模の都市のひとつです。観光旅行では、さまざまな歴史遺産や観光地を楽しむことができ、また、留学する場合は、世界中からやって来た留学生たちと肩を並べ、勉学に励む日々が待っています。今回は、これからモスクワ滞在を考えている人のために、現地との時差やフライト時間について、便利な情報をご紹介します。

 

モスクワとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

 

1. モスクワとの時差は5時間

広大な国ロシアでは、標準時が9つのタイムゾーンに分かれています。ヨーロッパ・ロシア地域にあるモスクワの場合は、現在、日本からの時差がマイナス5時間となっています。より日本に近い極東地域のハバロフスクやウラジオストクなどでは、プラス2時間です。つまり、日本とモスクワよりも、ロシア国内の極東とモスクワのほうが時差が大きいのです。ちなみに、もっとも遠い最西端のカリーニングラード州では、日本からマイナス6時間です。

以前は、3月の最終日曜日より10月の最終日曜日まで、サマータイムが定められていましたが、2011年に廃止されました。廃止前の標準時は、時差が1時間多く、モスクワでは日本からマイナス6時間でした。現在は、元の夏時間が標準時となっています。

ただし、夏時間のまま冬を迎えると、朝になっても暗闇のままの地域が出てしまいます。行政区によって時間帯を分けると、実際の地球の動きとはズレが生じる場合も多いのです。そのため、21世紀の現在に至るまで、完全に時差が定まることはなく、細かい変更が続いています。

ロシアの国会では、標準時から1時間戻して、元の冬時間に固定するという案も検討されています。現在のモスクワとの時差はマイナス5時間ですが、気づかないうちにマイナス6時間に戻っているかもしれません。旅行前には、必ず最新の時差を確認するよう、気をつけておきたいですね。

 

2. モスクワへのフライト時間は約10時間

モスクワまでのフライト時間は、成田空港から直行便を使う場合、およそ10時間10分かかります。同じモスクワ行きの直行便でも、フライトスケジュールや混雑状況などにより、運航日によって誤差が生じることもあります。成田空港からモスクワへの直行便で、約10時間半かかると考えておけば間違いないでしょう。

成田への帰国便では、ほとんどのヨーロッパ路線と同じく、飛行時間が往路より短くなるのが普通です。復路では、約9時間30分のフライトになります。

 

3. 便利なモスクワへの直行便

成田空港からモスクワへは、毎日、アエロフロート・ロシア航空と日本航空の直行便が運航されています。直行便の場合は、成田空港をお昼頃に出発し、モスクワには現地時間で夕方頃に到着するスケジュールがほとんどです。帰りの便は、夕方から夜にかけてモスクワを出発し、朝に成田空港に到着します。また、2013年より、ロシア2番手の航空会社トランスアエロも、成田ーモスクワ直行便を就航しました。成田空港とモスクワ・ヴヌーコヴォ国際空港間で、週1回の直行便が出ています。トランスアエロは、ビジネス客と観光客の双方に利用してもらいたいと発表しています。「インペリアル」「ビジネス」「エコノミー」「ツーリズム」という4クラスのサービスが、搭乗客には提供されるそうです。

 

4. 選択肢の多い乗り継ぎ便

モスクワへ行く場合は、他のヨーロッパの都市より割安になることが多く、トランジットの不要な直行便がおすすめです。ただし、羽田空港やセントレア、関空などから出発したい時、または格安航空券を利用したい時などは、乗り継ぎ便も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。アジア系の航空会社や、中近東・トルコなどの航空会社は、遠回りになることもありますが、格安航空券が見つかります。

また、近年はサービスも改善されているようですが、アエロフロートの評判が心配な方には、ヨーロッパ系の航空会社もおすすめです。フランクフルトやヘルシンキ、アムステルダム経由なら、それほど遠回りせずに、便利で案内も行き届いた国際ハブ空港で乗り継ぎすることができます。

旅の上級者やリピーター向けのルートとしては、新潟空港から極東の都市(ハバロフスク、ウラジオストク)に向かう航空路線を利用し、そこからロシア国内線でモスクワへ飛ぶという方法もあります。

 

5. モスクワの主要国際空港は3つ

モスクワには3つの国際空港があります。ドモジェドヴォ国際空港は、モスクワ市内から南へ約35kmのドモジェドヴォ市にあります。近年ターミナルビルや施設が改装され、日本航空を初め、ロシア国外の航空会社が数多く乗り入れています。アエロフロートの貨物便も一部こちらの空港を利用しており、現在はモスクワ最大の空港となっています。

シェレメーチェボ国際空港は、アエロフロート・ロシア航空のハブ空港として、多くの国際便が就航しています。乗客数や規模はドモジェドヴォ空港に次いで第2位です。モスクワ市内にありますが、中心部からは北北西に約40km離れています。

ヴヌーコヴォ国際空港は、モスクワの中心部から南西へ約28kmのエリアに位置しています。モスクワではもっとも歴史の古い空港です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
モスクワへ旅行・留学する予定がある方、フライト時間や現地と日本の時差が気になる方など、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。昔は安いだけの航空会社として、サービスや設備の評判が良くなかったアエロフロートですが、近年は改善してきています。先入観にとらわれず、最新情報をチェックしてみて下さいね。あなたのモスクワへの旅が、快適で充実したフライトになりますように!

 

モスクワとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

1. モスクワとの時差は5時間
2. モスクワへのフライト時間は約10時間
3. 便利なモスクワへの直行便
4. 選択肢の多い乗り継ぎ便
5. モスクワの主要国際空港は3つ


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