ネパールの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

ネパールの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

葬式・葬儀の仕方は、場所が変わればその方法も異なりますね。今回はネパールの驚きの火葬方法を含め、現地の習慣などを取り上げます。少し長く滞在すると、誰かの死に直面することもあるかもしれません。そのときに動揺せず立ち会えるように参考にしてもらえればと思います。



 

ネパールの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

 

1. 亡くなったらその日のうちに火葬!

ネパールに来て、人が亡くなった時にまず驚くのが、火葬までの早さです。筆者もこれまで何度かネパール人の友人の死に遭遇しました。こんなことがありました。友人が急に倒れて、今はICUにいるという連絡を受け、病院に急行。病院に到着し、3時間ほどしてから息を引き取りました。その後が早かった。1時間ほどで病院から火葬場へ移動、その後ヒンズー教のしきたりにそって儀式をして火葬。これで終わりでした。悲しむ暇もないという感じで、かなり驚いてしまいました。ネパールでは、多くの場合、死亡が確認されてから24時間以内に火葬するという習慣があります。喪主になるべき近親者が海外などにいて、すぐに駆けつけられない時など、特別な場合を除いてその日のうちに火葬されるんです。

 

2. 火葬方法は?

ネパールでの火葬において有名な場所は、観光地にもなっているヒンドゥ教寺院のあるパシュパティナートという場所です。人の最後の場所が観光地のひとつであることが、不謹慎にも思えますが、この場所に来て、死と向き合い、死生観を考える機会になったという話もよく聞きます。

この場所での火葬方法は、バグマティ川の川岸にある火葬場で、薪を使い燃やすというものです。まず川の水に遺体の足を浸け、その後川の水を口に含ませるなどヒンズー教式の儀式を行った後、白い布で巻かれた遺体が、火葬台に乗せられ、火をつけられるのです。最後まで燃えたのを見届けて、灰を川に流します。全て終わるまでに数時間を要します。 聞いた話によると、冷たい川の水に足をつけることで、死者が生き返ることがあるらしく、その場合は良かった良かったともちろん火葬をせずに終わります。しかし、火をつけてから遺体が生き返ったら、その場合は押さえつけてそのまま火葬するそうです。なんとも言えない悲しい現実です…。

 

3. 新しい火葬の仕方について

2015年、パシュパティナートの火葬場近くに、電気火葬炉が完成しました。ネパールでは初めての電気火葬炉です。これにより、火葬時間も約1時間前後に短縮され、費用も抑えることができるようになりました。ヒンズー教の人にとって大切な儀式も、これまで通り行うことができるそうです。

日本人にとってはこの火葬方法が一般的ですし、やはり人が焼かれていく状態を見るには、とても辛いものだったので、個人的には良かったと思います。ネパール人の中には本来の方法を好む人も少なからずいるようですが、数年後は電気火葬が普通になっているかもしれませんね。

 

4. すぐに駆けつけよう

ネパールで死に遭遇して、一番大切だと思うことは、死の連絡を受けたらすぐに駆けつけることです。先ほども述べたように、すぐに火葬されてしまうため、すぐに駆けつけないと最後の姿に会うことができないのです。一番辛い火葬の時に、家族に寄り添ってあげることもできません。もちろん全ての人が火葬場に行く必要はありませんし、行きたくてもいけないこともあるでしょう。それで、連絡を受けたら可能な限りすぐに自宅や病院 に向かい、最後の時間を共に過ごすなら、家族にとっても慰めになりますね。

 

5. 葬儀に関する現地の習慣

火葬時に行なう葬儀の習慣はすでに取り上げた通りです。では、それ以外の習慣についても少し見てみましょう。ネパールに来ると全身白ずくめの人に出会うかもしれません。帽子から靴まで全て白です。その場合、その方の近い家族、親や配偶者を亡くされたということを意味します。加えて、男性であれば、髪の毛の一部分だけを残し、残りを全て剃るという習慣があります。

ネパールには、様々な民族がいるため、その民族によって習慣も異なりますが、白い服を1年間着なければいけないとか、亡くなってから決められた期間は、塩など幾つかの食べ物を食べてはいけないなどの決まりがあるようです。でも、これも昔と比べるときちんと全て守っている人は少なくなってきているという話も聞きます。ちなみに火葬場に行く時や、ご自宅を訪問するときに、日本のように香典を持っていくというような習慣はありません。

 

6. 服装について

では、火葬場つまり葬儀に向かう場合、どのような服装をすると良いのでしょうか?その点に関して、ネパールでは特にこれといったマナーはないようです。これまで遭遇した葬式を見ても、連絡を受けた人が、着の身着のまま現地に来ている様子でした。それで、日本のように黒を着なくてはいけないとか、特別に考える必要はありません。大切なのは、その時を共にすることなんですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ネパールの葬儀について少し分かっていただけたでしょうか?死だけでも辛いのに、目の前で焼かれていく姿を見るのは、なんとも言えない経験です。でも、その人の最後まで見届けられるのは、貴重なことかもしれませんね。

 

ネパールの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

1. 亡くなったらその日のうちに火葬!
2. 火葬方法は?
3. 新しい火葬の仕方について
4. すぐに駆けつけよう
5. 葬儀に関する現地の習慣
6. 服装について

 


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