旅行に行くとトイレ事情はおさえておきたいところですよね。日本のように清潔でウォシュレットが付いているトイレは、実は海外では少ないの現状。ミャンマーでもトイレで困ることがないように最低限の知識は持っておくと安心です。
そこで今回は、現地在住の筆者がミャンマーにおけるトイレ事情についてお伝えします!
ミャンマーのトイレ事情!使えない場所など7つの注意事項!
1. ホテルのトイレは外国人でも行きやすい
外国人が泊まるホテルはトイレも綺麗なことがほとんどなので、綺麗なトイレに行きたい場合はホテルのトイレに行くことをおすすめします。
ただ、トイレだけ利用する場合は入り口で荷物のチェックなどを受けなければならないこともあります。大荷物を持っていると入場を断られることもあるので注意して下さい。ミャンマーではトイレ使用料をとられるのは公共のトイレくらいなので、あまり心配はいりません。
2. ショッピングモールやレストランのトイレ
近年ミャンマーにも続々とできているショッピングモールにも比較的きれいなトイレがあります。外国人が行くようなレストランにもトイレがあるので、利用してみて下さい。
ただ、ミャンマーは水式シャワーがあるトイレも多いので、床が濡れていることもよくあります。気になる場合は床の方も見てから入るようにして下さい。
3. ミャンマー語でトイレを借りる時に言う言葉は?
ミャンマーに初めて行った時にすぐ覚えた方が良い言葉の1つに「トイレどこですか?」があります。ミャンマーでは各階にトイレがないこともあるので必ず覚えるようにしましょう。
まず、「トイレどこですか?」は「エインダーベーマーレー?」です。また「トイレありますか?」の「エインダーシーラー?」もよく使います。ミャンマー人は親切な人が多いので、指をさして教えてくれたり、子どもが探しているときには一緒についていってくれることもあります。トイレに行きたい時はこれらのミャンマー語を使ってみましょう。
なお、ミャンマー語の基本的な挨拶については以下の記事にまとめています。旅行前にぜひチェックしてみてください。
4. 日本とミャンマーのトイレ待ちの違い
日本では並んでいるトイレの場合は手前で1列になって並び、空いたところから入っていくところが多いですよね。実はミャンマーでは違います。
まず、日本のように1列に並ぶということはほとんどありません。トイレの個室の前にそれぞれ並びます。中には後ろに並んでいている人が割り込むことも多々あります。日本人としては気分が悪いですが、ミャンマーではあまり気にしないようです。ミャンマーでは入りたいトイレの個室の前に並び、前の人が出たらすぐ入るようにしましょう。
5. トイレボーイやトイレガールがいるトイレも
ローカルの繁盛しているお店ではトイレの入り口のところにトイレボーイやトイレガールが立っていることがあります。トイレまで案内してくれて、終わるとおしぼりをくれるところもあります。人に寄りますが少しチップをあげることもあります。トイレボーイやトイレガールがいるお店はトイレが整っているところが多いので安心です。
なお、親切にしてくれた人にはぜひミャンマー語で感謝の気持ちを伝えてください。以下の記事に色々なありがとうの言い方をまとめていますので、旅行前に一読してみてください。
6. ローカルのトイレ事情
ローカルのレストランや市場はミャンマーの人たちの暮らしが垣間見えて興味もある人が多いでしょう。ただ、トイレに関しては日本と同じようにはいきません。
まず、公衆トイレなどは料金をとられることがあります。値段が決まっているところもありますが、決まっていないところもあります。平均して日本円で10円~20円くらいです。トイレはほとんどが日本で言う和式です。水洗で流すところもありますが、桶に水を汲んで流すところもあります。使い方がわからない時は周りの人に聞いてみて下さい。
ミャンマーでは仏教寺院が沢山あり、そこもトイレはローカル仕様なことがほとんどです。寺院は場所にもよりますが見学にも時間がかかりますので、気になる場合は事前にトイレをすませるようにしましょう。
7. トイレに行く前に用意しておきたいもの
ミャンマーではローカルになればなるほど日本とはかけ離れたトイレ事情に遭遇するため、ある程度事前に用意しておくと安心なものがいくつかあります。
まず1つはティッシュです。ミャンマーでは東南アジアによく見られる水シャワーが便座のサイドに取り付けてあって、そのシャワーで流すのが一般的です。外国人がよく出入りするところはティッシュが備え付けてありますが、ない場合もあるので持って行った方が無難です。できれば水に流れるタイプのものをお勧めします。日本よりも流れが悪い場合があるので、水に溶けるタイプのティッシュの方がより重宝するでしょう。
また、手をふくためのペーパタオルや風圧式のエアータオルもあまりないので、ハンカチも用意しておきましょう。日本のようにウォシュレットがないと困る人は、日本のドラックストアで販売されている使い切り型のおしり洗浄器も重宝します。ミャンマーでは日本と水の性質も異なるので、このようなグッズを持っていると安心ですね。
まとめ
いかがでしたか?
日本とは事情が異なるミャンマーのトイレ事情ですので、まずは外国人が出入りするトイレを使うようにしましょう。ローカルになればなるほどトイレも簡素になっていきますので、気になるようであれば他の場所を使うようにして下さい。水式シャワーも慣れると使うことができますが、ほとんど床がべちゃべちゃになってしまいますので注意して下さい。
ミャンマーのトイレ事情!使えない場所など7つの注意事項!
1. ホテルのトイレは外国人でも行きやすい
2. ショッピングモールやレストランのトイレ
3. ミャンマー語でトイレを借りる時に言う言葉は?
4. 日本とミャンマーのトイレ待ちの違い
5. トイレボーイやトイレガールがいるトイレも
6. ローカルのトイレ事情
7. トイレに行く前に用意しておきたいもの