マレー語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

マレー語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

(C.K. Koay)

マレーシアを訪れるなら、マレー語の月と曜日を覚えておくととても便利です。マレーシアでは英語が大変浸透しているので、マレー語を話せなくても困ることはほとんどありません。しかし、多民族国家のマレーシアでは英会話の中にマレー語や中国語など、本当に色々な言語が入り混じります。特に月や曜日などは民族が異なっていても互いに解かるレベルの基本単語であるだけに、英会話の中でそれだけがマレー語になることもしばしば。

そこで今回は、日本在住ながら数多くのマレーシア人の友人たちとマレー語でコミュニケーションを取れるまでになった筆者が、自身のマレー語学習で培った経験を踏まえて、マレー語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則をご紹介します。

 

マレー語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

 

1. 英語の月を覚える

マレー語の月は、多少発音や綴りは異なるものの、英語とほとんど同じ。先ずは英語の月を覚えてしまって、その上で英語との違いに気をつけることがマレー語の月をマスターするための近道だと言えます。マレー語の1月~12月の綴りと読み方は以下のようになります。

Januari / ジャヌアリ / 1月
Februari / フェブルアリ / 2月
Mac / マッ(チ) / 3月
April / アプリル / 4月
Mei / メイ / 5月
Jun / ジュン / 6月
Julai / ジュライ / 7月
Ogos / オゴス / 8月
September / セプテンバー / 9月
Oktober / オクトバー / 10月
November / ノヴェンバー / 11月
Disember / ディセンバー / 12月

「月」という意味のBulan(ブラン)をつけて、Bulan Januariというように言います。

 

2. 曜日を覚えて一石二鳥

日本語の曜日は太陽、月、惑星の名前に由来しますが、マレー語の曜日はアラビア語の数字が基となっており、日曜日から順にアラビア語の1~7までの数字の呼び方で名付けられています。そのため、あまり馴染みがなく少々覚えづらくはありますが、頑張って覚えれば同時にアラビア語の1~7までの数字もマスターできるのです。マレー語の日曜日~土曜日の綴りと読み方は以下のようになります。

Ahad / アハッ(ド) / 日曜日
Isnin / イスニン / 月曜日
Selasa / スラサ / 火曜日
Rabu / ラブ / 水曜日
Khamis / カミス / 木曜日
Jumaat / ジュマアッ / 金曜日
Sabtu / サブトゥ / 土曜日

「日」という意味のHari(ハリ)をつけて、Hari Ahadというように言います。

 

3. 月と曜日の略し方

他の言語と同じように、マレー語も月と曜日を略して書くことができます。月も曜日も3文字に略し、3文字以内の短いものは略しません。頭文字は必ず大文字で書きます。

▼月の略し方
Januari→Jan
Februari→Feb
Mac→Mac
April→Apr
Mei→Mei
Jun→Jun
Julai→Jul
Ogos→Ogo
September→Sep
Oktober→Okt
November→Nov
Disember→Dis

▼曜日の略し方
Ahad→Ahd(Aha)
Isnin→Isn
Selasa→Sel
Rabu→Rab
Khamis→Kha
Jumaat→Jum
Sabtu→Sab

 

4. フレーズで覚える

月は英語に似ていて覚えやすいけれど、曜日がなかなか覚えられない。そんな時はフレーズで覚えてみてはいかがでしょうか。「花の金曜日」のように、マレー語にも曜日を使ったフレーズが存在します。単語では覚えにくくても、フレーズで覚えれば記憶に残りやすいかもしれません。

Selamat hari Ahad / スラマッ ハリ アハッ(ド) / 良い日曜日を
Blues hari isnin / ブルース ハリ イスニン / ブルーマンデー
Salam Jumaat / サラム ジュマアッ / 花の金曜日

「ブルーマンデー症候群」や「サザエさん症候群」とも呼ばれる憂鬱な月曜日「ブルーマンデー」はマレーシアにも存在します。

マレーシアの場合、州によって公休が異なるのですが、企業が密集する首都・クアラルンプールが位置するセランゴール州を含むほとんどの州で土日がお休みであることから、このフレーズが浸透しています。

ちなみに、月や曜日を訪ねる場合はこのように言います。

質問: Bulan apa sekarang? ブラン アパ スカラン? / 今は何月ですか?
答え: Bulan Januari. ブラン ジャヌアリ / 1月です。

質問: Hari ini hari apa? ハリ イニ ハリ アパ? / 今日は何曜日ですか?
答え: Hari Isnin. ハリ イスニン / 月曜日です。

Apaは「何」という疑問詞、Sekarangは「今」、Hari iniは「今日」という意味です。

 

5. 生活にマレー語の月、曜日を取り入れてみる

筆者の場合、曜日を覚えるために、毎日見る会社の卓上カレンダーの曜日のところにマレー語で曜日を書いていました。常に視界に入り、また、予め印字されている日本語(あるいは英語)の曜日とマレー語の曜日がセットで脳に刻まれるため覚えるのに大変効果的でした。

もし、スマホの基本操作を日本語ガイドなしで覚えているなら、スマホの言語設定をマレー語に変更してみるのも効果的です。

 

6. マレーシアのテレビやラジオを活用する

日本のテレビ番組やラジオ番組でもそうですが、番組の合間に入るCMなどは月と曜日の宝庫です。「10月1日 日曜日、お見逃しなく!」や「毎週月曜日から金曜日」といった番組告知は月や曜日の発音も確認でき、月・曜日をマスターするのに大変有効です。リスニングの学習にも大変役立ちますよ。

マレーシアのテレビやラジオはパソコンやスマートフォンなどからストリーミング放送で簡単に視聴することができます。

 

まとめ

いかがでしたか?
学校の勉強のようにただただ月や曜日を暗記するだけではなかなか覚えられませんし、そのうちマレー語が嫌いになってしまうかもしれません。

月や曜日は生活に密接した単語だからこそ、普段の生活に取り入れつつ、無理なく、楽しくマスターしていきましょう!

 

マレー語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

1. 英語の月を覚える
2. 曜日を覚えて一石二鳥
3. 月と曜日の略し方
4. フレーズで覚える
5. 生活にマレー語の月、曜日を取り入れてみる
6. マレーシアのテレビやラジオを活用する

 


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