イタリアもハロウィンでコスプレする?現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

イタリアもハロウィンでコスプレする?現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

イタリアのハロウィンは日本とは異なるイベントになっています。日本では仮装して楽しむ若者が中心ですが、イタリアでもコスプレしたりするのでしょうか。そこで今回は、現地在住の筆者が実際に見て感じたイタリアのハロウィンを日本のハロウィンと比べながらご紹介します。

 

イタリアもハロウィンでコスプレする?現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

 

1. イタリアのハロウィンで仮装するのは子供だけ

日本では大人も子供もコスプレを楽しんでいるハロウィンですが、イタリアではコスプレした大人を外で見かけることはほとんどありません。イタリアではハロウィンパーティーは幼稚園のイベントの一つとして行われることが多く、子供達が仮装して家族一緒にパーティーに出かけますが、両親が仮装することはありません。

筆者がイタリアで唯一参加したことがあるハロウィンパーティーも幼稚園が主催した子供のためのものでした。アメリカのように子供達がお菓子をもらいに家を訪ねてまわることはありません。

 

2. イタリアで仮装といえばカーニバル

イタリア人にとって仮装といえばハロウィンではなく2月のカーニバルで、イタリア語ではカルネヴァーレ(Carnevale)、日本語で謝肉祭と言います。キリスト教での大切なお祭りパスクワ(復活祭)の前の40日間はクァレジマ(四旬節)と言い、神と自分の信仰について深く考え自分を浄化する期間です。伝統的にこの期間は食べることを節制するなど禁欲の期間とされています。

元来カルネヴァーレはこの期間を迎える前に肉を食べ納めるお祭りです。ヴェネチアではカルネヴァーレの時期には中世の貴族の衣装を身につけた人たちでいっぱいになり、街中がまるで仮面舞踏会のようになる光景は見事です。かなり気合の入った本格的な仮装をする人もいれば、仮面やアイマスクで簡単に仮装を楽しむこともできます。

 

3. イタリアではハロウィンは祝日の前夜祭

ハロウィンは10月31日ですよね。イタリアではその翌日11月1日が諸聖人の祝日として休みなので、祝日の前日に当たるハロウィンの日は夜遅くまでみんなでワイワイ飲みたいという人が多いのです。

そのためバーなどでは店員がハロウィンの仮装をしてちょっとしたパーティ気分を演出して、みんなで飲んで楽しむというのが大人のハロウィンの楽しみ方です。日本のようにハロウィンが定着しているわけではないので、ハロウィン気分が味わえるバーは限られています。

 

4. ハロウィンよりも11月1日と11月2日の方が大切

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イタリアでは11月1日は諸聖人の日(Tutti i Santi)という祝日で、聖人や殉教者に祈りを捧げる日になっています。諸聖人の日とハロウィンの関係には諸説ありますが、アイルランドやケルトでは諸聖人の日の前夜はハロウイブ(Hallows Eve)と呼ばれ、キリスト教が伝来する前から精霊を祭る夜でした。

19世紀にアメリカに移民が移り住んだときにこの習慣を持ち込み、ハロウイブ(Hallows Eve)がなまってハロウィン(Halloween)になったとも言われています。またその翌日の11月2日は死者の日(Giorno dei Morti)と呼ばれ、白い菊の花を持って亡くなった方に祈りを捧げるためにお墓参りに行く日本のお盆のような日です。

 

5. この時期ならではのお菓子

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最近はイタリアでもハロウィンのためのお菓子を見かけることもありますが、この時期は死者の日のための伝統的なお菓子が各地にあります。死者の骨(Osso dei Morti)という物騒な名前のビスケットは色々な地方で見られます。名前の通り骨の形をしたビスケットで、お店によってレシピは異なりますが一般的にはアーモンドの粉がたくさん使われていて美味しいです。

ヴェネチアでは死者のソラマメ(Feve dei Morti)という名前のソラマメの形をした色とりどりのビスケットがあります。またミラノでは死者のパン(Pane dei Morti)という名前でパンというよりは柔らかいクッキーのような食感のお菓子がこの時期だけ登場します。カカオパウダーが使われて本体は黒く、まわりに粉砂糖がまぶしてあります。

 

6. イタリアでハロウィンの気分を味わうなら

この時期たまたまイタリアに旅行することになり、せっかくなので少しでもハロウィン気分を味わいたいという人はなるべく大きな都市に滞在するといいでしょう。ハロウィンは外国文化なので外国人が多いところの方が比較的ハロウィンで盛り上がっています。日本とは違ったハロウィンの様子が見れるのは貴重な経験になりますよね。

ハロウィン気分を盛り上げるには、ハロウィングッズがおすすめです。日本では色々なところで買うことができるハロウィングッズですが、イタリアではそうはいきません。日本の100円ショップのようにイタリアにも全て1ユーロのお店があり、ここで簡単なハロウィングッズなら手に入ります。

 

まとめ

いかがでしたか?
イタリアのハロウィンの様子は日本とはちょっと違いますよね。イタリア滞在を計画する際にはぜひここでの情報を参考にしてみて下さい。ハロウィンの時期にイタリアに滞在するなら、11月2日の死者の日のことを頭に入れておくといつもと違うイタリアが見れます。またイタリアで思いっきりコスプレしたいという人はハロウィンよりカーニバルの時期の方がオススメですよ。

 

イタリアもハロウィンでコスプレする?現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

1. イタリアのハロウィンで仮装するのは子供だけ

2. イタリアで仮装といえばカーニバル

3. イタリアではハロウィンは祝日の前夜祭

4. ハロウィンよりも11月1日と11月2日の方が大切

5. この時期ならではのお菓子

6. イタリアでハロウィンの気分を味わうなら

 


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