イタリアとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

イタリアとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

一級の観光、グルメ、ショッピングを提供する魅力の尽きないイタリア。世界中の人たちに常に人気のある素晴らしい国です。ヨーロッパ南部に位置し、地中海に突き出た長靴の地形をしたイタリア半島はすでにお馴染みです。北部から南部まで都市ごとに個性があるイタリアは、古代ローマ帝国やルネッサンス時代に残された重要建築物をはじめとする49(2014年7月現在)の世界遺産を世界一誇っています。それらの歴史物を筆頭にパスタやピザ、そしてジェラートもイタリアの代名詞ですね。熱狂的なサッカーセリエAは一度ご覧になりましたか?洗練されたファッションや高級スーパーカー、フェラーリやランボルギーニなどの主な発祥地であることもいうまでもありません。そんなエンターテイメントに満ちたイタリアをこよなく楽しんでみませんか?日本からのフライトは直行便を利用して容易にアクセスできます。ここではさっそく効率的なイタリア旅行の交通手段をご紹介します。

 

イタリアとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

 

1. イタリアとの時差は7~8時間

イタリアでは日本とは異なり、夏時間、冬時間がそれぞれ一年間に設けられます。通常夏時間は3月の最終日曜の午前2時に時計は1時間進み、時差はこの時7時間となり午後の9時くらいまで明るい状態になります。電気の節約の意味で実行されるいわゆるサマータイムが始まり、10月の最終日曜まで継続します。一方冬時間は、10月最終日曜の午前2時になると時計の針が1時間逆戻りし、午前1時に合わせます。この時点で冬時間が始まり、日本との時差は8時間となります。

イタリア国内では時差がありませんが、旅行時期は必要でない限り上記の夏・冬時間の切り替わり日を避けたほうがよいでしょう。旅行中に時計や、モバイル、カメラなどの時間設定を改めて変更する手間が省けます。また電車やイタリア国内線、その他アポイントなどの定刻の予約が設定されている場合など時間へのトラブルを防ぐことができます。

 

2. イタリアへのフライト時間は約12時間半

日本からイタリアへは直行便で約12時間半、乗り継ぎで約14時間~18時間かかり日本出発同日に到着します。基本的に偏西風のため、往路は復路より多少時間がかかります。成田国際空港と関西空港(ローマのみ)からアリタリア航空(AZ)がミラノ(マルペンサ国際空港)、ローマ(フィウミチーノ国際空港、通称レオナルド・ダビンチ国際空港)へ直行で運行しています。また2014年4月からは、成田国際空港とヴェネツィア(マルコ・ポーロ国際空港)間の運行が始まり、約15時間でのフライトでイタリアへのアクセスがさらに便利になりました。乗り継ぎの場合は、アジア経由とヨーロッパ経由がありますがヨーロッパ経由のほうが時間のロスが少なく、効率よく旅行プランが立てられます。

 

3. 直行便と乗り継ぎ便の比較

◆直行便・・・初めてのイタリア旅行者や快適な旅をしたい人におすすめです。メリットはかなりあります。まず乗り継ぎの飛行機に乗り遅れの心配がないのと、スーツケースが目的地まで到着するかという心配が無用です。無駄な時間のロスや疲労も少なく乗り継ぎゲートなどの場所を頭にたたきこむ必要もありません。大抵イタリアへの到着時間は夕方ですが、夏に旅行を計画すれば、イタリアの夏時間シーズンは日照時間が長いので空港からホテルへの移動など安心して行動できます。ただし、外出中は常に気を緩めずに周囲に気をつけましょう。

◆乗り継ぎ便・・・直行便に比べチケットは安めに購入できますが、大幅な時間のロスが難点です。また乗り継ぎの飛行機へ荷物が渡らず、乗客がスーツケースなしに目的地に到着する話はたびたび耳に入ります。しかしこの乗り継ぎ便も欠点ばかりではありません。イタリアへ直行約12時間座ったきりにならず、少し手前で休憩をとることができます。もう一つ他の国の空港の雰囲気も味わえますね。時間にゆとりのある人やアドヴェンチャー好きな人におすすめです。主にフランクフルト、ヘルシンキ、パリ、ウィーンなどヨーロッパの主要都市を経由するのが一般的です。たくさんの航空会社が運行しているので、個人にあった選択をしましょう。ただし航空会社により乗り換え時間が1時間など、極端に時間の幅が狭かったり、2回の乗り継ぎ、また30時間以上を要する行程は避けたほうがよいでしょう。基本的に日本からはお昼ごろに出発し、乗り継ぎの各都市から1時間~3時間でミラノへ同日夕方18時頃到着します。ミラノを経由してローマへ行く場合はミラノから更に3時間プラスすればよいでしょう。

 

4. イタリアの主要空港は2つ

海外からイタリアに到着する主な都市はミラノとローマです。ミラノのメイン空港は中心地から北西約40kmにあるマルペンサ国際空港と、主にヨーロッパ及び近隣国の発着がメインとなるリナーテ空港(7.8km南東)があります。ローマのメイン空港、フィウミチーノ国際空港(別称:レオナルド・ダビンチ国際空港)はローマ中心地からティレニア海へ向けた南西約25kmの場所に位置しております。マルペンサ国際空港同様、年間を通して世界各国からの旅行者を歓迎します。またローマ中心地から約12km南東にあるチャンピーノ空港はもう一つのローマへの玄関口です。ミラノのリナーテ空港同様規模は小さめですがヨーロッパ周遊及び近郊などに大きな役割を果たしております。

日本からイタリアへ直行便で入国する際は、マルペンサ国際空港かフィウミチーノ国際空港着となりますが、ヨーロッパの主要都市で乗り継ぎのある航路の場合、ミラノ着ならリナーテ空港、ローマ着であればチャンピーノ空港などがそれぞれ空港が小さい分時間に無駄がなく、特にはじめてのイタリア入国者には迷わずスムーズに空港を利用できるでしょう。

 

5. ショーペロ(ストライキ)について

イタリアはストライキが頻繁に起こります。交通網をはじめ、銀行、病院、ヴェネツィアのゴンドラまでもストライキしてしまう状態です。海外からの旅行者にとってはイタリアの交通機関がストップしてしまうと手の打ちようがありません。従ってこの不便さを避けるためにインターネットなどで事前に情報を収できればそれに越したことがないのですが、中には一年も前から飛行機の予約を強いられる時期に旅行する人にとっては不可能なことです。ここでアドバイスできることは、大抵イタリアのストは金曜日に行われることが多いので念のため、往路この日を避けることをお勧めします。ただしお国柄上、突然のストもありうることも心に留めておきましょう。

 

まとめ

憧れの国イタリアとの時差、フライト情報がお役に立てられましたでしょうか?これらの情報を有効に利用し、個人の目的にあった楽しいイタリア旅行のプランを立てましょう。海外旅行に起こる時差ボケはやむをえませんが、日本とイタリア間のフライトの発着時間はかなり都合よく組まれております。最近では大手航空会社に加え、格安航空などが出回りイタリア旅行を検討するのたくさんの選択があります。ここで紹介した情報を駆使して理想的な旅行にしましょう!Buon Viaggio!

 

イタリアとの時差を分析し最高の旅行にする5つのポイント

1. イタリアとの時差は7~8時間
2. イタリアへのフライト時間は約12時間半
3. 直行便と乗り継ぎ便の比較
4. イタリアの主要空港は2つ
5. ショーペロ(ストライキ)について


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