イタリア語で動物の鳴き声オノマトペ!おもしろ擬音語20選!

動物はイタリアでも日本でも同じように鳴いているはずですが、イタリア語だと違う表現で鳴き声を表します。しかもイタリア語では動物ごとに「鳴く」という動詞があるのです。

そこで今回は、現地在住の筆者が、イタリア語のオノマトペをご紹介します。

 

イタリア語で動物の鳴き声オノマトペ!おもしろ擬音語20選!

 

1. 犬(cane) / Baubau / バウバウ

イタリアではたくさんの人が犬を飼っています。小型犬よりも中型犬や大型犬の方が人気です。

イタリアにはドッグランのある公園も多く、鎖を外してのびのび散歩させることができます。郵便局やお店など犬を連れて入れるところは日本よりもかなり多いです。イタリアでは色々なところに犬と一緒に行けるので犬好きにはたまりませんね。

一方で、犬が怖いという人は日本よりも大変な思いをするかもしれません。イタリア語の鳴き声は日本語よりも強そうな犬のイメージです。犬が吠えることは、abbaiare(アッバイアーレ)と言います。

犬がうなったり、歯をむき出しにして吠えるときには、ringhiare(リンギアーレ)という動詞を使います。小声でクンクン鳴くときには、guaiolare(グアイオラーレ)です。日本語では鳴き方の違いは擬声語を変えて表しますが、イタリア語では動詞自体を変えて表します。

2. 猫(gatto) / Miao / ミィアオ

猫を飼っている人もイタリアにはたくさんいます。イタリアのマンションでは犬や猫を飼うことが禁止されている物件は少ないのです。家族で飼っている場合には1匹ではなく数匹の猫を家の中と外を自由に行き来させて飼っている家が多いです。

猫の鳴き声はイタリア語も日本語とほとんど変わりません。猫が鳴くことは、miagolare(ミャゴラーレ)です。これは鳴き声からイメージしやすい動詞ですね。ゴロゴロのどを鳴らすのは、ronfare(ロンファーレ)になります。フーと鳴くのは、soffiare(ソッフィアーレ)で人が息を吹くのと同じ動詞を使います。

3. オオカミ(lupo) / Auuuuhhh / アウー

オオカミが吠えることは、ululare(ウルラーレ)と言います。この動詞は人が泣き叫ぶときに使うのと同じです。

なお、イタリア語で驚いた時に使うフレーズを以下にまとめていますので、こちらも合わせて読んでみてください。

イタリア語のOh my god!びっくりした時に使うフレーズ10選!
イタリア語には、英語の「oh my god!」や、びっくりして「なんてことだ!」と叫ぶような時に、様々なスラングが使われます。ただ、イタリア語をまだ勉強中の人が真似して使ってしまうのはあまりおすすめできません。そこで今回は、現地在住の筆者が、誰でも安心して使える、びっくりした時に使うフレーズをご紹介します。

 

4. 牛(bue) / Muuu / ムゥー

日本語と鳴き声は少し違いますが、イメージは一緒ですよね。牛が鳴くことは、muggire(ムッジーレ)です。鳴き声と似ているので覚えやすいですね。

5. 豚(maiale) / Oink oink / オインクオインク

豚の鳴き声は英語と一緒です。日本語のブーブーが特別なのでしょうか?豚がブーブー鳴くことは、grugnire(グルングニーレ)と言います。

6. ひつじ(pecora) / Beee / ベエェ

日本語のメェーよりもイタリア語の方が実際の鳴き声に近いのではないでしょうか?羊が鳴くことは、balare(べラーレ)です。

7. ヤギ(capra) / Beee / ベエェ

ヤギは鳴き声だけでなく、動詞もひつじと同じbalare(べラーレ)を使います。

8. 馬(cavallo) / iiih / イー

イタリア語ではhは発音しません。日本語の鳴き声ヒーンからhを除いて発音すると似ているとも言えますね。馬がいななくことを、nitrire(ニトリーレ)と言います。

9. 象(elefante) / iiih / イー

象の鳴き声も馬と一緒ですが、動詞はbarrire(バリーレ)を使います。

10. 虎(tigre)

イタリア語には虎の鳴き声を表すものがありません。虎が鳴くことは、bruire(ブルイーレ)です。

11. ライオン(leone)

ライオンもイタリア語には鳴き声を表すものがありません。ライオンが鳴くことは、ruggire(ルッジーレ)と言います。

12. ネズミ(topo) / Squit squit / スクィットスクィット

日本語のチューチューよりも、英語の鳴き声のsqueak squeak(スクイーク スクイーク)に近いです。 ネズミが鳴くことは、squittire(スクゥイティーレ)です。

13. カラス(corvo) / Cra cra / クラックラッ

日本語のカーカーとはずいぶん違いますね。カラスが泣くことは、gracchiare(グラッキアーレ)と言います。

14. フクロウ(gufo)

フクロウもイタリア語では鳴き声がありません。フクロウが鳴くことは、gufare(グファーレ)です。

15. 蚊(zanzare) / Zzz / ズズズ

日本語のブーンという表現とは少し違いますね。蚊がブーンとうなって鳴くことを、ronzare(ロンザーレ)と言います。

16. カエル(rana) / Cra cra / クラックラッ

イタリア語では何故かカラスと同じ鳴き声になります。日本語のゲロゲロやグワッグワッより軽い響きの鳴き声ですね。カエルがゲロゲロ鳴くことは、gracidare(グラチダーレ)です。

17. ハト(piccione) / Gru gru / グルグル

ハトは日本語のポッポーやクックーより重い響きの鳴き声です。 ハトが鳴くことは、grugare(グルガーレ)と言います。交尾期などに鳴くときは、tubare(トゥバーレ)です。

18. ひよこ(pulcino) / Pio pio / ピオピオ

ひよこの鳴き声は日本語と同じです。ひよこが鳴くことは、pigolare(ピゴラーレ)と言います。

19. にわとり(gallo)オス (gallina)メス / Chicchirichì オス Coccodè メス / キッキリッキー コッコデェ

にわとりはイタリア語では雄鶏と雌鶏で呼び方が違います。また鳴き声も全く違います。雄鶏が鳴くことは、chicchiriare(キッキリアーレ)です。雌鶏が鳴くことだけを表す動詞はないのですが、にわとり全般が鳴くとこを、schiamazzare(スキアマッザーレ)と言います。

20. アヒル(anatra) / Qua qua / クアックアッ

日本語のガーガーとは少しだけ違います。アヒルが鳴くことはにわとりと同じで、schiamazzare(スキアマッザーレ)です。

 

まとめ

いかがでしたか?
日本語と鳴き声が全く違うものもあり比べてみると楽しいですよね。また鳴き声から覚えやすい動詞もたくさんあるので、こうしてイタリア語のボキャブラリーを増やしていくのおすすめですよ。

 

イタリア語で動物の鳴き声オノマトペ!おもしろ擬音語20選!

1. 犬(cane) / Baubau
バウバウ

2. 猫(gatto) / Miao
ミィアオ

3. オオカミ(lupo) / Auuuuhhh
アウー

4. 牛(bue) / Muuu
ムゥー

5. 豚(maiale) / Oink oink
オインクオインク

6. ひつじ(pecora) / Beee
ベエェ

7. ヤギ(capra) / Beee
ベエェ

8. 馬(cavallo) / iiih
イー

9. 象(elefante) / iiih
イー

10. 虎(tigre) /

11. ライオン(leone) /

12. ネズミ(topo) / Squit squit
スクィットスクィット

13. カラス(corvo) / Cra cra
クラックラッ

14. フクロウ(gufo) /

15. 蚊(zanzare) / Zzz
ズズズ

16. カエル(rana) / Cra cra
クラックラッ

17. ハト(piccione) / Gru gru
グルグル

18. ひよこ(pulcino) / Pio pio
ピオピオ

19. にわとり(gallo)オス (gallina)メス / Chicchirichì オス Coccodè メス
キッキリッキー コッコデェ

20. アヒル(anatra) / Qua qua
クアックアッ

 


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