オランダへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

オランダへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

美しい風景と安定した経済で移住地として人気のオランダ。ヨーロッパの中でも比較的安全で、国民性や気候においても実は日本人にとても相性が良いです。そこで今回は、オランダ駐在経験のある筆者から、オランダへ移住する際に知っておいて欲しいお話をご紹介します。

住みやすい都市や文化の違い、おすすめポイントなどを詳しく解説しますので、ぜひ移住検討のヒントにしてください。それではご覧ください。

 

オランダへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

 

1. 一番住みやすいのはアムステルダム

日本人にとって最も住みやすいのは首都・アムステルダム。日本人以外の移民も多く、生活をする上で不便になることはありません。地下鉄や市電、路面電車が網羅的に運行しているため市内に出るのもアムステルダムの空港に出るのも便利。住宅地には大きいスーパーマーケットもあり、日本食を扱うお店やレストランもたくさんあります。「アムステルダムで絶対行きたいおすすめカフェ・レストラン7選!」におすすめレストランをまとめましたので、是非一読ください。

また、アムステルダムの隣町に位置するアムステルフェーンも日本人に人気の都市。アムステルダム中央駅からトラムで50分ほどの場所にあり、日本人やインド人などアジア系の移民が多く住んでいる街です。

 

2. 美しい風景が何よりもおすすめ

オランダの魅力はなんといっても、郊外でも都市部でも見られる美しい自然。アムステルダム郊内でも緑豊かな自然公園が存在し、水路の風景とマッチした穏やかな風景を楽しむことができます。都会から離れれば、風車のある風景や牛や馬たちがのんびり牧草を食む牧歌的な風景も。都市部の観光地の風景も美しいもので、石畳を歩きながら古くから残された建物を眺めるのも、ぜいたくな時間となるでしょう。アムステルダムの観光地では、水路と羽根橋を鑑賞しながら歩けるスポットが満載。

 

3. 都市部ならオランダ語は必要ない

オランダの住みやすさの理由は、言葉の壁が薄いことにもあります。オランダ語を話すのは、一部のベルギー人やルクセンブルク人を除けば、オランダ人のみ。オランダの人々はオランダ語が少数民族語であることをよく知っているため、英語やドイツ語が堪能です。もともと英語、ドイツ語はオランダ語と同じルーツを持ち、似ていることも手伝って、一部の地方都市を除けば、多くの人が英語を話すことができます。都市部なら英語の対応で冷たくされるということもないので、英語さえ問題なく使えれば、かなり住みやすい国といえます。

 

4. 湿度が低く比較的過ごしやすい気候

オランダは中欧ヨーロッパ、アムステルダムは北部に位置していながら、気候的に過ごしやすい土地です。ヨーロッパ全体に言えることですが、湿度が日本ほど高くないので夏場は快適。気温もそれほど高くならないのが特徴です。冬もドイツやオーストリアのようにアルプスに面した国ほど温度は下がりません。アムステルダムの冬の平均気温は8℃ほどで東京と同じくらい。しかも、部屋の中はセントラルヒーティングシステムで24時間建物自体暖めており、かなり快適に過ごせます。

ただし、オランダの冬は日照時間が極端に短く、曇り空がほとんど。1日にだいたい一度は雨が降るという気候なので、冬でも太陽の恩恵に預かる私たち日本人には慣れない天気も多いです。オランダの天気については「オランダの天気を徹底調査!旅行前に知りたい7つの特徴!」に特集していますので、チェックしてみてください。

 

5. 食生活で困ることはまずない

海外生活で困るのは食生活。オランダのスーパーマーケットでは安価で野菜や果物、肉や乳製品が手に入ります。アムステルダムなど、海に近い地域なら、新鮮な魚を楽しめるため、食生活で日本人が困ることはないでしょう。特に、日本では高いチーズやワインが安いのは嬉しいところ。オランダでワインとワインに合うチーズを探してみるのも良いですね。

なお、オランダの美味しい料理は「現地で絶対食べたいおすすめオランダ料理11選!」に詳しく解説しています。訪れる前に事前チェックすることをおすすめします。

 

6. 日本ほどの便利さはなし

経済的に安定しており、ヨーロッパの中では住みやすいオランダですが、日本ほどの便利さはありません。日曜日は、一部を除いたスーパーマーケットやデパートなどは営業しないように定められています。日本でいうコンビニエンスストアのように年中無休24時間営業のお店はないので、食材を切らしてしまったときは非常に不便です。また、予告なく電車が遅れることも日常茶飯事。常に時間には余裕を持って行動する必要があります。

 

7. 空気は読めないし読まない国民性

外国では日本人特有の「空気を読む」「相手を慮る」という努力はあまりなされません。自分の言いたいことは口に出さなければ伝わらないことを覚えておきましょう。特にオランダ人は「発言しないということは、何も考えていないということ」という意識を強く持っています。察してもらうのを待つより、自分から発信することが必要です。

ただ、真面目にコツコツする習慣は日本人と近いです。オランダ人については「オランダ人の性格調査!仲良くなるために必要な7つのコツ!」にまとめましたので、移住後良い関係を築けるよう彼らの性格や文化を事前に確認しておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
オランダは日本人にとって慣れないことも多いものの、気候面でも食事の面でも住みやすい国。風車や水路のある風景の中で、オランダの文化に溶け込みながら快適に暮らしていただければ幸いです。Welkom!(ようこそ!)

 

オランダへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

1. 一番住みやすいのはアムステルダム
2. 美しい風景が何よりもおすすめ
3. 都市部ならオランダ語は必要ない
4. 湿度が低く比較的過ごしやすい気候
5. 食生活で困ることはまずない
6. 日本ほどの便利さはなし
7. 空気は読めないし読まない国民性

 


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