中国人マナー分析!仲良くするために必要な7つの知識

中国人マナー分析!仲良くするために必要な7つの知識

多くの日本人にとって中国の人に対するイメージは決して良くないのではないかと思います。中国に関する報道についてはマイナスイメージな事象を誇張して報道するマスメディアの傾向が拍車をかけています。大陸の人たちですから、自ずと島国日本とは国民性に違いはあります。それでもわが国の多くの基礎インフラは、いにしえに中国から伝来して来たものばかりです。現代中国人に欠けているマナーの感覚もありますが、日本人にはなかなか見えない気遣いのマナーもちゃんとあります。今回は、現代中国人と仲良くするために必要な知識をご紹介します。



 

中国人マナー分析!仲良くするために必要な7つの知識

 

1. まずリスペクトする事が肝要です

私たち日本人が一番意識して欲しいのは文字です。漢字は中国で発明されて日本に伝来して来ました。日中両国はこの漢字を現在も母国語の基本文字として使用している共通文化を有しています。現在中国では日本で使用している漢字と同じ字もありますが、基本的には簡略化された簡体字を使用しています。台湾では日本で使用している漢字よりも複雑な繁体字を使用しています。若干違いがあるにせよ、基本構成は同じ漢字を共通文字として使用している関係です。事ほど左様に漢字以外にも仏教、絵画、書、音楽、農業、建築、律令など、多くの事象が中国から伝来しています。つまり中国は日本の先生に当たります。先ずそう認識すると、中国の人たちに感謝する気持ちが芽生えます。こういうリスペクトする気持ちを持って彼らと接する事が、仲良くする為に絶対的に必要な心構えと言えます。

 

2. 古来の文化と現代のギャップ

中国は悠久の歴史を有する国。長い年月をかけて独自の文化を築いて来た歴史ある国です。書、水墨画、音楽、建築、お茶、食など、落ち着いて心を落ち着かせる文化を育んで来た国です。風流なアジアを形作って来ている国です。一方で現代中国の大都市を訪れると、先進国と変わらない現代的で活気ある街の姿を目にします。風流な文化国家中国と、世界第二位のGDPを誇る経済大国。ギャップを感じざるを得ません。古来の中国と現代的中国と換言する事もできます。この差はどこから来るのか。経済的な観点からの評価は別にして、マナー面のギャップについて考えてみます。筆者は、中華人民共和国建国後に行われた最大の愚作、文化大革命にあると考えています。中国共産党にとって目障りな知識層を徹底的に糾弾し排除した中国史上最悪の政策が、古来の文化、慣習、道徳的価値を破壊し尽くした結果、それまでに数千年かけて熟成してきた風流な文化も壊されたと考えています。

その結果、一般常識的なマナーも破壊されて革命的思想のみが美徳となり、いわゆる自由主義圏で当たり前の基本的なマナーも破壊されたのだと考えています。水墨画の世界に表現されている様な静寂で高貴な文化的価値を有する国家が、マナーを無視した国民であるはずがありません。全てはたった数十年前に壊されたのであって、現代中国国民が悪いわけではないのです。中国の一般市民も被害者なのです。マナーを知らずに育てられたのです。それでも庶民生活の末端には日本人の行わない気遣いのあるマナーが存在しています。

 

3. 乾杯は杯を飲み乾す事と心得たり

日本では会食の折に行う乾杯では、最初に口を少しつけるだけで飲み乾しません。ところが中国では、乾杯を言ったら杯のお酒を全て飲み乾します。読んで字の如くで、乾杯は杯を乾す事なのです。会食では必ず行われる日中同様の所謂儀式ですが、日中では内容が異なります。中国の会食時に日本式の乾杯、つまりお酒を飲み乾さないのはマナー違反になりますから、ご注意して下さい。

 

4. お酒は一人で飲んではいけません

乾杯の後、日本では食事をしながら勝手にお酒を飲みますよね。周囲の人にお酒を注ぐこともありますが、自分で飲むのは基本的に自由です。ところが中国では、自分がお酒を飲みたくても、勝手に一人で飲むのはマナー違反なんです。自分がお酒を飲みたくなったら、周囲の誰かにお酒を飲みませんかと促して、必ず先ず相手にお酒を注ぎ、その後に自分にお酒を注がなければなりません。日本では、コップに入ったビールなどは食事の合間や会話の合間に自分で勝手に飲むと思いますが、これが中国ではマナー違反になります。とにかく自分はさておき相手が優先。あんなに自分勝手に見える中国の人たちですが、実は謙虚なんです。意外でしょう?

 

5. タバコも一人で吸ってはいけません

中国の男性はとにかくタバコ好きです。日本では喫煙率は年々減少していますが、中国ではまだ多くの男性がタバコを吸います。お酒と同様にタバコにも吸う時のマナーがあります。基本的にはお酒を飲むのと一緒です。日本ではタバコは自分勝手に吸えますが、中国でタバコを吸う時はお酒と同様に必ず先ず周囲の誰かに自分のタバコを勧めて、自分のタバコを相手に差し上げ火をつけてあげて、それから自らがタバコを吸います。相手がタバコを吸わない人であったら勧めても強要せずに、そうですかと認めて、自分が吸います。お酒のマナーと全く一緒です。自分は後で相手が優先。勝手そうに見える中国の人たちですが、本当は謙虚なんです。

 

6. お酒やお茶を入れて頂いたら手先でお礼

お酒やお茶を他人から注いでもらったら、手先でお礼の表現をします。基本手先をテーブルにおいて握り、人差し指と中指を少し立てて、両指先を曲げて何度かテーブルを軽く叩きます。頭を垂れていることを模していると言われています。軽く「謝謝」と発すると尚ベターです。

 

7. うるさい、並ばない、捨てる

中国人の一般的な悪いマナーはこの三つです。声が大きく、列に並ばず、物をどこにでも捨てる。日本人から見るととても嫌な事に映りますよね。良いことではないですが、これにも理由があると思います。声が大きく一杯しゃべるのはストレス発散だと思います。ご承知の通り共産主義国家ですから、自由主義国家では理解できない事ですが言えない事が山ほどあります。日本では政治家の批判をする事も自由ですが、中国では許されざる事なんです。一見すると自由主義国家と変わらない生活に見えますが、抑圧されている事が多々あるのです。日本人にはわからないストレスが一杯あるんです。発散の一つが大きな声でしゃべくりまくる事ではないかと筆者は見ています。

列に並ばないことですが、並んでいたらいつまで経っても自分の番がやって来ない程人がたくさんいる国なんです。だからって良いわけは無いのですが、日本人には本当に理解に苦しむことで、共産主義というのは一般市民にサービスなどまずしないんです。日本でさえお役所仕事と言う言葉ある位に行政サービスは民間とは比較になりませんが、共産党一党独裁というのは彼らの都合で仕事が完結されてしまうのです。つまりお上が決めた事が全てで下々はそれに従わなければならないという江戸時代みたいな日常なんです。文句は言えない社会。しかし多くの人が生活する社会。そこで生き抜くには自分を優先に考えないと生き抜けないのです。決して良い事ではありません。しかし、多くの中国の人たちはそうして生きて来た事実があります。ですから、それが習慣化しているので、我々日本人から見たら単なるマナー知らずに見えてしまいます。捨てるというのは、共産主義国家とは違う側面な気がします。典型的なのは、果実の種の食べ方です。中国の人たちは果実の種を食べるのが好きなんです。ひまわりの種やかぼちゃの種などよく食べられています。基本的な食べ方は種を歯で割って中身だけを食べるのですが、歯で割った種の殻は地面に捨てるのが一般的です。割った殻をテーブル上にある容器に入れるのではなく、床にそのまま捨てるのが習慣なんです。その延長戦上に様々な物を捨てるという習慣になっている気がします。これも良い事とは言えない事だと思います。

こうしてみると、三大悪癖も、それなりに理由があるのです。それでも、経済力が付いて来て、海外旅行に多くの中国の人たちが出向くのですから、世界的なマナーに合わせる必要があります。海外に多くの中国の人たちが出かける時代になりましたから、徐々にそのマナーも世界標準に変わっていく事でしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
一見マナーが良くないと思われてしまう中国の方たちですが、それにはそれなりに理由がありますし、中国には中国ならではのマナーもちゃんとあります。お互いの国のマナーや成り立ちを知って接する事ができると、無用の軋轢を生む事無く、仲良くなれると思いますので、ご参考にされて下さい。

 

中国人マナー分析!仲良くするために必要な7つの知識

1. まずリスペクトする事が肝要です
2. 古来の文化と現代のギャップ
3. 乾杯は杯を飲み乾す事と心得たり
4. お酒は一人で飲んではいけません
5. タバコも一人で吸ってはいけません
6. お酒やお茶を入れて頂いたら手先でお礼
7. うるさい、並ばない、捨てる

 


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